先日株主総会関係書類と一緒に送られて来た SBIホールディングス の株主優待の案内。暗号資産の「XRP」を選択する場合は、SBIホールディングス傘下の「SBI VCトレード」という暗号資産取引所のアカウントを作成し、取引口座を開設する必要があります。
口座開設手数料や口座維持手数料も無料とのことなので、早速口座を開いて株主優待の申し込みを済ませておくことにしました。申込期限は 7月31日までですが、口座開設には時間が掛かる可能性もあるので早めに手続きしておかないといけませんしね。
■ 「SBI VCトレード」とは?
口座を開く前に「SBI VCトレード」とはどういった会社なのかチェックしておくことにします。
商号 | SBI VCトレード株式会社(SBI VC Trade Co., Ltd.) |
設立 | 2017年 5月 26日 |
事業内容 | 暗号資産交換業、第一種金融商品取引業 暗号資産の消費貸借取引に係る業務、それに附帯・関連する業務 |
取引形式 | 現物取引(販売所・取引所)、レバレッジ取引(販売所) |
レバレッジ 最大倍率 |
2倍 |
取扱銘柄 | BTC、ETH、XRP、LTC、BCH、DOT、LINK、ADA、DOGE、XLM、XTZ、SOL AVAX、MATIC、FLR、OAS、XDC、SHIB、DAI、ATOM、APT、HBAR、ZPG |
会社所在地 | 〒106-6021 東京都港区六本木1-6-1 泉ガーデンタワー |
※ 取扱銘柄は 2024年6月現在のもの
株式は SBIグループが 100% 保有。つまり SBIグループの完全子会社です。FX などと同様にレバレッジ取引も可能ですが、個人の場合は 2倍までに抑えられているとのこと。また、暗号資産の取引の他にデジタルアートなどの唯一性を示す NFT(非代替性トークン)の取引も行えるそうです。
暗号資産の取引は、法整備にせよ税制にせよまだまだこれからですが、バックに金融コングロマリットの「SBIホールディングス」が控えていると言う点で一定の安心感は得られるのではないでしょうか。
口座開設手数料、口座維持手数料、日本円の入出金手数料、仮想通貨入出庫手数料、ロスカット手数料については無料です。但し、FX などと同じ様に取引にはスプレッドが存在します。
■ 口座開設の手順
まず最初に、2024年6月現在、「SBI VCトレード」の口座を開くにはスマホを使った本人確認が必須となっています。郵送では対応してもらえないそうなのでご注意ください。
初めからスマホで手続きをしてもいいのですが、小さな画面でポチポチ入力するのが煩わしいので PC から Webサイト 経由で口座開設手続きを行ってみることにします。
トップ画面右上の「口座開設」をクリックするとまずはメールアドレスの入力を求められます。折り返し送られてくるメールのリンクを踏んでパスワードの設定へ。紹介コードを持っている場合は次の画面で入力してください。続いて SMS か電話を使った電話番号の認証を経て基本情報の入力へ。
住所や氏名、銀行口座などを登録します。この時一緒に「SBI Wev3ウォレット」を作成しておくと NFT の取引も出来るようになるそうです。また、確認事項にある ” PEPs ” とは、外国の政府要人やその家族などのことです。こんなもの当然私には関係ありません(笑)。
続いて本人確認書類の提出です。PC で口座開設手続きを行う上でこの部分はどうなるのか気になっていましたが、画面に表示される QRコードをスマホのカメラで読み取ってスマホで本人確認書類を提出すると自動的に PC の Webブラウザ上でも必要書類の提出が完了したと表示されるようになっていました。
本人確認書類として提出することが出来るのは、運転免許証かマイナンバーカードのみのようです。指示に従ってスマホのカメラで撮影するのですが、光っていると言われたり身分証を傾けて撮影する際の角度合せが難しかったりと結構時間がかかりました。続いてスマホのインカメラで顔の撮影も行うのですが、こちらも目が閉じていると言われたり角度が違ったりと難しい・・・(苦笑)。
PC から申し込む場合、Webブラウザの画面が右の様に切り替われば手続き完了です。審査が通り次第メールで「サービス利用開始のお知らせ」が届くので、設定したアカウントとパスワードでログインして入金・入庫を進めてください。
「SBI VCトレード」では ” 2要素認証 ” の設定が可能です。なにかとリスキーな世の中になっているので、速やかに設定しておく事をお勧めします。尚、” 2要素認証 ” では ” Google Authenticator ” を利用することが出来ます。
こちらは「シンプルモード」のホーム画面。
こちらが「トレーダーモード」のホーム画面です。FX を触ったことがあればこちらの方がしっくりきますね。私の場合は土日を挟んで申し込みから口座開設完了まで4日でした。住民票を取りに行ったり郵便物を送ったりせず、オンライン上で手続きが完了出来るのはやはり便利な世の中になったなと感じます。
「SBI VCトレード」では「紹介プログラム」が実施されています。
紹介コード:yvt19
上記のコードを口座開設時に入力して頂くことで、後日開設した口座に 1,000円が入金されるそうです。月当たり先着 10名までという制限があるようですが、もし宜しければお使いください。まあうちのような場末のブログで枠が埋まるようなことはあり得ないとは思いますが・・・(苦笑)。