先日外に撮影に出ていていつの間にか SONY「α7C II」の「ホットシューカバー」を紛失してしまったことに気付きました。肩に掛けたりカメラバッグに出し入れしながらカメラを持ち歩いていたのですが、何かの拍子に落としてしまったようです。以前から若干嵌合が緩いなとは感じていたのですが、撮影に夢中になって注意が疎かになっていたのかも。
「ホットシュー」は、別名アクセサリシューとも呼ばれ、カメラ本体から電源を供給し、送られる電気信号によってストロボやマイクなどを操作するのに必要となる部分のことです。
別に無くなったところで機能的な不具合が出るわけではありませんが、このように端子が剥き出しになってしまいます。今のところストロボやマイクをここに付けて使うことはありませんが、このままでは端子が酸化が進んでいざ使おうとした時に接触不良を起こす可能性もあります。
純正品は「FA-SHC1M」という型番でもちろん SONY からも発売されていますが、樹脂製で高級感などありません。そこで「F-Foto」というメーカーの製品を試してみることにしました。
「F-Foto」は、群馬県に本拠を置く日本のネット販売専業のカメラアクセサリーメーカーです。創業は 2012年とのこと。製造こそ海外で行っていますが、設計やデザイン、検品は国内で行っているそうです。ホットシューカバー以外にもレンズプレートやクラッシックフード、三脚座などがラインナップされています。各製品ともに評判は上々の様子。
ホットシューカバー本体以外に調節用のスペーサー(厚さ 0.08 mm)が付属していました。万が一ホットシューとの嵌合が緩かった場合にこれを使って調整してくれとのこと。カメラメーカー毎に微妙に形状に差があるようなので、SONY のカメラには「SONY α 専用」と明記されたものを買うように。


こちらのホットシューカバーはアルミ製です。上部がフラットなバージョンもありましたが、凹みのついたデザイン性のあるこちらを選択。重さは約 2.3g といったところでした。
「α7C II」に装着してみました。スペーサーを使わずそのままはめてみましたが、キツくも無く、緩くも無く、ちょうど良い感じのはめ具合です。これなら今後無くしてしまう心配もしなくて済むでしょう。「α7C II」のボディのシルバーとはやや色味は異なりますが、元々付いていた純正品のグレーのホットシューカバーからして色味は異なるので特に違和感はありません。むしろアルミの質感が GOOD です。1000円ちょっとの手を出しやすい価格ですし、ドレスアップにもいいんじゃないでしょうか。