ゆうパケットの利用方法のメモです。必要になったときにまた調べ直すのが面倒なので(笑)。
「ゆうパケット」は、クリックポスト と同じく郵便ポストから投函することの出来る郵便局の配送サービスです。ただし、いくつかの点でクリックポストとは違ったサービスとなっています。
■ 共通点
・ ポスト投函で 24時間いつでも発送可能
・ 配送先の郵便受けに投函
・ 追跡サービスあり、配達日時指定は不可
・ 荷物が長辺 34cm以内、厚さ 3cm以内、重量 1kg以下であること
・ 損害賠償はなし(→ 必要ならゆうパックへ)
・ 現金・貴金属などの貴重品・信書・危険物等の送付は不可
・ 何らかの理由でポストに入らなければ「持ち戻り」となり、再配達依頼が必要
■ 相違点
・ 全国一律の料金体系だが「荷物の厚さ」によって運賃が変わる
厚さ 1cm以内 250円
2cm以内 310円
3cm以内 360円 (全て 2019年10月1日以降の税込価格)
・ 送れる荷物のサイズは縦x横x厚さの合計が 60cm以下(クリックポストは合計 62cm以下)
・ 専用の「あて名シール」と料金分の切手が必要
「あて名シール」は予め郵便局で貰っておく必要があります
基本的に「あて名シール」さえ手元にあれば必要事項を記入して切手と一緒に荷物に貼り付けてポストに投函(郵便局窓口でも差し出し可能)するだけです。切手が足りなかったりサイズオーバの場合は戻ってきてしまいますのでその点だけは要注意。
ヤフオク!、PayPayフリマでは「ゆうパケット(おてがる版)」というサービスが利用できますが、通常のゆうパケットとは若干の相違点があります
・「匿名配送」となるため、お互いの住所氏名を知る必要は無い
・ 出品者側で送料負担とする場合は全国一律 205円(税込)
落札者負担の場合は全国一律 230円(税込)
・ 宛名書き不要
「配送コード」を発行してスマホのアプリを使ってローソンや郵便局から発送手続き可能
(紙に印刷したものでもOK)
・ 最小サイズとして縦x横が 14x9cm 以上のものが対象
(円筒形状の場合は、長さ 14cm以上、直径 3cm)
「ゆうパケット(おてがる版)」の発送方法は「ゆうパック(おてがる版)」の場合と同じです。ローソンからであれば Loppi に配送コードを認識させてレシートをレジの人に渡し、渡された伝票を切り離して専用の袋に差し込んで荷物に貼り付けるだけです。配送料金は荷物のサイズが確定してから「システム利用料」としてヤフー!ウォレットに請求されます。利用明細の確認は「こちら」から。発送連絡(追跡番号通知も)はシステムが自動で行ってくれるので便利です。
ただ、コンビニから発送する場合は伝票を入れる袋が 10x25cm ほどの大きさになるので、あまり小さい封筒などだと貼りつけることが出来ません。大きめの封筒に入れるか郵便局の方へ持っていく必要があります。ちなみに郵便局のあて名ラベルは 10cm 四方です。
便利さでは家のプリンターで宛名書きを作製してポスト投函で済むクリックポストの方が上かなと思います。ゆうパケットを出すには郵便局かコンビニに出向かなければ行けませんが、最近は営業時間を短縮するコンビニが増えつつあるので、24時間いつでも出せるというわけにも行かなくなってきていますしね。クリックポストの方は、厚さ 3cm以内なら 185円(税込・2022年7月20日~)の全国一律料金で 24時間いつでもポストに投函可能です。
ただし、クリックポストは ヤフー!または Amazon のアカウントでのログインと支払いが必要で、配送先の情報を入力しなければならないので、オークション等で使われる「匿名配送」には対応出来ません。PayPayフリマは全て匿名配送となるようなので、ゆうパケットの方を利用するしかなさそうですね。(そもそもクリックポストが配送手段の選択肢にありません。)
各配送料金の表記を 2023年12月現在のものに修正しました。
(2023.12.16)