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着けて走って夜間も安心!「Million Mile Light(ミリオンマイルライト)」を英国から個人輸入してみました

先日、クラウドファンディングサイトの Makuake を見ていて面白そうなランニンググッズを見つけました。夜間や早朝など暗い時間帯にランニングを行う場合、日中に比べればどうしても事故に遭ってしまう危険性も上がってしまいます。ランニングウェアやシューズ、ウエストポーチなどに反射材の付いた製品もありますが、まあ無いよりはマシといった程度しかありませんよね。

現在、Makuake でファンディングが行われている「ミリオンマイルライト」という製品は、自発光式の LED をクリップでウェアやウエストポーチなどに取り付けることが出来るという製品です。この製品の優れているところは、なんと言っても充電も電池の交換も不要だというところ。バッテリーを使うわけでは無く、内蔵されている磁石とコイルによってランニング時の体の振動で発電するようになっているので、半永久的に使用できるようです。

実は今回 Makuake でファンディングが行われているのは改良品に当たる第2世代の製品です。元々は KICKSTARTER でファンディングが行われた後製品化され、日本の Amazon でも販売されていたようです。今回の製品は第1世代に比べてデザインが随分よくなったように思います。
ただ、私が見つけた時点で 7月末までの到着予定分は既に締め切られていて、次の納期が 9月末とちょっと先になってしまうので、どうしようか悩んでいました。夏場は暑いので夕方から夜にかけて走ることが多いので、できればその頃に着けて走りたいのですよね。

■ 本家のサイトを発見!

第1世代の使い勝手はどんなものかとネットを検索していたところ、御本家のサイトを発見しました。開発元の Positively Human は、設立が 2015年と非常に若い会社です。

サイトを覗いてみたところなんと、日本への直送も出来るではありませんか!おまけに決済に PayPal も使えるとのこと。これなら万が一トラブルに遭ってしまってもかなり安全です。PayPal を間に挟むことでクレジットカード情報を直接相手方に渡さなくて済みますし、届かないなどのトラブルの際に仲裁に入ってもらえるのですよね。(その辺りのことは「こちら」でご確認下さい。)特に海外から個人輸入する際には非常に心強い味方となってもらえます。

ラインナップ 第2世代の Million Mile Light は 1個 12ポンドから購入する事ができるようです。カラーは Makuake で募集中のものと同じ白と赤。白と赤の 2個セットなら 22ポンドです。

第1世代の製品もまだ販売されているようで、そちらは 1個辺り 11ポンドで購入可能です。形状が変わった事とクリップの部分が改良されたくらいの違いで基本機能に差は無いようなので、安い方がいいというのであればそちらでも良いでしょう。

” Let's walk to School Pack " というのは子供向けのパッケージでしょうか。確かにランドセルとかに取り付けておくのもいいかも知れませんね。

別途日本への送料として 10ポンド必要です。

決済に使える支払い手段は、VISA、Master、American Express のクレジットカード、PayPal、Apple Pay(Safari から購入する必要があります)と Maestro という Master系のデビットカードです。

最初は 1個あればいいかと思っていたのですが、送料も掛かりますし、不要なら知り合いにあげてもいいかと結局 Makuake で募集中の物と同じ Double Pack を買ってみることにしました。ちょうどタイミング良くスプリングセールが行われていたようで、15%引きになっていましたしね。

order

決済には PayPal を使いました。PayPal で支払う場合は " Express Checkout " が選択されている事にはちょっと注意しておいて下さい。その辺りのことも含めて海外ショッピングで PayPal を使う際の注意点については以下のサイトで書いていますので、併せてお読み頂ければ幸いです。

やはり「買い手保護制度」の存在とクレジットカード情報を直接渡さずに済む安心感は大きいですね。ちなみに、カートに一旦入れて " Check Out ” に進み、メールアドレスと住所までを入力した段階で放置しているとセール期間中でなくても翌日頃には 10% OFF のクーポンが送られてくるようです(ずっとそうなのかまでは分かりませんが)。

決済は現地通貨建て(今回の場合は英ポンド)で行いました。PayPal の決済画面で「通貨オプションを表示」のところをクリックすると決済通貨を選択することができます。

PayPal支払い通貨変更

ちなみに今回の場合、PayPalレートでは ¥1=£0.00637 となっていました。分かり安いように直すと、£1≓¥156.986 となります。PayPal でポンド建てで決済した後に実際にカード会社から来た請求では £1=¥153.171 でしたから結構な差になる事は分かって頂けるかと思います。まあ今回の場合は商品価格が小さいので実際に支払った額の差は 100円ちょっとでしたけどね。最終的な請求金額は必ずクレジットカード会社の明細で確認するようにして下さい。

■ 発送はドイツポストでした

注文から発送までは非常に早かったです。翌日には発送連絡とドイツポストの荷物の追跡番号が送られてきました。

ドイツポスト追跡 ドイツポストの荷物の追跡は「こちら」から。「Barcode」欄に追跡番号を入力するだけです。発送元はドイツのフランクフルトからとなっていました。倉庫がそちらにあったのでしょう。

海外の配送ではよくあることですが、荷物の移動状況の反映はあまり早くはないようです。” Deliverd ” の記録が載ったのは実際に荷物が届いてから 2日後でした。
日本郵便追跡 実はドイツポストの追跡番号は、そのまま日本の郵便局の追跡サイトで入力しても利用することができます。当然と言えば当然ですが、日本国内に入ってからはこちらの方が反映が早いようです。

「国際eパケットライト」は所謂「SAL便」の 1種です。「SAL便」とは、船便より速く航空便より安いという特徴を持つ配送方法で、欧州からは通常時において概ね 2~3週間程度で荷物が届くようです。今回掛かった日数も約 2週間ですからこの新型コロナ禍の中でも国際貨物はほぼ正常に機能しているようですね。

■ 「Million Mile Light」が無事到着!

輸送状態 右の様なプチプチが内部に貼られた袋に入った状態で届きました。入れられていた袋が薄いためか、動かすと中で LED がチカチカ光っているのが分かります(笑)。インボイスによると製造は中国で行われ、英国でパッケージングされているようです。
Million Mile Light パッケージ 中には販売用のパッケージングがされた製品が 1つとそのままの状態で生分解性らしい袋に入れられた製品が 1つに環境負荷低減のために最小限のパッケージングにしている事などが書かれたリーフレットが入っていました。この辺りは欧州の企業らしい感じですね。5年保証が付いていて、何かあったらメールしてくれと書かれていますが、個人輸入の場合はさすがに厳しいでしょうね。製品の単価や手間などを考えても買い直した方が良さそうです。
それぞれ上部と下部に 2個ずつの LED が内蔵されていて、振動が加わると発電してチカチカと光るようになっています。縦方向の振動が加わった場合に発電するようですね。実際に走る時は体は上下左右に振れますので特に取り付け方を心配する必要は無いでしょう。

Million Mile Light 外観1 Million Mile Light 外観2


クリップの部分は黄色いシリコンゴムのベロを引っ張って外せば取り外すこともできます。クリップを取り外すと薄い服程度であれば裏からシリコンゴムで挟んで留めれば取り付ける事も出来るようになっています。この辺りが第1世代の製品からの最大の改良点のようですね。

Million Mile Light クリップ部

一旦取り外したクリップは横方向にも取り付ける事ができます。強度的にも問題はなさそうでした。

Million Mile Light クリップ取り付け方向変更1 Million Mile Light クリップ取り付け方向変更2


何年か経って駄目になるとしたら内部の基板に振動によるハンダクラックが生じたり、この黄色いシリコンゴムが劣化して切れたりといったことくらいでしょう。ただ、このゴムが無くてもそうそうクリップが外れたりはしませんし、なんならヘアゴムなんかでも代用できると思います。

防水等級は IPX6 とのこと。一般的なスマホ並みということですから、ランニング中に雨が降ってきてもそうそう壊れることは無いでしょう。1つ辺りの重量は約 44g です。

それでは下の記事で紹介しているモンベルのウエストボトルケージに取り付けてみます。

ちょうどボトルホルダーの調整用ベルトのところに上手く取り付ける事ができました。真横から見ても光っていることは分かるのでここなら視認性に問題も無いでしょう。また、ドリンクボトルを抜き差しする時や、ポケットから物を取り出そうとして引っかけて外れてしまうといったことも無さそうです。正面の方は素直にベルトに取り付ける形にしました。

ウエストボトルケージへ取り付け

光量は 30ルーメンとのこと。激しく動くとより明るく点灯しますが、夜間のランニング中に足元を照らすほどの明るさはありません。また、バッテリーを内蔵していないので動きが止まると瞬時に LED も消灯します。Makuake の商品説明では災害時にも・・・と書かれていますが、う~ん、どうでしょう。まあ全くの暗闇なら手元にある物程度は分かるので、振り続けていれば簡単な食事をしたりということくらいならできなくはないでしょうか。

着けて走るとカチャカチャと音はしますが、ランニング中は着地音や衣類の擦れる音なども出ますし、私のようにボトルホルダーを着けて走っているとそれ自体からかなり音が出るのでそれほど気になるようなことは無いだろうと思います。むしろ前を歩いている人が気付いて避けてくれやすくなるかも?

夜間や早朝など視認性の悪い時間帯に走る時はとにかく相手に発見してもらうことで安全性は飛躍的に高まります。「Million Mile Light」を着けていれば 200m 先からでも何かが居るということは分かるようなので、ランニングに使う以外にもペットの首輪に着けてみたり、夜間塾などに通う子供の鞄に取り付けたりといった用途で使うのも良いでしょう。

「Million Mile Light」はこの第2世代のものも既に製品化されていて私のように英国のサイトから個人輸入で入手する事が出来ます。なので今回行われている Makuake のクラウドファンディング案件も安全性はかなり高いと言えるでしょう。個人輸入すれば 1個から好きなだけ買うことができるうえ、待たずにすぐに入手することは出来ますが、個人輸入は個人輸入でリスクを自分で負わなければいけませんから、どちらがいいかはご自分でゆっくり考えてくださいね。いずれ日本の Amazon などでも入手出来るようになるかも知れません。


※ 追記 ※


Amazon での一般販売が開始されているようです。ランニング時はもちろんのこと、サイクリングに出掛けるときもウェストボトルケージを持っていく場合はそのまま付けていますが、細かい振動でも光るため案外サイクリングにも良さそうです。自転車は車道を走ることが多いと思うので安全確保の一助になってくれるでしょう。入手してから 4ヶ月ほど経ちましたが、壊れる気配は全くありません。やはり電池切れや充電の手間が無いというのはいいものですね。Makuake でのクラウドファンディングに間に合わなかった方や、個人輸入はちょっと・・・という方でも入手し易くなりました。
(2021.9.23)