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Google AdSense の広告配信に制限が科される理由と ” はてなブロガー ” として出来る事

はてなブログ でも Google AdSense を導入している方はかなりいらっしゃると思います。AdSense は合格するまでも大変ですが、合格したからと言って薔薇色の日々が待っているわけでは無く、導入後も色々と気苦労が絶えないというのが実際のところではないでしょうか。Google様の定めるポリシーに違反しないように気をつけなければいけないのはもちろんですが、例え身に覚えが無いとしても「広告配信の制限」という厳しいお灸を据えられてしまうことがあります。

これは精神的に結構応えますよ。なにせ広告スペースとして確保していた部分にぽっかりと何も表示されなくなってしまいますからね。もちろん AdSense からの収益なんて一切発生しなくなってしまいます。

広告配信が制限される場合、Google からの通知はあります。但し、事前に通告があるわけでは無く、制限が始まってから「お客様の AdSense アカウントでの広告配信を一時的に制限しました」という件名のメールが送られてくるので、気がついたときには ” 時既に遅し ” で回避する手立てはありません。

そこで今回は、AdSense の広告配信が制限されてしまう理由と、はてなブロガー として予防のために出来る事は何かあるのかということについて考えてみたいと思います。(文字ばかりです。スミマセン。)

■ 無効なトラフィックの問題

AdSense の広告配信が制限される場合に一番多いのがこちらのケースではないでしょうか。ただ、唐突に「無効なトラフィックの問題」と言われても何のことか分かりませんよね・・・。

Googl が定める「無効なトラフィック」の 定義 は以下の様になっているそうです。

・サイト運営者が、ご自身のライブ広告をクリックしてクリック数やインプレッション
 数を増やすこと
・1 人以上のユーザーが繰り返しクリックして、クリック数やインプレッション数を増
 やすこと
・サイト運営者が自身の広告でのクリックを誘導すること
  (例: 広告をクリックするようユーザーを誘導するあらゆる言葉、大量の偶発的ク
   リックを誘発する広告掲載など)
・自動クリックツールやトラフィック ソース、ロボット、その他の不正な行為を行うソ
 フトウェア

AdSense は自己クリック厳禁、誰かに頼んでクリックして貰うことも ” ダメ絶対! ” です。中には全く身に覚えが無く、頑張って調べた結果、頼んだわけではないのに身内や恋人にブログの存在がバレて良かれと思ってクリックを連発してくれていたなんてケースもあるようです。こういった場合でも Google では「広告のトラフィックの最終的な責任はサイト管理者にある」という立場なので処分を科されてしまう可能性があります。

例え自己クリックをした覚えが無くとも、ブログのプレビュー画面に表示される広告が原因になる可能性もあります。私は記事執筆時にちょっと書いては画面レイアウトや誤字脱字と文章構成を確認するという感じで書いているので、プレビューは頻繁に行っています。AdSense はクリックだけでなく広告が表示されるかどうかというところも見ているらしいので、こうした ” プレビュー過多 ” が一因となっている可能性もあります。

また、出来れば人を疑うようなことはしたくありませんが、所謂 ” アドセンス狩り ” のような悪意を持った行為によって「1 人以上のユーザーが繰り返しクリックして、クリック数やインプレッション数を増やす」という「無効なトラフィックの定義」に当てはまってしまっている可能性も考えられます。ただ、このことについては、安易に無効な操作が行われたと判定されてしまうようでは AdSense がシステムとして機能不全に陥りかねませんから、Google の方でもアルゴリズムで無視するようにはなっているそうです。とは言っても詳細な理由が開示されていない以上、疑心暗鬼にもなりますよね。

Twitter や Instagram などの SNS からの流入が無効なトラフィックと判断されてしまう可能性もあるようです。SNS は ”フォロワー” という概念に見られるように、個々人の繋がりで出来ているという性格があるので、ブログを訪れるにしても、何かを探したり何かに興味があるからサイトを訪問するというよりは「フォローしている人、フォロワーさんの新しい記事だから」といったように ” 知り合いのサイトだから ” という訪問動機の比重が高いのだそうです。

そういった訪問者の場合は広告への興味も低くなりがちなのだそうで、Google としてもその種の流入経路からのアクセスは「トラフィックの品質が低い」という判定をする傾向があるようです。まあ当然っちゃあ当然ですよね。はてなブログ は Twitter などとの連携が出来るようになっていますが、AdSense を入れている場合はちょっと注意した方がいいかも知れません。

■ 「無効なトラフィックの問題」に対して はてなブロガー が出来る事

はてなブロガー として「無効なトラフィックの問題」に対処できる事は無いか考えてみます。

  • 「自己クリック」や知り合いが善意でクリックしてしまっていた場合

    自己クリックしていた場合は直ちに止め、知り合いが行っていたと分かった場合もすぐにやめてもらうようにしましょう。そして Google の方に速やかにその旨を報せて謝罪した方が良いでしょう。これは自分に非があるとされても致し方ありません。今後そのようなことはしないと約束し、裁定を待つほか無いかと思います。以前は「Google Publisher Toolbar」という、自己の誤クリックを防ぐ為のツールがあったそうですが、今は廃止されてしまっていますので気をつけるほかありません。

  • 明らかに異常な広告クリックが見受けられる場合

    先にも書いたように、実際に ” AdSense狩り ” などと呼ばれる行為があったとして、それが原因で広告配信の制限にまで追い込まれるかどうかはよく分かりません。あまりに過剰反応するようですと AdSense としての機能不全になってしまいますから、Google の方でもそれなりの対処はしているでしょう。とは言っても実際に一人で短時間に異常な数のクリックを行う方が居ることは事実です。

    このような異常なクリックは、Google Analytics というツールを利用すれば発見することは可能です。ただ、” GA4 ” と呼ばれる新しい方ではなく ” ユニバーサルアナリティクス(UA) ” と呼ばれる方のツールを使う必要があるようです。「ユーザー」→「地域」→「地域」と進み、「地図表示」を「AdSense」に切り替えます。「プライマリディメンション」を「市区町村」に設定し、「セカンダリディメンション」で「日付」を選択したら「AdSense の CTR」をクリックしてソートすれば異常クリックの兆候を確認することが出来ます。

    WordPress でブログを作成しているのであればプラグインの導入などでこうしたリスクを減らすことが出来るらしいのですが、残念ながら はてなブログ ではそうしたものを導入することが出来ないようです。なので、はてなブロガー の場合は「無効なクリックの連絡フォーム」から該当部分のデータを Google の方へ報告することくらいの事しかできません。報告したところで返事が返ってくるわけでもありませんが、まあ何もせずにいるよりはマシでしょうか・・・。

  • Previewページには広告を表示しないように設定しておく

    私がそうなのですが、記事執筆時にはちょくちょくレイアウト確認や誤字脱字チェックのために はてなブログ の記事プレビューを表示させています。何も設定していない状態だとこのページにも広告が表示されてしまい、それがページビュー稼ぎを行っていると見做されてしまう恐れがあるので、プレビューページには広告を表示させないように AdSense で設定しておいた方がいいかも知れません。

    Google AdSense のページにアクセスし、「広告」の「サマリー」で対象のブログページの右にある鉛筆のアイコンをクリックし、「広告設定のプレビュー」ページを開きます。右下の方に「ページ除外」という項目があるので「管理」をクリックし、「除外設定を追加」から はてなブログ のプレビューページのアドレスを追加して下さい。最後に「サイトに適用」のクリックは忘れずに。

(参考)サイトの特定のページを自動広告の表示対象から除外する(Google)


  • Twitter などで記事の宣伝をするのは控えておいた方がいいかも知れない

    実はこのブログも一時専用の Twitterアカウントを開設して新着記事の告知を行っていたことがありました。ただ、Twitter で記事の告知を行うとなんだか変な商材屋さんなんかが繋がってこようとするケースが結構あるのですよね。Twitter を利用してみようと思ったのは、私自身がちょくちょく Twitter で検索して面白そうだと思った記事を訪問することがあるからでした。実際のところ、数%程度の Twitter からの流入は見込めるようでしたが、「無効なトラフィックの問題」について調べていく中で広告配信制限の一因ではないかという話を目にしたこともあったので結局その Twitterアカウントは閉鎖してしまいました。そこまで流入量が増えたわけでもありませんでしたしね。余計なことは考えず地道にやっていこうかと(笑)。

■ 「評価中のアカウント」?

過去に「無効なトラフィックの問題」で制限を受けたことは何度かあるのですが、今回初めてこちらの「評価中のアカウント」という理由で広告配信制限を受けました。ポリシーセンターで確認してみたところ、次のように説明されています。

詳細

トラフィック品質の評価が行われている間、アカウントでの広告配信は一時的に制限されています。今後もお客様のサイトのトラフィックは継続的にモニタリングされ、配信制限は Google 側で自動的に見直しおよび更新されます。詳しくは、広告配信の制限についての記事をご覧ください。

対応策

Google によってサイトのトラフィックの評価が行われている間、コンテンツの作成とオーディエンスの構築を続けましょう。また、AdSense プログラム ポリシーに準拠していることをご確認ください。通常、この広告配信の制限がお客様に影響を与える期間は 30 日未満ですが、それ以上となる場合もあります。

やっぱり何が原因になっているのかよく分かりません。ほんと、もうちょっと分かりやすくしてくれないですかね・・・。制限が解除されるまでの日数も分からないようです。

「トラフィックの品質を評価する間」と書かれている事からサイトへの流入経路を調査されているのかと思いましたが、既に Twitter で記事の紹介をすることは止めていますし。たま~に Twitter で当ブログ記事を採り上げて下さる方が居られるのですが、少なくとも はてなブログ のアクセス解析画面を見る限り最近はほとんど SNS経由で訪れて下さる方は居ないようなのでこれは関係ないかなと。

ポリシー違反になるような記事を書いた覚えもありません。以前にオンラインカジノ関係の会社から提携を持ちかけられたことがありますが、ブログの趣旨に合わないからとお断りしています。デマなんかも流したりしてませんしねえ・・・。

正直言ってこちらの件については全くのお手上げです。どうすればいいのか見当も付かないので、「コンテンツの作成とオーディエンスの構築を続けましょう」という指示に従って記事の作成を続けることにします。早く解除されてくれるといいのですけどね・・・。

■ AdSense の広告配信制限を未然に回避するために出来る事は少ない

具体的な解決手段を期待していた方には申し訳ありませんが、残念ながら特に はてなブログ の場合は Google AdSense の広告配信制限を回避するためにできることはほとんど無いようです。WordPress の場合ならプラグインを導入して誤クリックや過剰クリックなどの予防に取れる手段も多少はあるようですが、はてなブログ の方は はてな がブログの根幹部分はがっちり握っていますからね。その代わり、セキュリティ面での気苦労が減るなど、はてな は はてな で使いやすい面もあります。

書いた文章のチェックなどを行っていて誤って広告をクリックしてしまうことは充分あり得る話です。意図的に自分のブログで表示されている AdSense の広告をクリックしたりしていなければ数週間から 1ヶ月程度で広告の配信制限が解除されるケースがほとんどだとは思いますが、何度も繰り返したりして悪質と判断された場合や、所謂アダルトコンテンツが含まれたり、著作権を侵害したりしてポリシー違反とされた場合、最悪のケースでは AdSenseアカウントを無効化されてしまう場合もあるそうなので、そうしたことに極力注意しながら記事を書いていくしかありませんね。