(新)タイトルいつ決めるのさ

何かの参考にして頂ければ幸いです。

SpaceX 社の Falcon Heavy の打ち上げ試験が成功!

実は私、ロケット大好きなんです(笑)。あんな大きな物が轟音と共に打ち上がっていく姿を見ているとワクワクしてしまいます。1度は種子島まで行赴いて実際の打ち上げをこの目で見てみたいものです。

もう既にニュースなどで見られた方も居るかと思いますが、日本時間で 7日の早朝にイーロン・マスク氏率いる SpaceX 社の超大型ロケット「Falcon Heavy」の打ち上げ試験がフロリダ州ケープカナベラルにあるケネディー・スペースセンターから行われました。Falcon Heavy は、9基のエンジンを持った Falcon 9 の 1段目を改良してブースターとしたものを 2基抱えていて、なんとエンジンが 27基ものエンジンが一斉に火を噴きます。更に今回は 1段目とブースター併せて 3本ものロケットの再着陸をさせようというのですから驚きです。

上記動画の主なポイントを記しておくと、
   21:59 リフトオフ
   24:33 ブースター分離
   25:12 1段目切り離し& 2段目燃焼開始
   25:48 フェアリング開頭
        David Bowie の曲と共にイーロン・マスク氏の真っ赤なテスラ・ロードスター
        お披露目。青い地球をバックに車が宇宙を飛ぶなんともシュールな映像で楽しま
        せてくれます。この後時折姿勢制御の噴射をしながらブースターと1段目の再着
        陸準備が行われ、29:10 辺りからいよいよ再着陸へと向かいます。
   30:05 ブースター 2基が同時に予定されていた着陸ポートへ再着陸!

3基目(1段目)の着陸予定場所であった海上プラットホームも映ったのですが、着陸の様子はプラットホームが煙りに包まれたところで映像が途切れてしまいました。残念ながら 1段目の再着陸は推進剤不足から減速できず失敗だったそうですが、テスラは無事火星に向かう軌道へ投入されたそうです。

Falcon Heavy の打ち上げ能力の凄さ(低軌道へ 63.8㌧・静止トランスファ軌道へ 26.7㌧・火星へ 16.8㌧、日本の H-II B が低軌道へ 16.5㌧・静止トランスファ軌道へ 8㌧なのと比べるととんでもないものであることが分かります。)も勿論驚きなのですが、なんと言っても巧に姿勢や推力を制御してのブースター 2基同時着陸は圧巻でした。SpaceX 社は Falcon 9 でこれまで何度も 1段目の再着陸を成功させてきましたが、これまでに打ち上げ直前に爆発したり再着陸させようとして減速しきれず施設に激突して爆発したり、着陸成功かと思った瞬間ロケットが倒れてしまって爆発したりと散々失敗と改良を積み重ねてきています。今回の打ち上げに関しては特に点火時を心配してマスク氏もかなり弱気だったそうです。

日本も JAXA 主導でロケットの再着陸実験の予定はあるそうですが、これまでの日本の宇宙開発の歴史を見る限り失敗して爆発・炎上でもしようものならマスコミや政治家、宇宙開発に理解の無い人から非難の嵐になってしまわないか心配ではあります。まあ H-II ロケットの頃に比べれば随分ましになっていると思いますが。現状米国には随分と差を付けられてしまっていますが、今後ロケット打ち上げビジネスで競争力を維持していくにはロケット再使用技術の習得は不可欠でしょうからなんとか頑張って追いついて欲しいと思います。