少し前のことになってしまいましたが、淡路島の方へサイクリングに出掛けてきました。今年に入ってから淡路島に上陸したのは初めてです。真夏になってしまうと午後の淡路島は雷がかなりヤバくなりそうなので、今ぐらいまでが私的にはギリギリですかね。少なくとも春から初夏に掛けてと秋口辺りの年に 2回は淡路島にも行きたいと思っています。
さて、今回のライドですが、初っ端から大きなミスを犯してしまいました。フェリーの時間を見誤ってしまったのですよね・・・。うちから淡路島に渡る「ジェノバライン」のフェリー乗り場までは 1時間ほどの距離があるのですが、事前にフェリーの時間を調べておかなかったせいで大きくタイムロスをする羽目になってしまいました。
11時前にフェリー乗り場に着いたのですが、10時40分に前の便が出たばかり・・・。次はなんと 11時40分とのこと・・・。乗り場に誰も居ないので変だなと思いましたよ(苦笑)。明石海峡大橋を自転車で渡ることが出来るのなら喜んでそうするのですが、他に手段もありませんしここは待つほかありません (ノД`)
ようやくフェリーが到着して乗船することが出来たのですが、どういうわけかこの日の私が乗った便は超満員(笑)。こんなにたくさん自転車が乗っているのは初めて見ました。係の方と話してみたところ、どうやら学生さんの団体が乗り込んでいたらしい。サークルかなんかなんですかね?自転車だけでなく、普通の乗客の方もたくさん乗船していました。ここ最近淡路島も見所が増えましたからねえ。
本州ともしばしのお別れ。それでは行って来ます!
■ 「TAKAMURA COFFEE ROASTERS FACTORY AND CAFE」へ!
岩屋にはサイクリングモニュメントが設置されています。最近改修されて更に写真映えするようになったと聞いていたので見ておきたかったのですが、同乗していた自転車サークルらしき団体さんに占拠されてしまっていたので撮影は諦めて出発することにします。まあモニュメントは逃げませんから・・・。
「サイクルボール」の新シーズンが始まっているので ” アワイチ ” のショートコースのポイントだけでも集めておこうかと思っていたのですが、気分良く走っているといきなり最初のチェックポイントを華麗にスルー!戻ってまでスタンプを集めるのもな~ということで早々にリタイヤです(苦笑)。「サイクルボール」は以前ほどの勢いが無くなってしまったのか、今年は関西からは ” アワイチ ” しか参加していないようなのですよね。関東圏の方が羨ましい。
まあ過ぎてしまったことは仕方ありません。最初の訪問予定スポットにしていた津名港の「TAKAMURA COFFEE ROASTERS FACTORY AND CAFE」まで一気に急ぎます。こちらは昨秋の「スマアワ Ship & Cycle 」に参加した折りに場所の下見だけしていたカフェです。
「TAKAMURA COFFEE ROASTERS FACTORY AND CAFE」
住所 : 兵庫県淡路市生穂新島5-8
電話 : 0799-64-0281(予約不可)
営業時間 : 10:00 ~ 18:00
定休日 : 水曜日
駐車場 : あり(100台分以上)
備考 : カード・電子マネー(Suica など)決済可、QRコード決済不可
場所は淡路市役所のある「生穂新島(いくほにいじま)」というところにあります。かなり広大な駐車場があるのでドライブがてら車で行くにも良い場所でしょう。自家焙煎工場を備えたスペシャリティ珈琲の専門店ですが、淡路牛を使ったピザなども楽しめるようです。残念ながらサイクルラックは設置されていませんが、まあ停めるところには困らないかと。
店内に入るとまずその広さに驚きます。200坪もあるそうですよ。オーダーは中央のカウンターで。その場でドリンク等を受け取り、2階の客席に持って上がるというシステムです。
1階の中央のカウンターの周囲はショップスペースになっていて、ここで焙煎された珈琲や地元で採れた蜂蜜、各地から取り寄せたワインのほかに珈琲の苗まで売っています。
奥にある硝子窓の向こうには珈琲の自家焙煎工場が。この日は稼働していませんでしたが、作業の様子なども見ることが出来るそうです。
2階は全て客席スペース。奥の方にはソファー席も設置されています。
テラス席も用意されているようなので暑かったですけど外に行ってくつろぐことにします。
「自家製珈琲ソフトクリーム」も魅力的だったのですが、スタートが遅くなってしまったので食事の時間はずらすことに。予定していたお店の営業時間には間に合いそうに無いので、少しお腹に入れておくことにしてココナッツドーナツと水出しアイスコーヒーをオーダー。秋口に来たらホットコーヒーも試してみたいですね。ドーナツはもう 1個いっても良かったかな(笑)。
鳥の囀りが周囲から聞こえてきて非常に居心地が良く、ついつい長居してしまいました。サイクリングの行動予定が順調に遅れていきます(笑)。
■ もちろん寄ります「たこせんべいの里」!
「TAKAMURA COFFEE ROASTERS FACTORY AND CAFE」を後にして更に多少寄り道する感じになってしまいますが、個人的に淡路島にサイクリングに来ると外せないお土産スポット、津名一宮IC 近くにある「たこせんべいの里」へも寄っておくことにします。
「たこせんべいの里」
住所 : 兵庫県淡路市中田4155-1
電話 : 0799-60-2248
営業時間 : 9:00 ~ 17:00(大晦日は 15時まで)
定休日 : なし
駐車場 : あり
備考 : クレジットカード、交通系ICカード利用可
高速の IC 近くにあることもあってか、ひっきりなしにお客さんが流れ込んでいきます。
店内には色々なお煎餅がうずたかく積まれています。どんな味か分からないという方は試食コーナーで試してみると良いでしょう。イマイチよく分からない装飾ですが、観葉植物のぶら下がっているこちらは休憩スペース。残念ながらこちらの休憩スペースに試食のお煎餅を持っていくことは出来ません。清潔なトイレと無料のドリンク(珈琲、御茶)も用意されています。
お勧めはこちらの「いろいろ」というお得用パック。文字通り「たこせんべいの里」で売られている色々なお煎餅がたっぷりと入ってます。かなり嵩張るのが難点ですが、軽いのでハンドルバーバッグとパニアバッグに詰め込んで 2袋買って来ました。ただ、美味しいので一旦食べ始めると止め時が分からず、すぐに無くなってしまうのが欠点?(笑)。
■ 国道 28号線を洲本方面へ南下
「たこせんべいの里」を出たあと少し迷いつつなんとかまた国道 28号線に戻って洲本方面へ。途中「リカンベント(シートに仰向けに寝っ転がった姿勢で漕ぐ自転車)」に乗った方とすれ違ったので ” ヤエー ” しておきました。安全な場所なら一度位は乗ってみたいものです。
気持ちのいい場所を見つけたので一服。この近くに「森のオト。」という良さげなカフェを地図上では見つけているのですが、内陸側の道(県道 469号線)側からでないとアクセス出来ないようです。
南下を続けて ” AWAJI ” モニュメントのある「シーアイガ海月」のところまでやって来ました。敷地の中で写真を撮るには一品頼まないといけないようなので外からパシャリ。商売の仕方ですから勝手ですが、オープンにしておいた方がお客さんが増える気がしないでもありません。
またもや絶景スポットを発見!「厚浜下磯」という休憩スポットのようです。
自販機は疎か、トイレも何もありませんが、開放的で非常に気持ちの良い場所です。
そしてこれこれ!こういうワインディングしている道が大好きなのですよ(笑)。やっぱり淡路島は変化に富んだ風景を観ることの出来る東海岸を走る方が楽しいですね。
■ 「淡路島ラーメン 東大」で遅めの昼食
当初の予定ではせっかく淡路島に来たのだから何か海鮮ものを食べようと思っていたのですが、フェリーの時間をミスったことなどから大きく計画が狂ってしまい、「こんなこともあろうかと!」別の候補地として選んでいたお店で昼食を済ませることにしました。と言っても 16時ですが(笑)。
洲本からは ” アワイチ ” のコースを外れ、松帆から五色浜のある西岸に向けて島を横断するルートを採りました。写真は「茶屋池」というため池です。このすぐ側には「淡路ファームパーク イングランドの丘」があります。” イングランドの丘 ” なのに何故かコアラも居るらしい(笑)。花が綺麗だと聞いているのでいつか行ってみたいと思っているのですけどね。
徳島では有名らしい「徳島ラーメン東大」の淡路店。当然私は初入店。
「淡路島ラーメン 東大」
住所 : 兵庫県南あわじ市八木養宜上1029-50
電話 : 0799-42-4488(予約不可)
営業時間 : 11:00 ~ 20:30(売り切れ次第終了)
定休日 : 木曜日
席数 : 30席(全席禁煙)
駐車場 : 5台分程度?
備考 : カードOK、QRコード決済可(PayPay、d払い、au PAY)
淡路島にまで来てわざわざラーメン?とも思いましたが、ご当地ラーメンとなれば話は別ということで候補に入れていたお店の 1つ。” 淡路島ラーメン ”、とても気になります!
店内はかなりの広さ。タッチパネル式の食券制で先払い方式です。生卵が無料とは知らなかったので味玉入りの ” 淡路島ラーメン " をオーダーしてしまいました。
味玉 + 生卵で卵卵になってしまった(笑)。真ん中に乗っている白いものが下ろしタマネギで淡路らしさを出しているようです。ただ、下ろしタマネギだとすぐにスープに溶け込んでしまうので、炒めたタマネギでも乗せた方がいいんじゃないかと思わなかったりもしました。
チャーシューはよく味が沁みてトロットロ。スープはオーソドックスなとろみのある豚骨醤油スープですが、焦がし鯛油がいいアクセントになっています。豚骨ベースですがくどさなどは全くありません。タマネギがいい仕事をしているんですかね。中細のストレート麺がスープによく絡んで美味い!次に来ることがあれば「徳島ラーメン」も試してみたいと思います。
■ 「青海波(せいかいは)ピラミッド」?!
食事を終えてお店を出たらもう 17時前。まだまだ距離はあるので少し急がねば・・・。
淡路島を横切る形で走っていると不思議なオブジェを発見!まあ当然寄り道しますよね(笑)。
「青海波(せいかいは)ピラミッド」という、瓦で作られたピラミッド?でした。「青海波」は、江戸時代中期の江戸浄瑠璃を舞う人の衣裳に使われていた波形の模様のことらしい。瓦を重ねることでこの模様を再現しているのだとか。
反対側の橋の欄干にも鬼瓦の装飾がされていました。なんだか橋を守っている!という感じがします。「青海波ピラミッド」の場所は西淡三原IC の近くです。興味のある方は探してみて下さい。
この辺りもサイクリングしていて非常に気持ちのいい所です。
淡路島の西岸に出てしばらくすると日が暮れてしまいました。明るいライトを 2個付けているので走行には全く支障ありませんが、やはり暗くなってしまうと景色も分からず楽しみ半減。ひたすら走ってなんとか 20時前に岩屋まで戻ってくることが出来ました。
結局帰宅したのは 22時前。まあ夜道を走るのも慣れたものですけどね(苦笑)。次から淡路に行く時には事前にフェリーの時間を把握しておいてから出掛けることにします。やはり朝は遅くとも 9時台のフェリーには乗るようにした方がいいですね・・・。取りあえず最長走行距離は更新です。
毎年開催されている「淡路島ロングライド 150」ですが、今年に関しては中止となってしまったようです。理由は ” 諸般の事情 ” としか書かれていませんが、淡路島の南西部で災害復旧工事のため年末まで全面通行止めになってしまった箇所があるらしいので、その辺りの影響もあるのかも知れません。昨年救援に駆けつけたパトカーが陥没で空いた穴に落ちて水没してしまってニュースになっていたあの辺りです。
「淡路島ロングライド 150」の代わりに秋頃に代替イベントの開催を予定しているとのことですので、公式ページ をチェックしておくとよいかも知れません。私も参加出来るようなイベントなら参加してみたいと思います。