文中の楽天モバイルに関する記述は、楽天モバイルが MNOサービスを開始した当初のものです。サービス内容、料金体系などに大きな変化が何度か起きておりますので、最新の情報は 楽天モバイル のサイト で確認して頂きますようお願い申し上げます。
” Color OS ” を採用した OPPO RENO A で Wi-Fi テザリングを利用する方法をメモしておきます。
準備は簡単!下のように「設定」→「その他ワイヤレス接続」→「パーソナルホットスポット」の「インターネット共有」をオンにすればOKです。「個人用ホットスポット設定」ではアクセスポイントとして表示する名称(SSID)、セキュリティ(WPA2PSK のON・OFF)、パスワードの確認が可能です。(パスワードは自動設定されるようです。)テザリングの接続周波数帯は 2.4GHz 帯のみのようです。
非常に紛らわしいのですが、下にある「Wi-Fiテザリング」は、OPPO Reno A が受信している Wi-Fi電波を Reno A 自身が Wi-Fi基地局となって更に中継するものであって、モバイル回線からのテザリングとは異なるものです。ちなみに Reno A が Wi-Fi を受けていない場合はこの選択肢はグレーアウトします。
後はテザリングを受ける側の機器(スマホなりノートPCなり)の方で Wi-Fi のリストから Reno A で出しているアクセスポイントを選択し、パスワードを入れる(初回のみ)だけです。「10分間デバイスの接続が無いと自動的にOFFになる」と書かれていますが、あくまでも使ってないと自動OFFになるというだけで、テザリングの使用中に勝手にOFFになってしまったりはしません。(OTG 接続もこの仕様だったらよかったのですが・・・。)
こちらは楽天モバイルのMNO回線を使って Reno A から Panasonic Let's Note CF-J10S(Wi-Fiモジュールは入れ替えています) にテザリングしてみた様子です。最大 144.4Mbps で接続されていました。
Windows の設定の方でも確認してみましたが、確かに IEEE 802.11n(Wi-Fi 4)のシングルチャンネルで接続されていました。
同じく Let's Note CF-J10S に楽天モバイル回線からテザリングした状態で速度を測ってみました。電波状況にも拠りますがこれだけ出ていれば普通に作業できますね。ping もこんなものじゃないでしょうか。iPhone 8 にテザリングした状態でも速度を測ってみましたが、大体同じような結果になりました。Let's note の方では AbemaTV も観てみましたが、特に引っかかるようなことも無く普通に観ることができました。後日テストのためにわざと Reno A から iPhone 8 にテザリングした状態で Spotify で音楽を掛けながらランニングに出てみましたが、トンネルに入った時以外途切れることはありませんでした。通信の安定性も悪くないようです。
2020年4月から正式サービスの始まる MNO版楽天モバイルでは、自社回線エリアであれば月額最大 3,278円(税込)で通信量の制限無く使えるとのことなので、テザリング用にノートPCの母艦としても使い勝手が良くなりそうですね。さすがにローミングエリアでテザリングなんか使ってしまうとすぐに 2GBなんて使い切ってしまうでしょうからとてもお勧めはできませんが、自社回線エリアが拡大してくれば非常に強力な相棒になりそうです。
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