(新)タイトルいつ決めるのさ

何かの参考にして頂ければ幸いです。

Made in Japan な高品質ペダル!三ヶ島製作所(MKS)の「SYLVAN TOURING NEXT」を取り付けました

7月に購入した TREK のクロスバイク「FX 3 Disc」ですが、いやあ、自転車ってやっぱり楽しいですね!最近はかなり扱いにも慣れてきて遠くの方まで出掛けてみることも増えて来ました。カスタムもかなり進んで自分仕様のバイクに仕上がってきましたが、今回は購入時からずっと気になっていたペダルを三ヶ島製作所の「SYLVAN TOURING NEXT」に交換してみました。Made in Japan ですよ!

wellgoペダル 私が FX 3 Disc を購入した時は右の写真の Wellgo というメーカーのフラットペダルが取り付けられていました。日本国内では岩井商会という所の取扱になっているようですが、wellgo 自体は 1980年に設立された台湾のブランドでのようです。ただ、これと同じ製品は市販されていないみたいなので、本当にセットで付けるオマケ的な位置付けのペダルなのでしょう。
もちろんこのままでは走れないという訳ではありませんでしたが、まずはやはり見た目!芋っぽさは拭えません。スパイクが付いていたりするわけではないので靴裏への攻撃性が無いのはいいのですが、漕いでいて時々踏み外しそうになることがある点も気になっていました。そして何よりペダルを回転させるとゴリゴリとした感じがするのが嫌だったのですよね。ベアリングの質があまり良くないのでしょうか。

以前マウンテンバイクに乗っていた頃はペダルにトゥクリップが付いていて、坂を登ったりするのに非常に助かった記憶があるので、出来ればそういったものも取り付けられるペダルがいいなと思ってあちこちのネットショップを物色していました。途中で止まって写真を撮ったり信号に引っかかったりと、ストップ&ゴーの多い市内を走ることも多いので、ビンディングペダルは端から考えていません。


■ 候補選びはいつでも楽しい

TREK は傘下に Bontrager(ボントレガー)という純正アクセサリーを製造・販売するブランドを持っているのですが、もちろん純正ペダルも用意されています。ただ、フラットペダルは「Bontrager City Pedal Set」と「Bontrager Line Elite MTB Pedal Set」の 2種類しか無いようですね。

” City Pedal ” は TREK のクロスバイクの初期装備となっている事もあるようですが、私の FX 3 Disc に最初から付いていた Wellgo のペダル以上の芋っぽさなので却下。” MTB Pedal ” はデザイン的には悪くない感じですが、ナイロンボディにしてはやや高価な感じがしたのでこちらも見送りました。

「Bontrager Line Elite MTB Pedal Set」に似たデザインのペダルで良さそうだなと思ったのが以下の 2点。これらも MTB用のペダルですが、クロスバイクに使ってもなんら問題ありません。履きつぶしたスニーカーで乗ることが多いので、踏面積の大きさが非常に漕ぎやすそうで魅力的でした。


実際一度は三ヶ島製作所の「ALLWAYS」を買っていたのです。買っていたのです・・・が、注文が通って数日してから「やっぱりありませんでした。納期未定です。」とのメールが・・・。いやいや、在庫アリってなってたじゃないですか、きゅうべえさん・・・。ちゃんと管理してくださいよ (--#)

Amazon の方も欠品になっていたので他のペダルを探してみることにしました。自転車パーツの不足が深刻になっていますが、ペダルも例外じゃ無いらしく、かなり入荷が不安定になっているようですね。

これまで見てきた MTB用のペダルはどれも踏面積が大きいのが特徴の一つでしたが、トゥクリップを取り付けることは出来ません。トゥクリップの便利さは冒頭で触れたとおりなので、こちらを探してみた結果、購入を決めたのが三ヶ島製作所の「SYLVAN TOURING NEXT」。トゥクリップは追々取り付ける事にして、とりあえずペダル用のリフレクターと一緒に購入しました。


■ 外観チェックと取り付け

SYLVAN TOURING NEXT パッケージ 三ヶ島製作所の製品を選んだのはひとえにその圧倒的な評判の良さからです。最近は海外の製品の品質も高くなってきたので日本製である事の価値は昔ほど高くは無いのかも知れませんが、こちらの会社のペダルはベアリングの回転性の良さと耐久性の高さがとにかく高く評価されているのですよね。なんと三ヶ島製作所が自転車用ペダルの生産を始めたのは 1949年なのだとか。日本で唯一、全てのプロ競輪選手にペダルを供給し続けている企業でもあるそうです。

「SYLVAN」シリーズは、1979年の発売以来三ヶ島製作所のペダルの中でもベストセラーモデルとなっているそうですが、目的別にいくつかの種類に分かれています。いずれのモデルでもトゥークリップやストラップを取り付ける事が可能です。

SYLVAN
TOURING
ツーリングに適したシリーズ中最大の踏面積を有するペダル。ペダル長辺にギザギザの突起が設けられていて、靴底への食い付きとグリップ力が高められたモデル。
SYLVAN
ROAD
SYLVAN TOURING よりややコンパクトに作られており、U字状の側板が取り付けられたペダル。コーナリング時の路面とのクリアランスが広く取られていますが、ペダル長辺は平坦なため、トゥークリップやストラップの併用推奨。
SYLVAN
TRACK
SYLVAN ROAD より更に路面クリアランスを広く取るため、ペダル短辺の側板が省略されたモデル。ペダル長辺は平坦で突起も無いため、トゥークリップやストラップの併用推奨。
SYLVAN
STREAM
コンパクトな踏面に靴底への食い付きを良くするためのギザギザの突起が設けられたペダル。SYLVANシリーズの中では最も街乗りに適したモデルとのこと。

これらをベースに、ベアリングと側板の取り付けシステムがアップグレードされて耐久性・耐候性も高められた「SYLVAN NEXT」シリーズと、輪行時などにペダルを簡単に脱着することの出来るようにされた「SYLVAN NEXT Ezy Superior」シリーズというバリエーションが存在しています。今回購入したのはその中の「SYLVAN TOURING NEXT」というモデルになります。

SYLVAN TOURING NEXT

このように足裏に食いつくような形状になったペダルは「Rat Trap(鼠の罠)」と呼ばれるそうです。私の FX 3 Disc が赤と黒の基調カラーになっているので色はブラックの方にしてみました。他に軸がクロムメッキ処理されたシルバーのモデルもあります。SYLVAN NEXTシリーズにはメンテナンスフリーで回転性能の良い「トリプルシールドベアリング」が採用されているそうです。

wellgoペダル重量 SYLVAN TOURING NEXT重量


リフレクターを取り付けた状態で重量を量ってみました。元から付いていた wellgo のペダルより少し重くなってしまいますが、噂通りクルクル回りますね。長い距離を走ると疲れ具合にも結構差が出てくるんじゃ無いかという気がします。ちなみにリフレクターを付ける前は 169g 程でした。


ペダルの取外しですが、所謂 ” ペダルレンチ ” は不要でした。クランクの内側にあるペダル取付部の六角穴にアーレンキー(六角レンチ)を差し込んで回せば外す事が出来ます。ただ、ペダルって使っていればどんどん締まっていく方向にネジが切られているのですよね。足で踏んで漕ぐ訳ですから、乗車中に外れたりしないようにこのようになっているのですが、おかげで非常に固く締まっている事があります。

最初は 自転車用の携帯マルチツール で外そうとしたのですが、全く歯が立ちませんでした。これは持ち手の長いアーレンキーじゃないと厳しそうだと言う事で、自転車を走らせて最寄り(といっても片道 5km程ですが)のスポーツデポまで行って下記のアーレンキーセットを購入。まあちょうどサイクルグローブも見てみたかったですし・・・。


外し方 ペダルのネジは左右で逆方向になっています。ですが、難しく考える必要はありません。どちらの場合もペダル取付部の六角穴にアーレンキーを差し込んでおき、ペダルを片足で踏んだ状態で自転車の正面方向から上に向けてアーレンキーを引き上げるような感じで回せば取り外すことが出来ます。安全のために手袋はしておいた方が良いでしょう。6mm のアーレンキーが適合しました。
作業中に動かないようにブレーキは片手で掛けておきましょう。もしもペダルが錆びついて固着してしまっている場合は ラスペネ を吹き付けてしばらく浸透させてからやってみてください。

ペダルの取付は至って簡単!クランクと接するネジ山の部分に固着防止の為にグリスを塗り込み、外した方向と逆回転で取り付けるだけです。ペダルには方向があるので左右を間違えないようにだけ気をつけて下さい。「SYLVAN TOURING NEXT」の場合は、取付部分の軸のところに ” L ” または ” R ” の刻印がされているので大丈夫だとは思いますが。


ペダルの締め付けトルクはあまり神経質にならなくてもいいんじゃないかと思います。一応ペダルの場合は一般的に 30~50Nm とかなり高いトルクが指定されているようですが、ペダルを漕いでいれば自然に締まっていくようになっていますからね。しっかり締まったと感じる程度にしておけば大丈夫でしょう。

■ 安価な割に確かな効果が感じられるペダル交換

自信が無ければバイクショップでペダルを買うか持ち込みで手数料を払って取り付けてもらうといいですが、アーレンキーとグリスさえあれば誰でも行えます(ペダルレンチが必要な場合もあるかも知れませんが)。もちろん高価なペダルも存在しますが、一般的にはペダル自体はそれほど高価なものではありません。クロスバイクでは最初から安価なペダルが取り付けられている場合が多いと思いますが、ペダル交換は簡単な割にしっかりした効果を感じる事の出来るアップグレードでしょう。

SYLVAN TOURING NEXT 取り付け後

リフレクターがもう少し薄いか、ペダル側板の内側に取り付けられるようになっているとデザイン的にもっと良かったのですけどね。トゥクリップとストラップについては追々取り付ける事にします。

早速試乗してきましたが、明らかにペダリングが軽くなりました。また、踏面のギザギザのおかげでスニーカーの靴底にしっかり食い付き、元々付いていたペダルで時々感じていた靴底の滑りが無くなりました。重量は僅かに増えましたが、全くデメリットを感じません。これは取り替えてほんとに良かった!ブラックにしたおかげで FX 3 Disc とも一体感が出ています。ブロンプトンなんかだったらシルバーモデルがよく似合いそうですね。お勧めのペダルですヨ。