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EVGA製の電源「SuperNOVA 650 P2」を個人輸入してみました

今まで使っていたクーラーマスター社の「V750 Semi-Modular(RS750-AMAAG1-JP)」がなんの前触れも無く突然壊れてしまったので、以前から気になっていた「EVGA SuperNOVA 650 P2(220-P2-0650-X1)」を米国 Amazon から取り寄せてみることにしました。久しぶりの個人輸入です。 f:id:Vulpes-ferrilata:20200106012032j:plain:w350,left 主なスペックは以下のような感じ。

容量    :650W
       (100-240 VAC,10A,50-60 Hz)
80 PLUS認証 :Platinum
搭載ファン :140mm
       (Double Ball Bearing)
サイズ   :86mm x 150mm x 165mm
MTBF     :10万時間
保証    :10年間

日本製コンデンサを 100%使用しているとのことで、耐久性の高さが期待できそうです。+12V系統はシングルレーンとなっています。また、何かあった場合には米国 EVGA との直接交渉が必要とは言え 10年間という保証期間の長さもありがたいところです。

電源はやや重量があるので送料が高くなりがちです。(今回のケースで Priority Shipping にすると 40ドル近くかかってしまいます。)そこで一番安い AmazonGlobal Standard Shipping で頼んだのですが、思わぬトラブルに遭うことになってしまいました。(まあたぶん運の問題でしょうけど。) そう、”missing package” です。amazon と i-percel の言い分は見事に食い違っていましたが、交渉の結果 Amazon が追加料金無しで速達で送り直してくれることになり、なんとか切り抜けることができました。まあ、元々 i-percel の評判はお世辞もいいとは言えないので可能であれば Priority Shipping で頼んだ方が精神衛生上もいいのは間違いないですね。

f:id:Vulpes-ferrilata:20200106013059g:plain:w350,left 結局のところ、
 4月11日 発注
 4月12日 出荷連絡
      (i-percel で 5月 2日迄に到着見込)
 5月 2日 荷物が動いている気配がなかったので
      i-percel と Amazon に問い合わせたと
      ころロストしていること事が判明
 同日  Amazonから再出荷
     (UPS便で 5月 8日迄の到着予定)
 5月 7日 国内でヤマトに引き継がれて着荷
となりました。

日本国内に入ってからのトラッキングナンバーを教えてもらおうと UPS にメールを送ってみたのですが、GW期間中でしかも日本到着が週末にかかってしまったため事務所はお休み。返信が来る前に荷物が届きました。

このような感じで電源本体は箱の中でウレタンでしっかり中空保持されているので輸送時に損傷を受ける可能性は低いと思います。付属のマニュアルは英・独・仏・伊・スペイン・ポルトガル語の 6カ国語で日本語化はされていませんが、特に難しいことが書いてあるわけでもないので自作PC の経験がある方なら問題ないでしょう。

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EVGA の電源の魅力の一つはこの付属品の充実ぶりです。各種ケーブルの他に結束バンドや使わなかったケーブルをまとめておけるポーチまで付いています。AC電源ケーブルは 3ピンなので2ピンへの変換アダプタか電源タップが必要です。また、「Power On Self Tester」なる赤〇印のパーツが付属しています。ATX電源はマザーボードに繋ぐコネクタの PS_ON と COM(20Pinの場合 14Pinと 15Pin、24Pinの場合 16Pinと 17Pin)をショートさせることで電源単体での起動テストができるのですが、上記パーツを使うことで簡単にこのテストを行うことができます。たったこれだけの簡単な物ですが、故障の判別時などに何番と何番だっけ・・・といったことがなくなるので一つあると地味にありがたいおまけだと思います。


電源の前後とファンの様子です。マザーボード用のメインケーブルも含めてフルモジュラー式なので、使わないケーブルは外して配線をすっきりさせることができます。OEM 元は「Super Flower」とのことです。Super Flower 製の電源は一時期ドスパラなどで取り扱われていて評判も上々だったようですが、最近ではめっきり見かけなくなってしまいました。搭載されている 140 mm のファンも非常に静かです。

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英語ですが「tom's HARDWARE」に分解写真も含めた詳細なレポートがあるので興味のある方は参考にしてみるとよいでしょう。

せっかくの長期に渡る製品保証の権利を得るためにもユーザー登録は早めにしておきましょう。登録は EVGA の HP から「Member」→「Product Registration」と辿れば行うことができます(要 EVGA アカウント作製)。登録に必要な invoice が入っていなかったり不完全な場合は Amazon の購入履歴からダウンロード可能です。製品登録後に invoice の画像アップロードが必要になります。保証規定について日本語で書かれたページもあるので目を通しておくと良いでしょう。

f:id:Vulpes-ferrilata:20200106124418j:plain:w350,left 組み込んでみました。SATA 電源ケーブルは少し短いように感じましたので、裏配線を行う場合には取り回しに若干注意が必要なケースがあるかも知れません。また、SATA のコネクタ部分がややきつい感じがするので固いからと言って HDD などを繋ぐときに力任せにして割ってしまうことのないよう気をつけた方が良さそうです。実際、米国 Amazon のレビューでそのような事を書いている方を見かけました。

ATX24 ピンのメインケーブルはかなり太くて堅いです。メインPC のケースとして「NANOXIA Deep Silence 1」を使っているのですが、ケーブルの堅さと裏配線スペースが狭めな事もあって取り回しにやや苦労しました。EPS(CPU)用の 4+4 ピンケーブルの長さは充分です。eco モードの切替スイッチもありますが使わなくても充分静かです。電源からの発熱はあまりありません。
以前米国 Amazon からグラボを輸入したときには特に気にした覚えはないのですが、今回はチェックミスから段ボールに入れられること無く製品パッケージに直接伝票が貼られて空輸されてきてしまいました。なんでも初期状態では 「easy-to-open packaging」が選択されていて、他にも何か注文していて同梱されてくる場合で無ければこのように扱われてしまうそうです。個人的には中身が無事であれば製品パッケージの汚れや多少の凹みくらいは気になりませんが、国際配送便は雑な扱いを受けてしまうケースも少なくはないようですのでやはり段ボール箱くらいには入った状態で送らせたいかなと思います。

f:id:Vulpes-ferrilata:20200106131228g:plain:w500,right 注文時に指定してやればきちんと段ボール箱に詰めて発送してくれます。オーダーの最終確認画面で赤〇印のボタンをクリックし、「Ship in Amazon box」にチェックを入れて「Save」してやれば変更できます。余計なゴミが減ること自体はとても良いことなので賛同したいところですが、如何せん輸入となると中身が分かると盗難されてしまうリスクも上がりそうな気がするので今後輸入するときは注意していきたいと思います。

購入価格に関してはタイミングが良ければもう 10ドル程度安く入手することができるかと思います。価格の変動はわりとあるようなので、時間的余裕のある方は狙ってみるのもいいかも知れません。ちょうど Amazon ギフトカードに 100ドルチャージで 5ドルおまけされるキャンペーンがあったので一緒に使ってみました。(今回支払額が 33ドルちょっとなのは 105ドル分をギフトカードで払ったからです。)

※ 追記 ※


6月17日付で Amazon から Refund の通知があり、今回は Deposit 分全額が返ってきました。取り替えて 1ヶ月ほど経ちましたが、電源の方は非常に安定しており今のところ何も問題はありません。