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コメダ珈琲店を日本全国各地でチェーン展開している「コメダホールディングス(東証プライム市場、証券コード 3543)」から株主優待の案内が届きました

コメダ優待 202408 日本全国各地で「コメダ珈琲店」「おかげ庵」などを展開している「コメダホールディングス(東証プライム市場 証券コード 3543)から 2024年8月期の株主優待の案内が届きました。コメダホールディングスの本決算は 2月末ですが、株主優待は毎年 2月と 8月末日を権利日として年 2回、普通株式 100株(1単元)以上の保有者に権利が付与され、「KOMECA」というコメダ独自の電子マネーに優待金額分がチャージされる形になっています。

2025年2月期の配当は、上期が 27円、下期が 27円の年間 54円が予定されています。安定した配当と株主優待を受けることが期待出来る銘柄なので、NISA口座に入れっぱなしにしておくのに向いた企業だと言えるでしょう。

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初めて株主優待の権利を獲得した場合や、期中で売買した結果株主番号が変わってしまった場合には「KOMECA」カードが送られて来ますが、継続して優待権利を取得し続けている場合は最初に送られてきた「KOMECA」カードに追加でチャージされるという形で付与されます。捨てたりしてしまうと再発行(有償)が必要になることがあるのでご注意下さい。

カードデザイン 画像:コメダホールディングス
株主優待用の「KOMECA」のデザインはたまに変わっているようです。私のは真ん中のデザインのもの。

現在は、スマホに「KOMECA」カードを取り込むことの出来る公式アプリが登場しているので、そちらを使うようにするのがお勧めです。いちいち「KOMECA」カードを持ち歩く必要がありませんし、アプリ上で「KOMECA」にチャージする事も可能です。「KOMECA」の残高確認も非常に楽になりました。

コメダホールディングスの株主優待の内容を整理してみると以下の様になります。

保有株式数 100株以上 300株未満 300株以上
通常の株主優待 1,000円分(2月末・8月末) 1,000円分(2月末・8月末)
長期株主優待 1,000円分(2月末)

チャージされる金額は上期 1,000円、下期 1,000円の年間 2,000円ですが、「長期株主優待」の対象になっていれば 2月期分に追加で 1,000円分の「KOMECA」が付与されます。この「長期株主優待制度」は、2020年の末に新設されました。3年以上継続して株式を保有(株主名簿に同じ名義で 7回以上連続して記載)し、かつ 2月末日の権利日の時点で 300株以上保有している株主が対象となります。

「KOMECA」の有効期限は、チャージされた日から起算して 1年間です。但し、株主優待として付与される「KOMECA」にはチャージされる金額毎にそれぞれ有効期限があるので、残高が残っていた場合に追加でチャージされたとしても先に付与されていた分の有効期限が延びることはありません。差額は現金で充当することができますので、期限が来る前に使い切ってしまうようにしましょう。

一旦株式を売却し、期をまたいで再購入した場合などでは新しい「KOMECA」が送られてきますが、複数の「KOMECA」に残額がある場合は「 こちら 」の「残高合算」から手続きをすることで 1枚にまとめることもできます(KOMECAカードの残高確認も可能)。

「長期株主優待」を狙う場合は、途中で一旦全株式を売却して再購入した場合や、貸株に出していて株主番号が変更になってしまった場合などでは長期株主保有者と見做されなくなり、「長期株主優待制度」の恩恵を受けることができなくなりますのでご注意下さい。株主番号が変わらなければ途中で保有株式数が増減しても問題無いようです。端株を活用するのも有効でしょう。

また、コメダホールディングスには「隠れ優待」が存在します。株主総会の議決権を行使すると、そのお礼として追加で 500円分の「KOMECA」が 7月初めにチャージされるのですよね。議決権の行使は、ネットと郵送の場合は株主総会の前日 18時まで(郵送は必着)、株主総会に出席する場合は会場受付にて提出となっています。期間が短いので、忘れず行使しておくようにしましょう。


名古屋発祥のコメダホールディングスの店舗数は、2024年8月末の時点で全国各地に 1,050店舗となりました。これだけ店舗数があると、せっかく「KOMECA」を貰ったのに近くに店舗が無くて利用できなくて困るという心配はかなり少ないでしょう。

ちなみにうちは神戸の中心からは少し離れているのですが、歩いて 20分くらいの所に店舗があるので、散歩がてらちょくちょく利用させて頂いています。昔ながらの喫茶店も多く、カフェ・スイーツ激戦区の神戸にもコメダ珈琲が進出して来たことには正直驚きましたが、朝食の内容(朝11時まで)と名物のシロノワールなどを売りにこの地にもしっかりと根付いたようですね。


コメダでも新型コロナの影響は少なからずあったようですが、それでも他の飲食店に比べると強かったですね・・・。不安の種が完全に無くなったわけではありませんが、感染状況が落ち着いたこともあって業績は好調を維持しているようです。自己資本比率は 4割程度と上々、このところ緩やかな増配も続いているなど、やはり NISA口座に放り込んでおくのに向いた銘柄という印象を受けます。

コメダ珈琲 朝食 こちらは以前に株主優待を利用して噂の朝食を食べに行ってみた時のものです。モーニングセットでブレンドと卵ペーストを選びコールスローサラダを追加してみました。サラダはコールスローと書かれていましたがキャベツと人参の細切りをボイルしものにドレッシングがかかっていました。いささかドレッシングがかかりすぎてマリネ状態になってしまっていましたが・・・(苦笑)。トースト自体は肉厚で大変おいしゅうございました。卵ペーストを塗って食べるととても美味しい。
その後もちょくちょく行っていますが、いつ行ってもお客さんの入りはとても良いですね。メニュー構成のせいもあるのでしょうが、お子さん連れの方も多く、喫茶店というよりはどちらかというとファミレスに近い感じでしょうか。60席~100席程度の店舗がほとんどのようで、私が行ったお店も客席数はざっと 100席くらいでした。今は全面禁煙となっています。従業員はそれなりの人数が働いておられましたが学生さんと主婦らしい方がほとんどかな?

落ち着いた雰囲気の昔ながらの喫茶店という訳ではありませんが、居心地は悪くないので行くとついつい長居してしまいます。なんと言っても「逆写真詐欺」などと言われるほどのフード類のボリュームはやはり魅力です(笑)。とは言え、昨今の物価高の影響は免れず、コメダのメニューの価格もじわじわと値上がりしてきました。ぼちぼち株主優待の「KOMECA」も増額してくれると嬉しいのですけどね・・・。