(新)タイトルいつ決めるのさ

何かの参考にして頂ければ幸いです。

Garmin のスマートウォッチ「ForeAthlete 745」の「自動クライム」機能を使ってサイクリング中に別画面で勾配データなどを確認出来るようにしてみた

Garmin Edgeシリーズのサイクルコンピューターには「Climb Pro(クライムプロ)」という、予め走行予定のコースを「Garmin Connect」上で設定しておくと、登坂区間に入った時に山頂までの残りの距離と平均勾配を画面上にリアルタイム表示してくれる機能が搭載されています。

この機能、ずっと面白そうだなとは思っていたのですが、事前に Garmin Connect を使って走行予定のコースを端末に登録しておかなければならず、普通に走っていて峠に差し掛かると勝手に Crimb Pro が始まるというわけではないようです。決まったコースを使ってトレーニングに打ち込んでいる方にはとても便利な機能なのでしょうが、フラッと横道に逸れてみたり、或いは道を間違えて変な方へ行ってしまったり(笑)といったことが多い私のような人間にはあまり向いていないのかも知れません。

実はこの「Climb Pro」、同社のスマートウォッチ「ForeAthlete 745」でも使えるようです。ただ、先程も書いたように事前のコース登録が必要ですし、予め決めておいたコース通りにきっちり走るというのは性に合わないので、代わりに「自動クライム」という機能を使って登坂時に画面を切り替え、勾配などを見やすく表示するようにしてみたいと思います。


■ 「平坦時」と「登坂時」のトレーニングページを用意しておく

「自動クライム」で登坂時に画面を切り替えて表示させるには、「平坦時」の表示画面と「登坂時」の表示画面をそれぞれ設定しておく必要があります。最初にそれぞれの画面を設定しておきましょう。

CyclingDF7 2 まず「平坦時」の表示画面ですが、私は「Garmin Connect IQ」にある「CyclingDF7 2」というデータフィールドを設定しています。時刻、経過時間、走行距離、速度、ケイデンス、心拍数、上昇/下降高度、バッテリー残量が 1画面に表示されるので、走行中でもチラッと見るだけで状況が把握できて便利です。
データフィールドを「ForeAthlete 745」のアクティビティ画面に設定する方法については以下の記事でご紹介していますので、併せてお読み頂ければ幸いです。

次に「登坂時」の画面を設定しておきます。残念ながら「Connect IQ」には勾配を表示することの出来る手頃なデータフィールドが無かったので、新たにデータページを作成しました。

クライムページ作成

ForeAthlete 745 左中央のボタンを長押ししてメニューページに入り、「トレーニングページ」で左下のボタンを何度か押して「➕追加」から新しいページを作成します。画面レイアウトはあまり細かくしても見にくくなるので 4分割にしてみました。1つの画面でスピード、ケイデンス、心拍、勾配を表示するように設定しています。

■ 「自動クライム」で登坂時の画面を切り替えるように設定する

次に「自動クライム」を設定していきます。先程と同じ様に ForeAthlete 745 左中央のボタンを長押ししてメニューページに入り、「アクティビティ&アプリ」→「バイク」→「バイク設定」で下にスクロールさせて「自動クライム」を選択します。

自動クライム設定

「ステータス」で「自動クライム」機能が働くのを常時ONにしておくか、ナビゲーション中以外にするか、或いはOFFにしておくか選択します。私の場合、ForeAthlete 745 にナビをさせるつもりはないので「常時」を設定しておきました。この設定だと登坂を検知する度に自動クライム機能が働きます。

「平坦辞表次画面」は、「現在の画面」のままで良いでしょう。いつも使用しているトレーニングページを表示させておくことが出来ます。「登坂時表示画面」の方には先程作成した登坂時用のトレーニングページを設定しておきます。「カラー反転」をONにしておけば、平坦時は白背景のトレーニングページ画面が表示され、登坂時には黒背景のトレーニングページ画面が表示されるようになります。

「昇降速度」は ForeAthlete 745 が坂を登っていると判断する際の条件設定です。1時間あたりの高度差(m/h)で設定します。何度か使いながら微調整するのが良いでしょう。「切り替え時間」では、どれくらいの時間登り続けると自動クライム機能が働くのかを、遅い(約 60秒)、標準(約 30秒)、速い(約 10秒)の 3段階に設定することが出来ます。

設定が終わったら再び ForeAthlete 745 の左中央ボタンを長押しすれば時計表示画面に戻ります。

■ 外に持ち出して使ってみました

左が普段サイクリング時に使っている「CyclingDF7 2」のトレーニング画面、右が新たに設定した登坂時用のトレーニング画面です。登坂を検知するとこれらの画面が自動的に切り替わってくれます。

通常時 Climb Pro 作動時


写真を撮ろうと停車してスピードがゼロになるとすぐに勾配表示も 0% になってしまうので実際に斜度の表示が出ているところを撮影出来ませんでしたが、このように登坂時は黒背景の画面表示に変わるので、モードが切り替わっていることもすぐに判別する事が可能です。

恐らく勾配は衛星測位情報と気圧高度計の値で計算しているのだろうと思いますが、どれくらい正確な表示になっているのかは分かりません。ですが、こういった表示があるだけでも登坂時のモチベーションアップにはなるんじゃないかと思います(心折られることもあるかも知れませんが)。

「自動クライム」はサイクリング時だけでなく、ランニングをする際にも設定しておくことが可能です。せっかく用意されている機能ですので、まだ使ったことの無い方は是非一度使ってみて下さいな。