この春にメインPC の起動ドライブをようやっとのこと HDD から SSD の SanDisk Extreme Pro に変えたのですが、CPU交換やメモリ増設など今までやってきたどのアップグレードよりも体感できる効果があって驚きました。今まで OS が起動するまで一分くらいガリガリやってた起動が一瞬で終わるのは感動ものです。SSD は寿命が・・・と思って長いこと敬遠していましたが技術進歩で寿命もほぼ心配しなくていい状況にもなってきているようですし、特に起動ドライブとしては最早導入しない手はないですね。
そんなわけでサブPC の方にもそろそろ SSD を導入しようかと思っていたところ、SanDisk の廉価モデルである「SSDプラス」の NAND型フラッシュメモリが、これまで使われていた MLC(Multi Level Cell)からモデルチェンジによって TLC(Triple Level Cell)に変わるという記事を見かけました。
TLC への変更の代わりに読み書きの速度アップと SLCキャッシュが採用されるとのことですが、非常に手頃な価格になっていた事もあって MLC SSD を確保しておくことにしました。TLC も随分寿命が伸びてきているようなので毛嫌いすることもないのかも知れませんが・・・。
SSD は HDD と違って多少雑に扱ったところで壊れることはないと思いますが、amazonで単品購入した場合は封筒で発送されてポストに投函されてしまう事もあるようですね。集合住宅などではちょっと盗難が心配になるかも知れません。付属品はノートPC装着時などに使う厚さ調製用のパーツと制御(監視?)ソフトのダウンロード先が書かれたカードくらいです。保証期間は 3年間となっていました。
サブPC はケースもかなり古いものなので 2.5インチマウンタなどは付属しておらず、3.5インチベイに片方 2ヶ所のみネジ止めして半ばむりやり固定してますが、SSD本体がとても軽いですし HDDヘッドなどのようなデリケートな可動部分もないのでまあこれで大丈夫でしょう。何なら両面テープでどこかに貼り付けるだけでも十分かも知れません。
ざっと測定してみたところ、AMD FX8300 + MSI 990FXA-GD80 という古い環境下ですが公表値を上回る性能は発揮できているようです。
「駅プロ」こと同社の Extreme Pro は書き込み時でも 470~480MB/s 程度出ますのでさすがに差はありますが、体感で分かるほどでも無いのでサブPC用途なら十分すぎる性能ですね。やはり Windows の起動に掛かる時間も大幅に短縮されました。