先日カメラを SONY の α6400 から α6600 に買い換えたました。最初に α6400 を購入した時には価格差の分の違いが果たしてあるのだろうかと思っていましたが、実際に α6600 の方を使い始めてみると、ボディ内手ぶれ補正機構の搭載という目玉以外にも色々な面で使いやすくなっており、思い切って買い換えてしまって良かったと思っています。α6600 自体については以下レビュー記事をどうぞ! α6400 を買った時のキットレンズだった「SELP1650」は既に手放してしまったので、レンズについては今は以下の 2点を使っています。望遠ズームと広角ズームは早めに欲しいなあ・・・。
今回は上記以外のアクセサリー類についてまとめておくことにします。まあ以前から流用しているものがほとんどなのですけどね・・・。同じメーカーの製品で乗り継ぐとかなり融通が効く点はいいですね。
★ 必需品
カメラを新しく購入しても普通は記録メディア(SDカードなど)は付いてきません。まずは、そういった、写真を撮って残しておくために絶対に必要になるものや、快適に使うためにほぼ必需品と言って良いものからまとめておくことにします。
■ SDカード
これが無くちゃ撮った写真を記録しておくことが出来ませんね。α6600 ではそれほどメディアの読み書きの速度が必要無いので、今まで α6400 で使っていた Sandisk のものをそのまま使う事にします。
容量も 128GB もあれば旅行などに出掛けても充分です。詳しいレビューは上記の記事でどうぞ。
■ バッテリーチャージャー
α6600 にはバッテリーチャージャーが付属しません。一応 ACアダプタは付属するのでカメラに USBケーブルを差すことで充電は可能なのですが、長い時間が掛かりますし、カメラと USBケーブルを繋いだまま置いていると何かの拍子に引っ掛けて落としてしまう可能性も捨てきれません。あまりにも使い勝手が悪いので、早々に「BC-QZ1」という SONY純正のバッテリーチャージャーを購入しました。
α6400用のバッテリーチャージャーは持っていたのですが、α6600用の「NP-FZ100」というバッテリーと α6400用の「NP-FW50」とではサイズからして互換性が無いのですよね。もう少し安ければ有り難いのですが、こちらはほぼ必需品と言ってよいと思います。予備バッテリーは特に必要無いでしょう。
■ 液晶保護フイルム
α6600 の液晶は機能が限られるとは言えタッチ操作が可能です。当然タッチ機能の無い液晶を搭載したカメラに比べて液晶画面に触れる機会も多くなります。使っているうちに液晶画面のコーティングが剥がれてしまうと撮影した画像の確認にも支障が出てくる可能性もあるので、液晶保護フイルムは貼っておいた方が良いでしょう。というわけで Kenko の製品を購入。
実は間違えて「KLP-SA6400」という α6400用の保護フイルムを発注してしまったのですが、α6600 と α6400 の液晶画面サイズは同じなので問題無く貼ることが出来ました。
■ ブロアー&クリーニングクロス
使っているとレンズが汚れたりカメラの撮像素子に埃が付くこともあります。レンズを拭くときも先に埃を吹き飛ばしておかないと傷つけてしまう恐れもあるので、クリーニング用品も必須アイテムです。ということで取りあえずブロアーとクリーニングクロスを用意。「レンズペン」なる便利アイテムも気になっているので、そのうち購入してみたいと思います。
ブロアーは HAKUBA の「ハイパワーブロアープロ 02」の Lサイズを購入。全長約 180mm とでかいですが、かなりの風量が得られるので、キーボードの掃除なんかにも役立っています。持ち運びように小型の「シリコンブロアーポータブル 02」も近いうちに買おうかと思っています。
以前購入した Nikon の福袋 に入っていた、東レの ” トレシー ” という超極細繊維を使ったクリーニングクロスが良かったので大きいものを新たに購入しました。こちらは 40cm 四方と大きいので、非常に使いやすいですよ。汚れたら洗濯して繰り返し使う事が可能です。
■ ストラップ
ストラップはカメラにも純正の首から提げるタイプのものが付属していましたが、結構邪魔になるので普段は「STP-WS1」という SONY純正リストストラップを使用しています。
ポリウレタン製ですが持ち手は組紐のようになっていて非常に手触りが気に入っています。上記の記事で軽くレビューしていますのでよろしければどうぞ。
撮影ポイントを探しながら歩き回るときには先日レビューした「ND 速写ストラップ S AN-SBR3」という、Nikon と BLACKRAPID のコラボ商品を使っています。こちらについては以下の記事でどうぞ。
■ カメラバッグ
裸でカメラを持ち歩くわけにもいきませんから、カメラバッグも必要ですね。まあ手持ちのバックパックなどでも構わないですが、やはり専用に設計されているカメラバッグは撮影機材が取り出しやすいようによく考えられて作られているなと思います。
現在メインで使っているのは下記の Nikon と吉田カバンがコラボしたカメラバッグです。「CP+2021」というイベントを記念して発売された福袋に入っていたものですが、デザイン・機能性ともに非常に気に入って使っています。Nikon Direct の方ではまだ少し在庫があるようですよ。
自転車で移動するときは肩から鞄を掛けていると疲れるので、パニアバッグに保護用のインナーボックスを入れて使っています。道中で買ったお土産なんかも入れて帰れますよ(笑)。
★ あると便利なもの
次に、人にも拠るでしょうがあった方がいいもの、あると便利だと思われるものを挙げておきます。
■ 防湿庫
カメラ・レンズの大敵は湿気です。特に梅雨時期から夏場に掛けて湿度の高くなる日本ではレンズにカビを生やしてしまったという悲劇もちょくちょく耳にします。簡易的な「ドライボックス」でも乾燥剤を一緒に入れておけば防湿はできますが、機材の出し入れが面倒ですし結局収納スペースも結構必要です。
防湿庫と聞くとたいそうな感じがしますが、最近はペルチェ方式のものがかなり手を出しやすい価格で販売されていますので、私もサンワサプライの製品を購入しました。
発熱もほとんど無く静かで値段の割にもしっかりしていると思います。もう少し詳しく知りたい方は上記の記事からどうぞ。
■ カメラケージ
レンズ交換をする時だったり、荷物を整理するときだったり、カメラを石の上などに置くこともあるでしょう。直接置いていてカメラの底面に傷が付いたりしても嫌なので、SmallRig の L字型ブラケットを取り付けています。若干重量は増えてしまいますが、グリップに小指も乗るようになってホールド感がアップしました。アルカスイス互換となっているので、今後三脚を買った時にも重宝しそうです。
■ シューティンググリップ
私自身動画撮影をすることはほとんど無いのですが、リモコンシャッター代わりになったりミニ三脚にもなるということでシューティンググリップもだいたい一緒に持ち歩いています。
軽くて荷物にならないので、夜景撮影を行う際なんかにも案外重宝しています。シューティンググリップにシャッターボタンがあるので自撮り棒としても使えるのですよね、これ。
■ ラッピングクロス
カメラをレンズを付けたまま簡単に包んでしまうことの出来るラッピングクロスです。50cmx50cm と結構な大きさがあるので、α6400 に TAMRON の 17-70 を付けたままでも問題無く包んでしまえます。
交換レンズを包んで持っていったり鞄の隙間に詰めて中で動かないようにしたりと、結構色々な用途に使えるので 1枚持っておくと便利だと思います。
■ 撮影用ライトと背景布
室内でレビュー用の商品などを撮影する際に撮影用の LEDライトと背景布があると非常に便利です。
上記記事でレビューしていますので、もう少し詳しく見てみたい方はどうぞ。
■ 写真調整ソフト
今のところ RAW現像が必要な場合は SONY 純正の「Imaging Edge(Edit)」を使っていますが、ブログ掲載用に調整したり画像サイズを変えたりするのに市川ソフトラボラトリーが発売している「SILKYPIX JPEG Photography 10」を使用しています(最新版は Ver.11)。 こちらは名前からも分かるとおり ” JPEG ” 画像の処理に特化したソフトですが、RAW画像などが扱えないこと以外は上位の製品の「SILKYPIX Developer Studio Pro」とほぼ同じ事ができてしまう非常にお買い得な製品です。なんとこのソフト、” 純国産ソフト ” なのですよ。
以上、カメラを使う上で必要なものや、あると便利なものをまとめてみました。無ければ無いでどうにでもなるものもありますが、これからなにか買い揃えようと思っている方の参考にして頂けると幸いです。