(新)タイトルいつ決めるのさ

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今更の「Yamaha NVR500」購入

ええ、「NVR510」ではなく今更の「NVR500」です。

後継機の「NVR510」への移行が進んでいるのか中古品の相場が大きく下がっているようで、ヤフオク!で電源アダプタのみ付属の品が驚くほどの安さで売られているのですよね。ただ、電源アダプタの有無で価格に開きが出るのはともかくとして説明書や箱の有無で中古相場がかなり違うのは面白いなと思って見ていました。マニュアルなんて Yamaha のホームページで PDF を落とせるのでそちらの方が遥かに便利だと思うんですけどね。まあ箱まで揃っていると個人所有で大事に扱われていたとは言えるかも知れませんが、どのみち肝心なコマンドリファレンスなんてダウンロードしないと最新版は手に入りませんし・・・。というわけで取扱説明書とコマンドリファレンスは ↓ に。


NVR500 を中古で購入する際に注意すべき点が 1点あります。最近はあまり見かけなくなったようですが、医療機関向けやカラオケ屋さん向けなどの「特殊ファームウェア」が入れられているものが存在しています。かなり特殊な手段を取らないとその後アップデートされた通常のファームウェアを適用することができないらしいので、できるだけ Web 管理画面や起動時のコンソール画面出力で通常のファームウェアが入っていると確認出来るものを買うようにした方がいいです。電源が入る事だけを確認したと書かれているものなどはおみくじになってしまう可能性があるという事だけは気に留めておくべきでしょう。中には知らない振りをして売りつけようとする人も居るそうなので。

NVR500

多少の擦り傷こそありますが全体的に綺麗な状態でした。ISDN ポートやシリアルコンソールポートに時代を感じます。ここには写っていませんが純正品の ACアダプタとのセットです。購入時のファームウェアは「11.00.23」でしたのでとりあえず現時点の最新版である「11.00.38」に更新し、RTX830 の配下に接続した状態で Web GUI から IPv4 PPPoE の設定をして動作確認を済ませました。ただやはりコンフィグが 1組・1世代しか本体に保存出来ないというのはなかなかに使い勝手が悪いですね。設定を切り替える時は一々 SDカードなどから読み込ませてやらなければなりません。

RTX830 もあるのに今更 NVR500 を手に入れてどうするつもりなのかというと、ひかり電話の契約を解除をして IP電話に切り替えてしまおうかと考えていて、その為の VoIP アダプタ兼 L2スイッチにしようかということです。普段の電話はもうスマホで十分ですし、どのみち災害などで停電してしまえば HGW が死んでしまうのでひかり電話も使えないのですよね(収容局が自家発電などで生きていれば短時間なら UPS などを使って凌げるかも知れませんが)。初めはより古い機種である「RT58i」辺りで十分かと思っていたのですが、とにかく NVR500 とは理不尽なほどに価格差が無いのですよね。「RT58i」は 100BASE-TX ですし、だったら NVR500 を買っておくに超したことは無いなということでこちらにした次第です。

ひとつ残念だったのは、Yamaha ルーター・スイッチには「LANマップ」という「LANの見える化」機能があるのですが、NVR500 はこの機能に必要な L2MS(Layer2 Management Service)のマスターには一応なれるもののスレーブとはなれないようです。別に無ければ無いでどうということはないのですが、対応した機器を繋ぐと RTX830 の GUI からどう見えるのかちょっと興味があったのですよね。

実際に運用することにした構成についてはそのうち別の記事で書いてみたいと思います。