先日確定申告しようとしてとうとうやってしまいました。マイナンバーカードのパスコードロックを。💧 気をつけるようにしては居たのですが、誤って署名用電子証明書のパスワード(4桁の番号ではない方)を2回続けて入力してしまい、3回目は大文字小文字の区別があったかもともう一度入力してしまったというお粗末な話です・・・。軽く自己嫌悪ですよ、ハイ。
マイナンバーカードのパスワードに関する FAQ には以下の様に書かれています。
署名用電子証明書については5回連続で、利用者証明用電子証明書については3回連続でパスワードを間違って入力した場合、パスワードロックがかかってしまい、当該電子証明書は利用できなくなってしまいます。
そう、てっきり 5回まで間違っても大丈夫だと思い込んでいたのですが、4桁の番号の方については三振即アウトなのですよね。やらかしておいてなんですがさすがにちょっと厳しすぎません?でもまあ拾ったカードで住民票など取得されてしまう恐れもありますし、やむを得ないですかね・・・。う~む。
嘆いていても仕方有りませんし、この機会に解除する方法について書いておきます。同じようにロックされてしまった人、パスワードが分からなくなってしまった人のお役にでも立てれば・・・。
■ マイナンバーカードのパスワードロック解除方法
結論から言うと、役所へ出向いて再設定するしかありません。オンラインではロック解除不能です。この事について先ほどの FAQ には以下のように書かれています。
発行を受けた市区町村窓口にてパスワードのロック解除とともに、パスワード初期化申請をし、パスワードの再設定を行ってください。 (注)パスワードのロック解除をする場合は、顔写真付き公的証明書による本人確認が必要となります。詳しくは市区町村窓口にお問い合わせください。
原則として住民票のある役場の窓口(区役所など)に本人が直接赴く必要があります。但し、やむを得ない事情(病気、身体の障害等)の場合は代理人が出向くことも可能です(必要書類については事前に役所へ問い合わせて下さい)。
持参する必要のあるものは以下の 2点。ロック解除に費用は掛かりません。
・ マイナンバーカード
・ 本人確認書類(運転免許証、パスポート、健康保険証、年金手帳など)
これ、この記事を書いていて思ったのですが、マイナンバーカード自体が身分証明書になるはずなのになぜ他の身分証明書がいるのでしょう。マイナンバーカードには顔写真まで付いているので免許証と同レベルのはずなのですが・・・。聞きそびれてしまったのでどなたか聞いてみて下さい(苦笑)。
流れとしては次の通り。
- 「暗証番号変更・再設定申請書」という用紙に記入して提出します。「暗証番号変更・再設定申請書」は役場の人に聞けば渡してくれます。(用紙の名称は自治体によって異なります。)
- 番号カードを渡されるので呼ばれるのを待ちます。
- 指示に従って設置されているタブレットを使って新しいパスワードを設定して完了。
窓口の込み方次第ですが、パスワードの再設定そのものは 5分も掛かりません。パスワードにはこれまで使っていたものをそのまま再設定する事も可能です。わざわざ別のものを考える必要はありません。
■ パスワードを忘れたら適当に打ち込まずメモを探しましょう
「マイナンバーカード」の取得率は総務省によると令和2年3月1日の時点で 15.5%なのだそうです。
依然として普及率は低いままですが、検討されている「マイナポイント」というマイナンバーカードを使ったポイント還元事業が始まったらパニック的な申し込み状況になるのかも知れませんね。今の時期でも申請から取得まで1ヶ月程度は掛かるので早めに申請しておいた方がいいと思います。マイナンバーカードの受付が始まった年は取得まで半年以上掛かるケースもあったそうなので、似たような騒ぎになるだろうことが予想されます。ただ、昨今の新型コロナウイルス騒動の影響で延期などになる可能性もあるでしょうね。今の状況で行っても反って混乱するだけで経済効果は期待出来ないでしょうし・・・。
とにかく無事にロックの解除ができて良かったです。どうか皆様、マイナンバーカードのパスワードロックにはご注意下さい。むやみに打ち込む前にメモを探すべきです(苦笑)。