2月ぐらいからやろうやろうとは思いつつ結構長いこと洗車をサボってました。寒すぎる日は屋外で洗車する気になりませんし、さあ明日やろうと思ったら雨が降ったり・・・(苦笑)。前後のタイヤの減り方がかなり偏っていたので洗車ついでにタイヤローテーションも行おうと思っていたのですが、そんなこんなでこちらもズルズルと先延ばしになっていました。
どうせタイヤローテーションもするのならシーラントの補充も洗車する時まで待とうと思っていたのですが、これは完全に裏目に出ました。3月に梅田まで走りに行った際に往路でパンク (ノД`)。一応シーラントで穴は塞がったかと思えたので 携帯ポンプ でエアを補充して走行を再開させたものの、シーラントの残量が足りてなかったのか、またしばらくするとエアが抜けてしまいました。
こんな事もあろうかと(真田氏談)サドルバッグに忍ばせていた 予備シーラント を注入したところ、これで収まったようです。結局ストップ&ゴーを繰り返したお陰で 40~50分ほどロスしてしまいました。今回補充したシーラントは、この後タイヤローテーションの為にタイヤを外すわけで無駄になってしまいますが仕方ありません。あのままでは帰って来れませんでしたからね・・・。
そんなわけで洗車にはいい季節になって来たことですし、重い腰を上げて(苦笑)洗車とタイヤのローテーション及び各部の簡易チェックに取りかかることにしました。
今回洗車で使ったケミカル類です。バイクウォッシュは今のところ Muc-Off のもの を使っています。個人的に以前使っていた フィニッシュラインのバイクウォッシュ よりよく汚れが落ちるような気がします。チェーンクリーナーは シュアラスターのもの を使いましたが、こちらは ワコーズのもの の方が使いやすいように感じました。シュアラスターのチェーンクリーナーは安くていいのですが、揮発性が高いのか、すぐに乾いてしまうのですよね・・・。
ウェスは Amazon Basic のまとめ買い品 と クレシア ワイプオール を使っています。どちらもたまにあるセール時にまとめ買いしておくのがお勧めです。バイクウォッシュは次に TREK の割引クーポンが来たら試しに Bontrager のものも買ってみよう・・・。
バイクを MINOURA の「RS-1800 レーススタンド」に載せて洗車開始!


メンテナンススタンドは無ければ無いでどうにでもなりますが、洗車する際にしゃがまなくていいし、バイクの向きを変えるのも簡単なのであれば洗車やメンテナンスが捗るアイテムです。下記記事でレビューしていますので、興味のある方はどうぞ。
スプロケも長いこと外して洗っていなかったのでしっかりメンテナンスしておきます。必要なのは フリーホイールリムーバー と スプロケットリムーバー。
所々尖った歯が出てきているのでもうしばらくしたら交換ですかね・・・。チェーンチェッカー ではまだ大丈夫そうでしたが、チェーンの交換時期もそろそろかなという感じ。
スプロケを外して清掃したついでにフリーハブのメンテも行っておきます。こちらは思ったほどには汚れていませんでした。細かいパーツが多いので無くしそうで怖い(笑)。Bontrager Aeolus Pro 37V のフリーハブのメンテ方法については下記の記事で紹介しています。 今回はちゃんと フリーハブ用のグリス を使いました。シマノの ” プレミアムグリス ” よりだいぶ柔らかいようです。分解したパーツを組み立ててラチェットの動作をチェックしてフリーハブのメンテナンスまで完了。ここまでは至極順調です。
■ 前後のタイヤローテーションを行う
さて、ずっと気になっていたタイヤのローテーションを行ってみます。
左が前輪、右が後輪のタイヤですが、見て分かるとおりタイヤの減り具合に結構な差が出ています。私自身の体重(笑)に加えてカメラやレンズを入れたパニアバッグをほぼ常時積んで走っているので、やはり後輪には大きな負担が掛かっているのでしょう。財力があればタイヤ交換でもいいのでしょうが、前輪で使っていた方がさすがに勿体ないですしね・・・。もうちょっと頑張ってもらいますよ!


タイヤレバーを使ってタイヤを外しました。前回のライド中のパンク対処のために ” 追いシーラント ” してからあまり日が経っていないので、かなり液状のシーラントが残っています。勿体ない気はしますが、あの時はこうするしかなかったので仕方ありません。
デロデロの状態ですが、私が現在使っている IMEZI のシーラント は固まっていない状態では水溶性なので、水で流して軽くこすればかなり楽に綺麗にすることが出来ます。シーラントを除去する際、特にビード付近は念入りに綺麗にしておいた方がその後のビード上げが多少なりとも楽になるようです。ところでリムテープってどのくらいの頻度で交換するのがいいのだろう?今度ショップで聞いておくか・・・。
タイヤの裏側とホイールの内部のシーラントを粗方綺麗にしたあと拭き上げて水分を取ったらホイールにタイヤを装着し、いよいよ ” ビード上げ ” です。もちろん先日購入したシュワルベのタイヤブースターを使います。
前回別のホイールで練習した時はすんなりビードが上がったのですが、今回はビード周りがちゃんと綺麗に出来ていなかったのか、やや隙間が生じている様子。ということでシーラントを注入し、ある程度タイヤ全体に行き渡らせてからやや高圧目にしてビード上げに挑戦したところ、ビード自体はちゃんと上がりました。タイヤブースター買ってて良かった。
ただ、タイヤ内部を洗ったせいか、パンクで空いた穴を塞いでくれていたシーラントの塊が取れてしまっていたようで、霧のようにタイヤ接地面からシーラントが噴出 (゚Д゚)。止まったかなと思って空気を入れ直してしばらくすると ” プシュー ” という音と共にシーラント噴出というのを何度か繰り返してようやく落ち着きました。思いのほか時間が掛かってしまった・・・。
■ やはり洗車は気持ちいい!
バイクにホイールは装着せずに一晩様子を見ていましたが、特に空気圧が下がることも無く安定したようだったのでホイールを組み込んで注油し、外していたパーツを再び取り付けて各部の締め付けをチェック!更に携行用の予備シーラントボトルにも減った分を補充してメンテナンス完了です!


小石が飛んだりヒットさせてしまったりしてそれなりに塗装に傷は付いてきましたが、久々にさっぱり綺麗になりました。懸案だったタイヤのローテーションも行えましたし、もうちょっと落ち着いたらまたロングライドに出掛けてみようと思います。やはり洗車は気持ちいいですね!
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