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Panasonic Let's note SV2 の Ctrlキーと Fnキーのキーアサインを変更してみたのだが・・・

Panasonic のノートPC「Let's note SV2」ですが、使っていてどうしても気になってしまう部分がありました。そう、キーボード上の Ctrlキーと Fnキーの位置関係です。

SV2 キー配置 CF-SV2 のキーボード自体はノートPC でよく見受けられるパンタグラフ式のキーボードで、隣接するキーとの間隔は一部を除いて横 19mm、縦 16mm、キーストロークは 2mm となっており、各キーの角が丸くなった「リーフ型キーボード」が採用されている事もあって打鍵感はまずまずです。ですが・・・一般的な PC用のキーボードと比べてみると Ctrlキーと Fnキーの位置関係が逆になっているのですよね・・・。

Windows PC を使っていると、Ctrlキーの出番はかなり多いのではないでしょうか。「Ctrl + C」「Ctrl + V」はコピー&ペーストに必須ですし、「Ctrl + A」で全てを選択したり「Ctrl + N」で新しいウィンドウを開いたり、Webブラウザ上で「Ctrl + T」と入力すれば新しいタブを開くことも可能です。

どうも Panasonic の Let's note では伝統的にこのキー配列になっているようなのですが、以前 Let's note CF-J10 を使っていた頃は Ctrlキーと Fnキーの位置を入れ替えて使っていた ので、新しく使い始めた Let's note SV2 でも同様の変更を試みることにします。買って間もないのでちょっと忍びないですが。

■ まずは UEFI上でキーアサインを電気的に入れ替える

ここは CF-J10S の頃から変わっていませんでした。UEFI上でキーアサインの変更が行えるようにされていると言うことは、Panasonic 側でもデフォルト状態のキー配置から変えたいという需要がある事は分かっているということなのでしょう。どうして頑なに一般的な配置にしないのかは理解に苦しむところです。

まずは Let's note を再起動し、「Panasonic」のロゴが表示されている間「F2」キーを連打(押しっぱなしではダメなようです)して UEFI(Unified Extensible Firmware Interface)設定画面に入ります。

BIOS設定-1 BIOS設定-2


UEFI上で Ctrlキーと Fnキーのキーアサインを変更するには以下の手順で設定を変更します。

 ① カーソルキーで「メイン」というタブに移動
 ② 「Fn / Ctrl キー」を選択して Enterキー押下
 ③ 「標準」と「入れ替え」というオプションが表示されるので、「入れ替え」の方を選択
 ④ 「終了」タブに移動し、「設定を保存して再起動」を選択

Let's note が再起動すればキーボード上の Ctrlキーと Fnキーを押したときの入力内容が変わっているのが確認出来るかと思います。キーに印字されている文字と押したときの反応が違っていても気にならなければこの状態のままにしても構いません。覚えておけばいいだけですからね。

■ 物理的にキーを入れ替えてみる

さて、「CF-J10S」の時は一旦キートップを外して入れ替えることで、見た目と打鍵時の反応を統一することが出来ていました。パンタグラフ式のキートップを外すのはちょっと勇気が要りますけどね。

キーの構造さえ分かっていれば作業は格段に楽になるのですが、幸い Panasonic では機種毎の「キーボードのキートップが外れた場合の修理方法」という FAQ を公開してくれています。これによると、CF-SV2シリーズのキーボードの構造は以下の様のなっているようです。

キー構造図

画像:Panasonic
キーに付けられた色は、キートップ裏の「爪」と「クランプ」の位置を示しています。例えば赤で塗られたキーの場合は爪が左方向へ、クランプは右に、青で塗られたキーなら爪が下方向に、クランプは上部にあるといった感じです。つまり、爪の側を押し込んだ状態で精密ドライバーなどを差し込んでクランプを外せばキートップを外すことが出来るというわけです。

右側入れ替え-1 右側入れ替え-2


左の写真でキートップの構造が見て取れるかと思います。右側は簡単に入れ替えることが出来ました。

左側 さて、一番使う機会の多いであろう左側の Ctrlキーと Fnキーですが・・・。微妙に Ctrlキーの方が横長になっているのがお分かりでしょうか。加えて先程のキーボードの構造図を見て頂ければ、キートップを固定している「爪」と「クランプ」の方向が異なっているのが分かります。これでは CF-J10S の時のように単純に位置を入れ替えるというわけにはいきませんね・・・。なんてこった。
どうにも方法が無さそうだったので、テプラ を使って印字したものを貼付しておくことにしました。

テプラ印刷 テプラ貼付


次善の策ですがこれで妥協するしかありません。ただこのままだとすぐに印字が消えてしまいそうな気もするので、テプラにアクリルコートでもしたものを貼った方がいいかも知れません。Panasonic が交換用のキートップを保守パーツとして売ってくれればいいのですけどね・・・。

Let's note のパンタグラフキーは意外に粘りのある素材で出来ているので、構造を頭に入れて慎重に作業すれば破損させてしまう可能性は低いかと思いますが、無理な力は入れないよう気を付けて下さい。同じ様にやろうとしたら折ってしまったなどと言われましても私の方では責任は取れませんので悪しからず。