(新)タイトルいつ決めるのさ

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Canon PIXUS MG8130 にエレコムの詰め替えインクを使ってみた

うちで使用している Canon のプリンター「PIXUS MG8130」は 2010年に購入したもの。インク代の高さには辟易しつつも壊れないようにずっと Canon の純正インクを使うようにしていましたが、それでもやっぱりインクヘッドが詰まるときは詰まるんですよね。阿呆みたいなインク消費量と引き換えにインク詰まりが解消する確率も高い「強力クリーニング」で直ることも多いですが、どうにもならなくて強硬手段に出たのが下記の記事。万人にお勧め出来る方法ではありませんが、非常手段の一つにはなります。

とりあえずこれでまたプリンターが使えるようになりましたが、こういう外法を覚えてしまうと「純正インクじゃ無くてもまた詰まったら洗浄すればいいや」という考えになってしまって、所謂「互換インク」も使うようになりました。ただ、やはり「互換インク」は品質のばらつきが大きいのか、先日もの凄く減りの早いインクに当たってしまいました。なんか蒸発が早い?ような感じだったのですよね。

プリンター自体の購入からもう 10年以上経っているので、いつ壊れてもいいように、実は既に別のプリンターを入手して保管しています。ただ、「PIXUS MG8130」は、今現在一般的に売られているプリンターよりもスキャナの性能がかなりいいので、とりあえず古い写真などを取り込んでしまうまで頑張って貰おうかと考えています。まあ面倒くさくて作業は全然進んでいないわけですが・・・。

詰め替えインクパッケージ 互換インクの品質のばらつきもアレですし、意外にコストもかかります。いっそ詰め替えにもチャレンジしてみるか!ということで、エレコムの詰め替えインクセットを購入してみました。MG8130 は 6色インクですが、汎用性を持たせるためかエレコムのセットは 5色分まで。グレーのインクは別に購入しなくてはなりません。


■ インクの補充に挑戦!

セットの内容です。グレーのインクも一緒に撮影していますが、実際にはホッチキスのようなパーツとその下のインク受けのようなパーツはもう 1セットあります。このインクセットで 5回分の詰め替えが出来るそうです。カートリッジは別途用意する必要がありますが、金銭的には純正カートリッジを 1セット買う金額で 10回近く補充できる計算になりますね。

セット内容

それではまずインクカートリッジの準備から進めていきます。作業中にインクを零してしまう可能性があります。汚れてもいいように、下に段ボールや新聞紙を敷いておいた方がよいでしょう。

カートリッジ準備1 カートリッジ準備2


まずインクカートリッジをホルダーにセットします。このホルダーは、BCI-326/325 共用になっています。カートリッジ先端のツメの位置を合わせたらカチッと音がするまでインクカートリッジを押し込んで固定します。次にインクカートリッジをセットしたホルダーを、インク注入口を開けるための治具にセットします。治具には溝があるのでずれる心配は不要です。

カートリッジ3 カートリッジ4


治具の蓋を閉め、パチンと音がするまでしっかり握り込みます。インクカートリッジのレバー付近に丸い穴が開いたのが分かるかと思います。インクが残っていると零れる可能性があるので、ひっくり返したりしないよう治具からホルダー毎外しておきます。

インク準備1 インク準備2


続いてインクの準備を行います。替えインクのキャップを外したらボトルを立てて置き、注入ノズル先端にティッシュなどをあてがっておいてインクボトル下層部をインクが溢れないよう注意しながら押し込むと、ボトルの上層部に 1回注入する分のインクが押し上げられます。このボトル、よく考えられた構造だなと感心しました。余分なインクはボトル下部に上手く吸い込まれるようになっています。

インク注入 注入完了


インクボトルの先っぽをカートリッジに差し込み、インクを注入します。インクボトル下層部を押し込むと、上層部にあるインクだけが上手く注入されるようになっているので、焦らずゆっくり注入して下さい。注入が完了したらカートリッジに開けた穴の付近をティッシュなどで拭き取り、詰め替えキットに付属していたシリコンの栓を注入口にはめ込めば作業完了です。

補充が完了したインクカートリッジをプリンタにセットします。ただ、プリンター側ではインクが補充されたことを検知してくれません(そもそもインクの補充は想定されていませんからね・・・)。そこで、「リセッター」を使用してインクの残量検知機能をリセットします。

■ 「リセッター」でインクタンクの残量検知機能をリセット!

最近のプリンター用インクカートリッジには ICチップが搭載されていて、カートリッジ内のインク残量を検知する機能がついています。このインクカートリッジの ICチップを初期化して、インク残量検知機能をリセットするためのものが「ICチップリセッター」です。

私は下の「THC-326321RESET」という、エレコム製の製品を入手しました。電源は一般的な USB端子から取る方式なので、別途 USB Type-A to Bケーブルが必要になります。

使い方は簡単。リセッターを何らかの機器に USBケーブルで接続して電源を供給し、インクカートリッジの ICチップをリセッターの端子に押し当てるだけです。初期化が成功すれば右の写真の様にインクカートリッジの LED が点灯します。リセッターに付属の ” ガイド ” を脱着することで、これ一つで BCI-326/325 両方のカートリッジに対応可能です(この製品は他に BCI-321/320 にも対応可能でした)。

リセッター リセッター使用例


ただ、上記の「リセッター」は、既に販売終了となっており、店頭の在庫を探すか、フリマなどで入手するしかありません。どうしても「リセッター」の調達が難しいという方や、別に残量検知なんてしてくれなくてもいいという方は、プリンター側を操作して「インク残量検知機能」を無効化して下さい。

「インク残量検知機能」を無効にしても印刷することは出来ますが、インクが無くなった事は文字のかすれなどで判断する事になります。” 空打ち ” はインクヘッドに良くないと思われるので、かすれなどが生じたら早めにインクを補充するなどした方がよいでしょう。

あ、最後に断っておきますが、純正以外のインクを使う事はメーカー保証対象外の行為となります。互換インクや詰め替えインクが原因で故障した場合は修理などが拒否されるかも知れないということは心に留めておいて下さい。もちろん当方でも一切の責任は負えませんので悪しからず。