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サンワサプライの UHS-Ⅱ対応カードリーダーライター搭載多機能 USBドッキングステーション「400-ADR331」をレビュー!

これまで AUKEY の「CB-C55」という多機能 USBハブ を使っていたのですが、内蔵されている SD/micro SDカードリーダーライターが UHS-Ⅰという規格にまでしか対応していませんでした。その頃の UHS-Ⅱ規格に対応した SDカードはかなり高価だったので、特に購入する気にもならなかったのですが、ここ最近はだいぶ価格もこなれてきて手を出しやすい価格帯に降りてきているようです。

SANWA USBハブ-1 最近は UHS-Ⅱ規格の SDカードに対応したミラーレス一眼もかなり多く出回っています。そろそろ私も UHS-Ⅱ規格の SDカードに手を出してみようかと、「CB-C55」のように SDカードリーダーライター機能を搭載した多機能 USBハブ(ドッキングステーション)で、かつ UHS-Ⅱ規格に対応したものは無いかと探してみたのですが、これが意外に選択肢がありません。
SDカードリーダーライターの機能さえあれば良いと言うのなら SONY の「MRW-S1」辺りがわりと価格も手頃かなとは思うのですが、やはり USBハブ機能も合った方が便利だろうということで、サンワサプライから出ている「400-ADR331」という USBドッキングステーションを買ってみることにしました。


こちらのドッキングステーションは Web専用商品ということで、家電量販店の店頭などで購入することは出来ないようです。恐らく流通コストを抑えるためなのでしょう。

SANWA USBハブ-2SANWA USBハブ-3

簡素なパッケージの中に入っているのはドッキングステーション本体と取扱説明書のみ。保証期間は 6ヶ月間です。取扱説明書については以下のリンクから PDF で入手することも可能です。まあ本体裏側に各ポートの機能が印字されているので見ればだいたい分かりますけどね。

「400-ADR331」取扱説明書(PDF)


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アップストリーム側の USBケーブルは本体に直付けされています。こちらのケーブル長は 30cm と、一般的な USBハブよりも長めになっている点がこの製品の特徴の 1つ。また、HDMIポートのある側の USB Type-C は USB PD(Power Delivery)に対応した充電器を接続するための専用ポートとなっています。こちらにデータケーブルを接続しても通信出来ない点は要注意。SDカードと microSDカードは両方差しても同時に認識可能です。

SANWA USBハブ-8USBハブ比較

重量は公称 87g とのことでしたが、僅かに重くなっていました。今まで使っていた AUKEY の「CB-C55」と大きさに大差はありません。外装はアルミ素材のようなので安っぽさはありません。Mac などと使っても違和感は無いでしょう。

SDカード計測-1SDカード計測-2SDカード計測-3

UHS-Ⅰ規格までにしか対応していない SDカードリーダーライターでは 100MB/s 程度までしか転送速度の計測が出来ませんが、こちらは UHS-Ⅱに対応しているだけのことはあってしっかり 200MB/s 以上の速度でも計測することが出来ていますね。SanDisk の 2枚の SDカードが UHS-Ⅰ規格の製品なのに Read で 100MB/s 以上出るというのも嘘じゃなかったんだ(笑)。

ミラーリング

このドッキングステーションには HDMIポートが搭載されています。出力する事の出来る映像が 4K 30Hz までという制限こそありますが、「オルターネートモード(DisplayPort Alternate Mode)」に対応したデバイスを接続し、映像出力に対応した USBケーブルを使用することで外部のディスプレイに映像を映し出すことが可能になります。

試しに iPad Pro からの映像をミラーリングして EIZO の EV2785 に映し出してみました。若干の遅延はあるようですが、例えば手元でプレイしているゲーム画面をみんなで楽しむというようなことにも使えますね。iPhone には長らく Lightning が使われていましたが、昨年発売された iPhone 15 からはこちらも USB Type-C に変更されていますので、このサンワのドッキングステーションを使って映像を外部出力させることが出来るはずです。

また、ノートPC などにこのドッキングステーションを接続する事で外部ディスプレイを拡張ディスプレイとして使えることも確認出来ました。相手方のデバイスに HDMI端子さえあれば PC用のモニターだろうが普通のテレビだろうがなんでもいいので、例えば出張先でホテルに設置されているテレビを使ってデュアルディスプレイとして使うといったことが可能になります。但し、音声についてはこのドッキングステーションから HDMI端子経由での出力は出来ないようなので、この点だけご注意を。

ケース1ケース2

さて、この「400-ADR331」というドッキングステーションですが、本体から出ている USBケーブルが 30cm と長めになっています。余裕があって使いやすいことは確かなのですが、持ち運ぶ際にはやや邪魔に感じるかも知れません。何か袋の様なものが付属していれば良かったのですけどね。

何か手頃なものは無いかと探してみたところ、以前に TREK でノベルティとして頂いたセミハードケースがちょうど良さげな大きさだったので収納してみました。いい感じですね(笑)。ドッキングステーションと ANKER の充電アダプタ、映像出力にも対応した USBケーブルに SDカードなどが上手い具合に収まります。ケーブルはもう何本か入れられそうなので、泊まりで出掛けるような時にはこちらのセットも持って行くようにしようと思います。