昨年 12月17日に突如発表され、翌 18日から予約受付の始まった「DUALSHOCK 4 背面ボタンアタッチメント(CUHJ-15017)」。
「数量限定発売」とのことで、予約受付が開始されるや否や割当予定数量に達してしまい予約受付を締め切るお店が続出しましたが、なんとか 1つ押さえておけたものが届きました。1月16日の発売日当日の朝から実店舗に走った人も多かったようですね。
「DUALSHOCK 4 背面ボタンアタッチメント」がどのような商品なのかは下の公式動画を見て頂くのが早いと思いますが、要は DUALSHOCK4 の下部にユーザーが任意に △〇□✕ や L3、Option などの機能を割り当てることの出来るボタンを 2つ追加する製品です。ボタンの種類を増やすものではありません。
箱の中は本体と取扱説明書だけです。説明書については「こちら」からPDFを落とすことができます。
手のマークのところは保護シールなので剥がして使う事になります。DUALSOCK 4 の手前のところの3.5mmジャックと拡張コネクタに差し込んで固定する形なのですが、最初はちょっと戸惑うかもしれませんね。DUALSHOCK 4 に差し込んだところで一旦止まり、そこから更に押し込むことで背面との隙間も無くぴったりと取り付ける事ができるようになっています。
取り付けてみた様子です。さすが純正品だけあって全く違和感がありませんね。スケルトンモデルは分かりませんが通常モデルではカラーリングの相性もばっちりです。思いのほかしっかりしていて、奥まできちんと差し込めば強度的な不安を感じる部分も無く、約 26.2g と非常に軽いのでコントローラーの重量バランス的にも問題ありません。
上でも書きましたが最初に取り付けたときは更に奥まで差し込めるとは知らず左の写真の状態でいいのだと思っていました。アタッチメントの真ん中の丸い部分が OLED スクリーンになっているのですが、この状態では機能しません。右のようにしっかり差し込めれば DUALSHOCK 4 背面の製造番号が書かれたシールが隠れるようになっています。
ボタンの割り当てはアタッチメント背面の OLED スクリーンを使って操作することになります。ここを 1秒間押し続けることで設定モードに移行し、アタッチメント左右のパッドを使って割り当てるボタンを選んでもう一度スクリーン部のボタンを押せば確定されます。設定したプロファイル(ボタンの割り当て)は 3つまで保存することが可能で、プロファイルの切り替えはスクリーンを 2度クリックすることで行います。
この割り当てるボタンの設定やプロファイルを切り替える時は OLED スクリーンで確認するしかないのですが、せっかく DUALSHOCK 4 自体にスピーカーが内蔵されているのですから、何か確認音くらいは鳴って欲しかったなと思います。この OLED スクリーン自体も出来れば DUALSHOCK 上面の半円部分に設置して欲しかったですね。設定するにはいちいち裏返さなければならないのはちょっと残念です。尚、背面ボタンアタッチメントに関する FAQ は「こちら」で公開されています。
アタッチメントを付けた状態で持ってみるとこのようになります。パッドの位置的に薬指でパッドを操作する事が多いんじゃないかと思います。ホールド感は素晴らしいの一言ですが、操作感はさすがに今までとかなり変わってくるので慣れるまではとっさの場面で脳が混乱するかもしれませんね。今まで薬指はあまり使ってなかったでしょうしこればかりは使い込んで慣れるしかないでしょう。
実際にいくつかのゲームで使ってみました。
■ DEATH STRANDING
左パッドに「L3」、右パッドに「OPTIONS」を割り当ててみました。ゲーム内ではダッシュ
を背面左パッド+方向スティック、MAPや積み荷の整理画面へのアクセスを背面右パッドから
行えるようになります。プレイしてみるとダッシュが非常に楽になりました。
■ Gran Turismo Sports、Project Cars
左パッドに「シフトアップ」、右パッドに「シフトダウン」を割当てみます。レースゲーム
ではパドルシフトのような感じになるのでかなり臨場感が増すのでは無いかと思いました。
ただ、L2・R2のトリガーにブレーキ・アクセルを割り当てることが多いと思いますが、中指
と薬指では操作が難しいですね。練習すれば慣れるかも知れませんが、ちょっとずらして人
差し指でL2・R2、中指にアタッチメントのパッドが来るようにした方がよさげに思いました。
レースゲームはハンドルコントローラーがあるのが理想なのですけどね。さすがに置き場も
ありませんしこれで慣れるように頑張ってみようと思います。
この頃のアクションゲームは特にダッシュの操作をする場面で L3(スティック)を押し込む操作を割り当てるものが多いと思いますが、コントローラー故障の一因にもなっていると思うのですよね。(事実私も1個これで駄目にしています。)ダッシュを長時間続けるのも指が疲れてきたりするのであまり好きでは無かったのですが、この問題から解放されるだけでもこのアタッチメントを買う価値はあると思います。あとは慣れの問題ですね。
SONYストアではステータスが「入荷待ち」になっているのでまだ買える可能性はあると思います。(そのまま販売終了になってしまう事もあり得ますが。)ただ、再入荷があるとしてもいつになるかまではわかりません。「お気に入り」に登録しておくと入荷があった際にメールで通知してくれるはずなのでIDを作っておくと良いかと思います。
Amazon は再入荷があればいいですが今はマーケットプレイス販売のプレミア価格になってしまっているのであまりお勧めはできません。
「ソニーストア
」の販売ページにて 2020年2月5日(水)10時頃から予約受付を再開するとのアナウンスが出ています。(ストアの検索ボックスから「CUHJ-15017」で検索すれば辿り着けます。)尚、今回の受付分は 2020年3月26日(木)以降の出荷となるそうです。お待ちになっていた方には朗報ですね。ただ、また一瞬で蒸発してしまうかもしれませんのでご予約はお早めに!