サドルバッグは比較的自転車の高い位置に取り付けることになるためどうしても重心が高くなってしまい、あまり重いものを入れると左右に振られて不快感が出ることもあって好き嫌いの分かれるアクセサリですが、個人的にはやはりあった方がなにかと便利なんじゃないかと思います。
元々 TREK の Checkpoint が納車されたら取付ようと TOPEAK の 「エアロ ウェッジ パック」 というサドルバッグを用意していたのですが、Checkpoint にリアキャリアを取り付けた関係もあってスペース的に無理でした。こちらは代わりにクロスバイクの方で使うことにしたので、新たに須磨の TREK で「Bontrager Comp Seat Pack」という、やや小ぶりなサドルバッグを調達してきました。
「Bontrager(ボントレガー)」は TREK 傘下のバイクアクセサリーブランドですが、基本的に TREK 製品を扱うお店の店頭でしか購入することが出来ないため、他のメーカーのバイクに乗っている方にはあまり馴染みの無いブランドかも知れません。もともと高品質な製品を良心的な価格で販売してくれるブランドだったのですが、ここ数年の相次ぐ値上げで価格面での魅力が薄れてしまった点は残念ですね。
入手性にやや難があるためか Bontrager製品は全般的にレビュー記事が少ないようなのですが、今回購入した「Comp Seat Pack」についてもあまりショップ以外の紹介記事を見かけないので、こちらで実際にしばらく使ってみて感じた事を簡単にレビューしておくことにします。
Bontrager の「Comp Seat Pack」には、サイズ違いで 2種類のバリエーションがあります。
最大積載量 | 0.8 ℓ | 1.23 ℓ | ||
価格 | ¥ 3,500 | ¥ 3,900 | ||
材質 | 101% ポリエステル | |||
サイズ(LxWxH mm) | 140x100x65 | 170x100x70 |
※ 価格は 2023年6月現在のもの
私は 1.23ℓ 入る方を購入してきました。「101% ポリエステル」って何なんでしょう?密度が高いってこと?!誤植かとも思いましたがたまにネット上でも別の商品で見かけることがあるようです。う~ん、よく分からん・・・。まあポリエステル製であることはわかりました(苦笑)。
また、ワンランク上の製品として「Elite Seat Pack」というサドルバッグも売られています。
最大積載量 | 0.28 ℓ | 0.65 ℓ | 0.93 ℓ | 1.39 ℓ | 1.73 - 2.23 ℓ |
価格 | ¥ 3,900 | ¥ 4,900 | ¥ 5,500 | ¥ 6,500 | ¥ 7,500 |
材質 | PU coating Nylon、Hypalon | ||||
サイズ(LxWxH mm) | 120x80x30 | 145x75x70 | 165x85x85 | 185x95x85 | 225x105x110 |
※ 価格は 2023年6月現在のもの
こちらの方がサイズバリエーションが豊富なのと、バッグの素材がより防水性を高めたものに変更されているのですが、私の Checkpoint でサイズ感を確認させて頂いたところ、買いたかった容量 1.3ℓ 前後のバッグではやや長さがあるせいか、リアキャリアと干渉してしまうのですよね・・・。
恐らく「52」サイズのバイクだったら大丈夫だったと思われますが、私のバイクのサイズは「49」。こればかりは体格の問題だから致し方ありません。「Comp Seat Pack」の方ならなんとか取り付けられそうだったので、こちらを購入することにしました。まあこの辺りは店頭で購入するメリットですね。


こちらが 1.23ℓ サイズの「Comp Seat Pack」。サドルバッグでは一般的なサドルレールとシートポストにベルクロでで固定する方式です。後ろのボントレガーロゴの部分は反射素材になっていて、クリップ式のテールライトを取り付ける事も出来ます。


小ぶりなサドルバッグですが、予備チューブ(700Cx40mm)、予備シーラント、タイヤレバー、タイヤブート(撮り忘れ💦)、携帯マルチツールくらいなら余裕で入ります。Checkpoint はチューブレスレディなので本来タイヤチューブは不要なのですが、ソロで動き回ることがほとんどの私は最悪のケースも想定しておかないといけませんからね・・・。サイドカットという事もあり得る話です。
「49」サイズの Checkpoint ALR 5 に取り付けてみた様子です。脱着は簡単ですが、ベルクロがなかなか強力なのでしっかりと取り付ける事が出来ています。カメラを持ち運ぶのに愛用している「Bontrager MIK Utility Trunk Bag」のリアキャリアへの取り付けも問題ありません。
こちらは今後タイヤチューブや予備シーラントの専用バッグとして常備しておくことにします。出掛けにバタバタして忘れたりする心配が無くなりますしね(笑)。
