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Blu-ray レコーダーを SONY のトリプルチューナー搭載 4K Blu-ray レコーダー「BDZ-FBT2200」に買い換えました!

昨年の秋に PC でテレビ番組を録画するのを止めて 4K ブルーレイレコーダーを導入しました。録画中ずっと PC の電源を入れっぱなしにしておかなければならない点と、搭載していた PIXELA 社の TVチューナーカードのソフトウェアの出来がイマイチで、おまけに番組表の背景色が黒一色で非常に見にくい点が気になっていたのです。BS 4K の番組も視聴してみたかったのですよね。

BAFFALO 製となって生まれ変わった「新生 nasne」も併用していたのですが、あわよくばこちらも撤去できればと考えていました。こちらはこちらでそれなりに使い勝手は良かったのですが、搭載されている冷却ファンの音が結構気になっていたのですよね。ファンまで搭載しているにもかかわらず発熱もかなりのものでした。

「REGZA」ブランドの「DBR-4KZ200」に買い換えてしばらく使っていたのですが、画質や音質には非常に満足出来たものの、色々と思惑通りにいかない部分が出てきました。まず nasne の撤去ですが、「PC TV Plus」というソフトウェアを使って PC でもテレビの視聴を行えるようにしたかったのですが、なんと録画番組の再生視聴は出来るものの、放送中の TV のライブ視聴が出来ません(この点は購入を検討しているだけで無理かも・・・とは思っていたのですが)。

PC のサブモニターの一部に TV ウィンドウを表示させておいて PC で作業しながら横目でニュースを見たりスポーツ中継を観たりすることを考えていた(nasne はそのように使っていた)のですが、ここが実現出来ないなら nasne を撤去出来ません。また、リモコンの使い勝手の悪さ(持ちにくさ)、番組表の表示レスポンスの悪さなど、気になる所が色々と出てきてしまったのです。

元々非常にいいタイミングで「DBR-4KZ200」を購入出来ていたので、手元に購入金額がほぼ帰ってくる形で売却出来そうだったこともあって、思い切って SONY のブルーレイディスクレコーダーに買い換えることにしました。こちらならほぼ期待していた通りのパフォーマンスが実現出来そうです。


初めは Wチューナーモデルの「BDZ-FBW2200」でいいかと思っていたのですが、極たまにではあるものの Wチューナーでは録画中に別の番組を観たり出来ないこともあったので、ここはもうちょっと頑張ってトリプルチューナーモデルの「BDZ-FBT2200」を購入しておくことにしました。


「BDZ-FBT2200」の主な仕様です。4TB モデルでは価格が跳ね上がるので 2TB モデルを選択。

チューナー 地デジ / BS(BS 4K 対応) / 110° CS(CS 4K 対応)x2基
地デジ / BS / 110° CS x1基
映像
記録方式
MPEG-2 / MPEG-4 AVC / HEVC
音声
記録方式
MPEG-4 AAC / MPEG-2 AAC / Dolby Digital(2ch 256kbps)
内蔵 HDD 2TB(4TB モデル有り、6TB モデルは廃番)
外付け HDD 32GB ~ 8TB(USBハブを介した複数の HDD 接続は不可)
再生可能
メディア
UHD BD、BD-R 3D、BD-R、BD-R DL、BD-R XL、BD-RE、BD-RE DL、BD-RE XL、DVD-R、DVD-R DL、DVD-RW、DVD+R、DVD+R DL、DVD+RW、CD、CD-RW、CD-R、DTS-CD
録画可能
メディア
BD-R、BD-R DL、BD-R XL、BD-RE、BD-RE DL、BD-RE XL、DVD-R、DVD-RW
LAN / Wi-Fi 1000BASE-T、IEEE802.11 a/b/g/n/ac
消費電力 動作時最大 31 W、瞬間起動待機 約 16 W、通常待機 約 6.5 W、低消費待機 約 0.04 W
外形寸法 430.2x56.4x224.5 mm(突起部含む)
質量 約 3.7 kg

Wチューナーモデルの「BDZ-FBW2200」とは、ほんとにチューナーの数にしか違いがありません。発売当初は 6TB の HDD を搭載したモデルも販売されていたようですが、現在は 2TB と 4TB のモデルのみになっているようです。外付けHDD は公称値で 8TB までのものを増設可能。

トリプルチューナーモデルということで、3番組の同時録画が可能ですが、BS 4K、CS 4K の番組は 2番組までしか同時に録画出来ません(尤も、4K 放送はプログラムが少ないので困ることは無いでしょう)。UHD BD や CD の再生にも対応し、再生可能なメディアの種類は非常に豊富です。

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個人的に SONY の製品はその保証の手厚さから ソニーストア で購入するのが一番だと思っているのですが、今回は価格差がかなりあったことと、上新電機の株主優待割引券を併用したかったので Joshin Web の方で購入しました。配送時は外箱に伝票直貼りでしたが、綺麗に剥がせたのでまあヨシ。

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付属品は、リモコンの他に ACコード(1.5 m)、アンテナケーブル(1.5 m)、リモコン用電池が入っていました。他のメーカーもそうですが、アンテナケーブルは地デジ用の 1本しか付属していないので、BS / CS 放送を視聴したい場合はもう 1本調達する必要があります。BS 4K / CS 4K の受信には 低損失の高品質ケーブル が必要なのでご注意ください。

179頁にも及ぶ分厚い取扱説明書が付属しているので、PDF でダウンロードして NAS などに入れておき、タブレットなどで読めるようにしておくのが便利でしょう。

BDZ-FBT2200 取扱説明書(PDF)


B-CASカードが付属していないことに驚く方が居るかも知れませんが、「BDZ-FBT2200」では本体に A-CASチップを内蔵しているので B-CASカードは付属していません。

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BDドライブは前面パネルで隠れています。本体かリモコンの開閉ボタンを押すと前面パネルの横幅 5/6 ぐらいが開いてディスクトレイが出てきます。REGZA の BDレコーダーもそうでしたが、この方が安く出来るんですかね?ちなみに右側の「ULTRA HD Blu-ray」のロゴのある部分を開けると前面の USB端子とリセットスイッチにアクセスできます。

前面の USB端子にも HDD を接続する事が出来ますが、「SeeQVault」対応の HDD のみ、録画不可(再生は OK)など色々と制約があります。外付けHDD を接続する場合は実質的に内蔵HDD や背面 USB端子に接続した HDD からのムーブぐらいしか使い道は無さそう。ビデオカメラやデジタルスチルカメラから画像や映像を取り込むことは可能です。

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背面には小型のファンがありますが、動作音はほとんど気になりません。HDMIケーブルはちゃんと ” ハイスピード ” と記載された 4K 映像出力対応のものを使いましょう。私、横着してこれまで別の機器で使っていた HDMIケーブルを接続したのですが、最初映像が出なくて悩みました(苦笑)。ちゃんと真面目にケーブルの判定を行っているようです。また、4K HDR で映像を楽しみたい場合は、更に上位の ” ウルトラハイスピード ” と記載されたケーブルが必要になるそうです。

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この BDレコーダーもネジを何カ所か外すだけで簡単に内部にアクセス出来そうだったので、ちょっと開けて中身を拝見!東芝のものと比べてわりとみっちりパーツが詰め込まれている印象でした。アルミ製らしき大型のヒートスプレッダの下が恐らく映像エンジンなのでしょう。

電源はしっかり別基板に分けられています。HDD は裏側が上になるというややアクロバティックな取付方法になっていました。SONY製の nasne もそうでしたが、HDD のプロテクトは非常に強力なようです。自力交換はまず不可能かと。弄れるところは無いと判断し、これ以上の分解は行っていません。

BDZ-FBT2200-15 東芝の「DBR-4KZ200」付属のリモコンと比較してみました。正直に言って東芝の方のリモコンは放送波の切替が一番上にあったり、重量バランスが悪いのかかなり持ちにくいと感じていたのですが、SONY のリモコンは非常によく手に馴染みます。剛性感もこちらの方があってボタン配置も良く、かなり使い勝手に差を感じました。こういうところ、結構大事だと思います。

ソニーストア ソニーストア


■ HDMIケーブルは ” HIGH SPEED ” 以上の規格に対応したものを!

4K 以上の画質で映像信号を伝送する場合、HDMIケーブルの品質が結構シビアになります。実は「BDZ-FBT2200」を AVアンプに接続した当初、音は出るものの映像信号が出力されなくて悩んだのですが、HDMIケーブルを高品質なものに変えたところ問題が解決したということがありました。この交換したケーブルは他の機器で使っているものだったので、新たに SONY の「DLC-HJ10」という型番の ハイスピード HDMI ケーブルを購入。

HDMIケーブル


うちは AVアンプからの映像出力先に PC用のディスプレイ(EIZO FlexScan EV2785)を使っているので 4K/HDR(18 Gbps)規格非対応のケーブルで済ませましたが、より良い TV を使っている場合は「プレミアム HDMI」または「ウルトラハイスピード」対応のケーブルを使うことをお勧めします。価格はグンと上がってしまうのですけどね・・・。

■ セットアップは簡単!

最近の家電製品らしく、セットアップは画面の指示に従っていくだけ。ほとんど自動で行ってくれます。

セットアップ-1セットアップ-2セットアップ-3
セットアップ-4セットアップ-5セットアップ-6

うちの BS/CSアンテナは ” 右旋 ” の電波受信にしか対応していないので、” 左旋 ” で送られてくる NHK BS8K(そもそもレコーダーが非対応)や BS4K の一部放送、CS4K の受信は出来ません。まあそれこそ番組が少ないのでわざわざアンテナを変える程でもありませんしね・・・。

「スタンバイモード」で「瞬間起動」を選んでおくと、文字通り電源を入れればすぐに視聴出来るようになります。若干待機時の消費電力が増えますが、設定出来るのは最大 6時間までなので、こちらを選んでおいて良いかと(他の時間帯では自動的に「バランス」に設定されます)。

セットアップ-7セットアップ-8セットアップ-9
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使用しているテレビやディスプレイに合わせて自動的に最適な表示設定を調節してくれます。途中で紹介されている「Video & TV SideView」についてはこの後すぐ!設定については当然ながら後からいくらでも変更する事が出来ますので、あまり深く考えずにどうぞ。

■ リモート視聴機能も充実!

ネットワークを経由して「BDZ-FBT2200」で録画した番組や、放送中の番組を DTCP-IP規格に対応したスマホ・タブレットのアプリや PC のソフトを使って家中どこからでも視聴することが可能です。

スマホ・タブレット用のアプリは「Video & TV SideView」。iOS 及び iPad OS、Android 端末用の無料で使えるものがそれぞれ用意されています。


こちらのアプリを使うと放送中の番組や録画済み番組の視聴が出来るだけでなく、スマホ・タブレット上で番組表の確認や録画予約が行えるので非常に便利です。

Video & TV SideView-1Video & TV SideView-2

番組表はこのようにジャンルによる色分けも出来るので非常に見易くて Good です。「BDZ-FBT2200」の番組表表示も充分に高速ですが、やはり使いやすさは断然こちらの方の勝ち。録画済み番組の消去などもアプリからの方が操作しやすいと思います。

画質は iPhone・iPad では 720p までのようですが、Android端末なら 1080p での視聴も出来るようです。まあいずれにせよスマホやタブレット程度の画面サイズでは十分な画質でしょう。ベッドで寝転びながらテレビが観れるというぐうたら生活が捗ります(笑)。

PC のモニター上で視聴したい場合は、SONY が発売している「pc tv plus」というソフトが便利です。 今から購入すると機能制限版でも 1ライセンス 3,300円、標準版が 4,400円からと安くはありませんが、買切り型です。市販はされておらず、ソニーストアのオンラインショップ限定販売なのでご注意ください。機能に不安がある方は、14日間の無料体験期間があるので気に入ったら購入されると良いかと思います。ライセンスキーを購入して認証させればそのまま製品版として使用可能です。

BDZ-FBT2200-15

このように(撮影の関係でモアレが出ています💦)縦画面として使っているモニターの下の方にウインドウで TV 画面を表示させるといった使い方も出来ます。こちらのソフトも番組はジャンル毎に色分けして表示させることが出来るので見易いですし、録画済み番組の管理も楽です。画質の上限が 360p(640x360 pix)止まりなのは残念な点ですけどね・・・。まあ横目でニュースやスポーツ中継を流しておくには悪くないです。モニター間でウインドウも移動出来るので、大きく観たかったらウインドウを移動させてダブルクリックで最大化すればOK!

ただ、リモート視聴のレスポンスとしては nasne に敵わないようです。番組表の取得や、テレビ画面が表示されるまで時間が掛かることがありますし、節電機能の関係なのか、「BDZ-FBT2200」 の電源を入れてやらないと視聴出来ないこともあります。この辺はさすが nasne がネットワークレコーダーとして専用設計されているだけのことはあると言ったところでしょうか。

宅外からの視聴についてはまだ試せていませんが、そのうちトライしてみたいと思います。いずれにせよ、REGZA のレコーダーで出来なかった放送中の番組視聴が可能になったので、これでようやく nasne の方も撤去することが出来そうです。あ、そうそう。地デジ・BS/CS のライブ視聴は可能ですが、4K 放送のライブ視聴は出来ないようです。ここは残念。

■ 最初からこちらを買っておけばよかった💦

幸いタイミング良く購入や売却が出来たので追加費用は実質的に元々の差額程度しか掛かりませんでしたが、やはり最初からこちらを買っておくべきでした(苦笑)。とは言えカタログや HP をいくら見たところで実際に使ってみないと分からない部分って結構あるものなのですね・・・。「BDZ-FBT2200」は操作レスポンスが良く、ほぼ私が期待した通りの機能が実現出来ました。画質・音質についても満足!

番組表の更新でもしているのか、夜中に BDドライブがガコガコと動く時があるのはアレですが(なんで BDドライブを動かす必要があるのだろう?)、そこを除けば動作音は非常に静かです。BUFFALO版の nasne の冷却ファンが昼夜問わず結構な音を出していた事を考えれば天と地ほどの差。

内蔵されている HDD の容量が 2TB しか無い点は正直に言って物足りませんが、なるべく早く外付けHDD を増設するようにしようと思います。最初から 4TB の HDD を搭載したモデルを買えていれば良かったのですが、ちょっと無視出来ない程度の価格差があるのですよね・・・。

家電量販店で相談すると店側が売りたい機種にバイアスを掛けて薦められてしまう可能性もあるかも知れませんが、近くにソニーストアの店舗がある方は是非行って触ってみてください。スタイリストさんに聞けば丁寧に商品の説明をしてくれますし、無理に売りつけられるというような事は無いと思います。保証はソニーストアが確実に強いですが、BDレコーダーを落としたり水没させたりという事はかなり稀だと思うので、気になる方は家電量販店で長期保証をつけておくというので充分だと思います。