(新)タイトルいつ決めるのさ

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RCAケーブルを製作してみました

PC からのオーディオ出力用に RCAケーブルを製作してみました。高性能なサウンドカードを新調したのでアナログ出力も生かしてみたくなったからです。(新調したサウンドカードについてはまた近いうちに。)PC とアンプの置き場所が少し離れているので、以前サブウーファーの接続に使用して好印象だったオーディオテクニカ製「AT564A」の 5m の物を使おうと思ってたのですが、3m以上のものは既に生産を止めてしまっているのですよね。Amazon basic 辺りで妥協しようかとも思いましたが、この際なので自作してみようかと。自作ならケーブルを好きな長さにする事が出来ますしね。

RCAケーブルパーツ 今回用意した部材は以下の通り。

・RCAプラグ
   TOMOCA JS-65R x2個、JS-65W x2個
・ケーブル
   CANARE L4E6S(赤)8m(4mx2本)

半田は以前ヘッドホン用ケーブルを作成した時に使ったオヤイデの音響専用合金ハンダ 「SS-47」の残りを使いました。
CANAREの「L4E6S」は RCAケーブルを自作する際の定番となっているようですね。Φ6mm の 4芯シールドケーブルですが、元がマイク用ケーブルなだけに変な癖も付かず非常に柔らかくて取り回しのし易いケーブルです。ケーブルを剥く際はシールド線が編み込みになっているので先の細いマイナスドライバーを使うとほぐすのが楽です。今回のケーブルと RCAプラグは「サウンドハウス」さんで調達してみました。1,000円以上購入で送料無料になるので、部材を購入する際には非常にありがたいショップです。

サウンドハウス


それでは製作に移っていくことにします。

部材 RCAプラグの「JS-65」はケーブルの根元がスプリングで保護されており、ネジ式になっているので右のように分解できます。端子部分の半田のノリはあまり良くはないので予備半田はしておいた方が作業が楽でしょう。ケースは必ず先にケーブルに通しておくこと。後で泣きを見ることになります。そんな馬鹿なと思いますが意外に・・・。

半田づけ 今回は hot側には 4本の芯線を纏めて使い、clod側はシールド線を使いました。小型のバイスでプラグを固定して半田づけするとかなり楽になります。先にケーブルをかしめて固定してから作業します。あまり長くコテ先を当てているとプラグの絶縁樹脂が溶けて曲がってしまうのでなるべく素早く作業を終えてやります。「白光 No.984-01」のような一時的に出力を上げれる半田ごてがあると楽でしょう。

完成したら必ず使用前にテスターでプラグ間の導通検査と hot側と cold側でショートしていないかの確認をしておきましょう。3.5mm 4極ミニプラグに比べたら RCAプラグの半田づけなんて簡単なものですが、実は今回プラグの 1本の hot側で半田がうまく乗っていませんでした。熱のかけ過ぎによる絶縁樹脂の変形を恐れすぎていたようです。再度加熱して無事解決。半田づけ作業には何気に先日購入していたハズキルーペが役立ちました(笑)。その後実際にオーディオ信号も流してみましたがなかなか良さそうです。

RCAケーブル

自作ケーブルのよい所は何より長さを自由に決めることができることですね。仕上がりも満足のいく出来となりました。部材についてはこだわり出せば青天井になってしまいますが、オーディオ沼の深淵を覗こうなんて思わなければさほど費用を掛けなくても十分に満足できるものを作る事ができます。あれやこれやと部材の組み合わせを選ぶ楽しみもありますしね。まあなんやかんやと道具も欲しくなっていってしまうところが DIY の怖いところでもありますが(苦笑)。


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