元々 PS3/PS4 の周辺機器として登場した SONY の nasne ですが、別途アプリの購入が必要ではあるものの iPad などのタブレットやPCでもテレビの視聴・録画ができるようになっていて非常に便利に使えるようになっています。PlayStation持っていない人にもお勧めできる製品です。
nasne をPC上から利用できるようになる「PC TV Plus」というSONY製のソフトが販売されています。ダウンロード版のみの販売で、3,000円+税/台からとなっています。14日間利用できる体験版を落とすことができるので、自分のPCで使えるか不安な方はまずは試用してみるとよいでしょう。体験版でも特に機能制限はされていないので一通りの機能を試すことができます。気に入ったらSONYのオンラインストアから購入してあげてください。程なく解除キーが送られ来ますので、アプリにそちらを入力すればそのまま正式版として使うことが出来ます。
「PC TV Plus」にはnasne単体では出来ない録画済みの番組をBDに焼いたりPCへ転送したりする機能も付いています。nasneに外付けしていた古いHDDを2TBのものに取り替えようと思い、その前に残しておきたい番組をPCへ転送しておこうとしたのですが、いざ作業に取りかかると「番組データ準備中です。しばらく経ってからもう一度お試しください。」というメッセージが出て、待てど暮らせどいつまで経っても転送できないという問題に遭ってしまいました。何度試しても同じメッセージがでてきます。
結論から言いますと VM Ware Player(仮想PC構築ソフト)の一時的なアンインストールであっさりと解決しました。どうやら VM Ware Player の仮想ネットワークアダプターが悪さをしていたようです。BDへの書き出しが出来ないという場合も同じ問題に当たっている可能性があるので、もし仮想PC構築ソフトを利用しているようでしたら一度アンインストールしてみるといいかも知れません。
別の仮想PC構築ソフトである VirtualBox をアンインストールすることで同じ問題が解決したという方も見かけましたので現状仮想PCとはものすごく相性が悪いと言わざるを得ないようです。
時々仮想PCも使うことがあるので当面は排他利用と諦めて必要になったらインストールするくらいしかなさそうですね・・・。あと、PCへ退避させた録画ファイルをnasneに新しく付けた外付けHDDへ書き直すということは出来ないようです。ちょっと残念。
コメントより貴重な情報を頂けました。仮想PC構築ソフトのアンインストールをする必要は無く、あくまでも仮想ネットワークアダプターを無効化しておけばよいという事のようです。
Windows 10 の場合は、コントロールパネルから「ネットワークとインターネット」→「ネットワークと共有センター」→「ネットワークの状態とタスクの表示」→「アダプターの設定の変更」と辿れば現在使用可能なネットワークの一覧が表示されるので、対象となる仮想ネットワークアダプタを右クリックして「無効にする」を選べば大丈夫なはずです。「たいやき」様、大変有益な情報をお報せ頂きありがとうございました。