FUJIFILM の APS-C コンパクトミラーレスカメラ「X-M5」を購入しました。サブカメラとして使用する予定です。フジフイルムのカメラを買うのはこれが初めてなのですが、長年写真用フィルムを製造し続けてきたフジフィルムならではの「フィルムシミュレーション」という機能がずっと気になっていたのです。
発売して間もなく品薄からの実質的な受注停止状態に陥ってしまい、入手困難な状態の続いているカメラではありますが、しっかり目にレビューしておきますので手に入るようになったら購入したいなと考えておられる方の参考にでもして頂けると幸いです。
カメラボディのカラーバリエーションはシルバーとブラックの 2色。どちらかというとブラックの方が人気となっているようですね。
レンズキットには「XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ」が付属しています。APS-Cサイズのカメラに対応したレンズなので、35mm 判換算では 23mm ~ 69mm 相当の焦点距離に相当します。型番に ” PZ ” の文字があるとおり、こちらは電動ズームのレンズ。
私はまだ Xマウントのレンズを 1本も持っていませんから、とりあえずこちらのレンズキットを購入することにしました。差額は 1.5万円ちょっとしかありませんからね。
■ まずは「X-M5」のインプレッションから
「X-M5」は FUJIFILM の APS-C カメラなので、レンズマウントは「Xマウント」になります。発売されたのは 2024年11月28日。ボディカラーはシルバーとブラックの 2色で、フジフイルムモールでの直販価格はボディのみ¥136,400、レンズキットが¥152,900 となっています(2025年4月現在)。
ただ、発売直後からフジフイルムの想定を遥かに上回る受注が入っているとかで、 FUJI FILM 直営のオンラインストア(フジフイルムモール)を初め、ほとんどの正規の入手ルートでは受注停止状態になっている模様。最近のフジフイルムのカメラはこんなのばっかりですね・・・。
まずはカメラ本体の「X-M5」からチェックしていきます、主な仕様は以下の通り。
撮像素子 | X-Trans CMOS 4(APS-C サイズ)有効画素数 約 2,610万画素 |
画像処理エンジン | X-Processor 5 |
ローパスフィルター | 無し |
フォーカス検出 | インテリジェントハイブリッドAF(TTL コントラスト AF / 位相差 AF) |
測距点数 | 最大 425点(25x17) |
被写体検出機能 | 人物 顔・瞳 / 動物 / 鳥 / 車 / バイク&自転車 / 飛行機 / 電車 |
シャッター形式 | 電磁制御式縦走りフォーカルプレーンシャッター |
シャッター速度範囲 | メカニカルシャッター使用時:30秒 ~ 1/4000秒、バルブ 電子シャッター使用時:30秒 ~ 1/32000秒、バルブ |
連写速度 | 最高 8.0コマ / 秒(メカニカルシャッター使用時) 最高 20コマ / 秒(電子シャッター使用時) |
連続撮影可能枚数 | ロスレス圧縮 RAW + JPEG:34枚(メカニカルシャッター使用時) ロスレス圧縮 RAW + JPEG:26枚(電子シャッター使用時 20コマ/秒) |
ISO 感度 (静止画撮影時) |
標準:ISO 160 ~ 12800 拡張:ISO 80 ~ 51200 |
液晶モニター | 3.0型カラー液晶 約 104万画素 タッチパネル式 バリアングル型 |
センサークリーニング | 超音波方式 |
記録メディア | SD / SDHC / SDXC メモリーカード(UHS-Ⅰ規格対応) |
手ブレ補正 | 動画撮影時のみ電子防振 |
Wi-Fi | IEEE802.11 b/g/n(WPA / WPA2 mixed mode / WPA3 |
Bluetooth | Ver.5.2(Bluetooth low energy) |
本体サイズ | 111.9x66.6x38 mm |
重量 | 約 355g(バッテリー、SDカード込み) |
イメージセンサーは、裏面照射型で 2610万画素の「X-Trans CMOS 4」を搭載。最新世代では無いものの、独自のカラーフィルター配列によって光学ローパスフィルター無しでモアレや偽色を抑制しているとのこと。ただ、最新の「X-Trans CMOS 5 HS」と比べてローリングシャッター歪みは出やすい模様。
「X-Trans CMOS 4」と「X-Processor 5」の組合せは、2023年6月に発売された「FUJIFILM X-S20」と同じ組合せ。画質に於いては両者は互角とのことですが、ボディ外観の違い以外にファインダーの有無、手ブレ補正機構搭載の有無、高速な SDカードへの対応など、ハードウェアとしての性能は「X-S20」が勝っているようです。ただ、「X-S20」の方は早々とディスコンになってしまいました。売れる売れないの問題よりはフジフイルムの供給能力の問題のような気がしますが、どうなんでしょうかね。


レンズキットであるからなのか、思ったより大きなパッケージで届きました。シンプルな外箱ですが、印象としては悪くないです。中の緩衝材は安っぽいですが。
付属品はバッテリーとストラップ、取扱説明書や保証書などのみ。スマホもそうですが最近は充電器や USBケーブルなどは付属しないことが多くなりました。「CAPTURE ONE」の体験版も付属しています。
「X-M5」の取扱説明書は「こちら」から Web版を参照可能。また、下記リンクからは「X-M5」とキットレンズ「XC15-45mm F3.5-5.6 OIS PZ」の PDF版取扱説明書を入手する事が可能です。PDF版のマニュアルはスマホなどにダウンロードしておくと便利でしょう。


バッテリーは小型の「NP-W126S」が付属。約 47g と軽量ですが、1260 mAh しか容量が無いので、旅行などに持ち出すなら予備バッテリーはほぼ必須となるでしょう。
小型化を優先し、どちらかというと動画撮影をメインに考えられたカメラらしく、思い切ってファインダーが取り払われてしまっています。外装はプラスチックが多用されていますが、ぱっと見の印象に安っぽさは感じません(触ってみるとまあそうだわなとは思う部分もありますが)。カメラとしてのデザインは好みのタイプです。APS-C のカメラとしてもかなり小型の方ではないでしょうか。組み合わせるレンズ次第でポケットに入れて持ち歩くといったことも出来るでしょう。
軍艦部左側にフジフイルムの特徴の 1つである「フィルムシミュレーションダイヤル」を搭載しています。写真用フイルムメーカーでもある強みを存分に発揮し、あたかも写真フイルムを入れ替えるような感覚で手軽に特徴のある色調表現を楽しむことが出来るのはフジフイルムならでは。でもホットシューカバーくらいは付属させておいて欲しかった・・・。
一番安っぽさが出てしまっているのがこの底面でしょうか。パーツの合わせ目がくっきり出てしまっています。ただ、ここは社外品のカメラプレートを装着することでごまかせそうではありますね。




カメラ左側面には何も無し。右側面に 3.5mm イヤホンジャックと USB端子、HDMI マイクロ端子が配置されています。バッテリースロットは SDカードスロットと共用です。


背面の液晶画面はバリアングル方式。チルト方式がいいのか、バリアングル方式がいいのかは意見の分かれるところです。各種ボタンの数が少なく、いずれも小さいため操作性はいいとは言えませんが、ここは小型化のトレードオフですね。
APS-C サイズのセンサーを搭載しています。レンズマウントはさすがに金属製のしっかりしたもの。防水設計にはなっていないので、天気の悪い日に外で使う際は要注意。前面の「フロントコマンドダイヤル」は押す度に F値や ISO感度の切替が出来るようになっているのですが、これは最初かなり戸惑いました。カメラの設定などについてはまた近いうちにまとめたいと思います。
■ キットレンズは「FUJINON XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ」
続いてキットレンズの「FUJINON XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ」の方もチェックしておきましょう。
焦点距離 | 15mm ~ 45mm(35mm 判換算 23mm ~ 69mm 相当) |
絞り | F 3.5 - 5.6(開放)~ F 22(最小) |
レンズ構成 | 9群 10枚(非球面レンズx3、EDレンズx2) |
絞り羽根 | 7 枚(円形) |
最短撮影距離 | 13 cm(ワイド端)、35 cm(テレ端) |
最大撮影倍率 | 0.24 倍(ワイド端) |
手ブレ補正 | 3.0段分 |
フィルター径 | 52 mm |
サイズ・質量 | Φ 62.6(最大径)x44.2(収納時)~ 62.1mm(テレ端) / 約 135 g |
僅か 135g という軽さが魅力の電動ズームレンズです。焦点距離も 35mm判換算で 23mm ~ 69mm 相当と使いやすく、Xマウントのレンズを 1本も持っていないのであれば取りあえずこれがあれば便利でしょう。開放 F値 3.5 - 5.6 と明るいレンズではありませんが、型番に「OIS」と入っているようにこの小ささで 3段分の手ブレ補正機構を搭載しているのも心強いところ。


レンズ最上部がフォーカスリング、その下がズームリングになっていますが、目盛は一切ありません。2018年発売の小型ズームレンズですが、全体的にプラスチッキーでかなり安っぽさが出てしまっています。特にリアキャップはもう少しなんとかならなかったんだろうか・・・。まあボディに差額 1.6万ちょいで最低限のレンズが付いてきますからね・・・。気に入らなければ買い換えちゃえばいいんですよ(笑)。


SONY のキットレンズ「SELP1650」などとどっこいどっこいといったところでしょうか。マウントがプラスチック製なので耐久性はあまり期待出来ないかも知れません。
X-M5 に XC15-45mm F3.5-5.6 OIS PZ を装着してみました。カメラとしてのバランスは非常にいいと思います。この状態でも冬場にコートのポケットにはそのまま入りました。やはり小さいというのは 1つの正義ではあります。


iPhone 15 を横に置いて大きさを比べてみました。厚みが違うのは当然として、わりと似たようなサイズ感だと思います。ただ、やっぱりこの ” パワーズーム ” というのはどうにも使いにくい・・・。中古でもいいのでなるべく早く別のレンズは用意したいと思います。取りあえず シュッピンの株主優待 が出てから考えましょうかね(笑)。
■ 液晶保護フイルムとレンズプロテクター
今回新たに購入した「X-M5」はあくまでもサブカメラとして使用する予定なのであまりお金を掛けるつもりは無い(余裕も無いw)のですが、最低限として液晶保護フイルムとレンズプロテクターくらいは用意しておくことにしました。
どちらも「HAKUBA」のものにしてみました。選択理由はズバリ価格です(笑)。


もちろん「X-M5」を外で使うこともありますからこれで取りあえずは一安心。



バッテリーを搭載し、液晶保護フイルムとレンズプロテクターを装備した状態で重量を量ってみました。キットレンズを付けても 500g ちょっとというのはやはり軽いですね。レンズがプラスチッキーだとは書きましたが、やはり軽さが一つの正義であることに異存はありません。
■ 「FUJIFILM X-M5」の初期設定
バッテリーはすっからかんの状態だったので、取りあえずカメラに USBケーブルを接続して充電し、初期設定を行っていきます。SDカードは取りあえず以前使っていた Sandisk の 128GB を流用することにします。ちょうど UHS-Ⅰ規格のものですしね。
充電が出来たところでカメラの初期設定を行います。



最近のフジフイルムのカメラは転売対策のため言語設定が日本語と英語のみになりました。このところの円安で海外に持ち出しての転売が日本でのフジフイルム製カメラの品薄の原因の大きな部分を占めていたようです。ま、言語設定を絞ったところで「X-M5」の供給は全然足りていないんですけどね・・・。



スマホとの連携はとりあえずスルーしてセットアップを続けます。自動電源OFF温度は動画撮影しないなら「標準」のままで良いかと。SDカードをフォーマットしたら取りあえず撮影可能になります。
ここで改めてスマホ用アプリの「FUJIFILM XApp」と連携させておきましょう。アプリは先程表示されていた QRコードから飛ばなくても App Store か Google Play で「FUJIFILM XApp」で検索するか、以下のバッジからアプリをインストールすることができます。
「FUJIFILM XApp」で出来ることは以下の 6点。
- カメラからの画像取得
- 位置情報の同期
- テザー撮影
- 設定保存 / 読み込み(バックアップ)
- ファームウェアアップデート
- アクティビティレコード
Bluetooth で「X-M5」と接続しますので、Bluetooth の使用許可、位置情報の使用許可が必要になります。位置情報は、” 常に許可 ” に設定しておくことでスマホ画面がロックされていても Exif 情報への書き込みが可能になります。
先にカメラを Bluetooth のペアリングモードにしておきます。


カメラの電源を入れたら背面右下の「DISP BACK」ボタンを長押ししてください。「Bluetooth & ファンクション(Fn)設定」という画面が表示されるので、「Bluetooth」を選んで「MENU / OK」ボタンを押下します。続いて「ペアリング」を選択し、「MENU / OK」ボタンを押してください。
スマホで「FUJIFILM XApp」を立ち上げ、「新しいカメラを登録」から「X-M5」をペアリングさせます。カメラの名前やスマホの名前はアプリ上で変更出来るので分かりやすい名前にしておくとよいでしょう。
「X-M5」の細かい設定はまた改めて詰めていきますが、「FUJIFILM XApp」とのペアリングが済んだら取りあえず Wi-Fi のアクセスポイントだけ先に登録しておくことにします。






「MENU / OK」ボタンを押下し、「ネットワーク / USB設定」から「ネットワーク設定」へ進み、Wi-Fi のアクセスポイント設定を行います。Wi-Fi ルーターに「WPS」ボタンがあればそれを利用してもよいのですが、うちで使っている NEC の「Aterm WX3000HP」にはそのような機能はありませんので、手動登録することにします。
近くで電波の出ている Wi-Fi ルーターをリストアップしてくれるので、自分の使っているものを選び、パスワードを入力すれば接続完了。残念ながら「X-M5」は 2.4GHz帯のIEEE802.11 b/g/n までにしか対応していませんが、これでカメラとの通信速度は多少なりとも速くなります。
■ ファームウェア更新
「X-M5」用に 2025年2月27日付けで新しいファームウェア「Ver.1.10」がリリースされているので適用しておきます(購入時点で Ver.1.00 が入っていました)。
SDカードに予めダウンロードしておいた更新用のファームウェアをカメラに読み込ませても構いませんが、今回は「FUJIFILM XApp」を使ってアップデートする方法を試してみます。
「X-M5」の電源を先に入れておき、スマホで「FUJIFILM XApp」を立ち上げたら右上の「」から「ファームウェアアップデート」をタップしてください。使用許諾を読んで同意すればスマホにダウンロードされた新しいファームウェアを自動的に「X-M5」と Wi-Fi 接続して(「X-M5」自身が一時的に基地局となります)転送してくれます。




ちなみにバッテリーの充電が不十分だとアップデートさせてくれません。ファームウェア更新中は誤って電源を落としてしまわないようカメラには触らぬが吉。ちなみにセットのレンズ「XC15-45mm F3.5-5.6 OIS PZ」用ファームウェアの最新版は 2024年11月15日公開の「Ver.1.12」ですが、こちらは既に適用済みでした。
いちいち SDカードに更新用のファームウェアをコピーしたりする必要が無いのは非常に楽です。「X-M5」のファームウェアを更新する場合は「FUJIFILM XApp」から行うことをお勧めします。
■ 撮影サンプル
例によっていくつか撮影サンプルを載せておきます。はてなブログ の画像アップローダーである「はてなフォトライフ」の仕様制限から「SILKYPIX Developer Studio Pro 11」を使って画像サイズを 1200x800 pix に下げていますが、その他は「X-M5」で ” フイルムシミュレーション ” を使って撮影し、JPEG 出力したものになります。トリミングなども行っていません。


さすが写真用フィルムをずっと作り続けて来た会社だけのことはあって、フィルムシミュレーションが本当に素晴らしいですね。RAW現像をしなくてもいい塩梅の色を気軽に楽しむことが出来ます。中でも特に「クラッシッククローム」と「REALA ACE」がかなり私好みの発色です。尚、撮影サンプルについては今後気に入った写真が撮れた場合は追加したり入れ替えたりするかも知れません。
■ 日常的に持ち歩きたくなる軽量・コンパクトさ
この数ヶ月間時々持ち出して使っていますが、「X-M5」は本当にコンパクトなカメラです。冬の間ならわざわざカメラバッグを持ち出さなくても組み合わせるレンズ次第ではコートやジャンパーなどのポケットにすら収まってしまいます。夏など薄着の季節でもウェストバッグや小さめのショルダーバッグでも充分持ち歩けるので正にスナップ撮影に打って付けのカメラだと言えるでしょう。
ただ、屋外で撮影する場合はやはりファインダーが欲しいなと感じることが多々あります。この点は分かった上で買ったのですが、それでもやはりそう思ってしまうのですよね・・・。特に逆光下では背面の液晶モニターでピントの確認をするのはかなり困難です。モニターの輝度を最大に上げて対処していますが、これはこれでバッテリーがもりもり減ってしまいます。
「X-M5」はフジフイルムのミラーレスカメラの中ではエントリーモデルとされる製品ですが、画像処理エンジンに最新の「X-Processor 5」を搭載していることもあってか「空気感」を感じることの出来る写真を撮ることが出来ると感じます。
また、「α7C II」はフルサイズミラーレス一眼としては非常にコンパクトなカメラですが、それでもレンズと組み合わせるとそれなりの大きさと重さになってしまいます。その点「X-M5」はより小さい上にキットレンズ込みでも約 500g と、ペットボトル 1本程度の重さにしかなりませんので、カメラを持っていくかどうするか迷うような場合でも本当に気軽に持ち出すことが出来そうです。
「X-M5」は私の様にサブカメラを探している方にはもちろん、スマホ撮影から一歩先へ踏み出してみたいと考えている方にとっても馴染みやすいカメラではないかと思います。コンパクトであるが故にファインダーが無く、カメラ側に手ブレ補正機能も搭載出来ていませんが、手ブレ補正機能を搭載したレンズと組み合わせる手もありますし、なにより「フィルムシミュレーション機能」のお陰で RAW現像を行わなくても ” フジカラー " の独特の色味を楽しむことが出来ます。
惜しむらくはフジフイルムの生産体制の脆弱さ。この数年新しいカメラを出してはすぐに供給不足から受注停止などということを繰り返しているように思えます。対応言語を日本語と英語のみに絞ったことで転売対策としては一定の効果は得ているようですが、こんな状況じゃあ値崩れしないように品薄感を出して価格をコントロールしようとしているんじゃないかなんて邪推してしまうのも無理の無い話ではないでしょうか。普通の人は「あ、買えないなら他のメーカーの買うか・・・」ってなっちゃいますよ・・・。
液晶画面保護フイルムなのですが、今まで使っていたハクバの製品で画面中央部分が浮いてくるようで、中に気泡が出来るようになってしまったので、別のものに貼り替えることにしました。貼り付けた当初は埃も気泡も入ること無く綺麗に貼れたと思っていたのですけどね・・・。
今度は JJC という、中国の深圳に本拠を置く撮影機材専門メーカーの画面保護フイルムを買ってみることにしました。” フイルム ” と言ってもこちらはガラス製のようです。


保護フイルムとクリーニングシートのセットが 2枚分入っていました。特にガイドのようなものはありませんが、フイルム左右にテープでも貼っておくと位置合わせが楽になります。自己吸着式で埃などが入ることも無く綺麗に貼ることが出来ました。ガラス製なのでこれまで使っていたフイルムのように中央が浮いてくるようなことは無いでしょう。初めからこっちを買っておけば良かったですが、こういう製品は使ってみないと分からないので仕方ないですね・・・。