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盗難防止アラーム機能付きの自転車用テールライト「T-VOX A5」レビュー

ロードバイクであれ、一般的なママチャリであれ、自転車を乗る際には車輌後部に反射板(リフレクター)またはテールライトを取り付けなければなりません。これは、道路交通法第52条、第63条9 で定められており、どちらも装着していない場合は ” 違反車両 ” として警察の取り締まりの対象になります。また、何らかの事故に遭った場合、整備不良と見做されて不利な扱いを受けることになるかも知れません。

以前にクロスバイクの FX 3 Disc に、防犯機能を併せ持った ” スマートテールライト ” なる製品を取り付けたことについて記事にしました。これはテールライトとしての機能と、駐輪中の異常振動を検知して強力な警報ブザーを鳴らす機能を併せ持った製品です。 こちらのテールライトは今も FX 3 Disc に常備しています。コンビニやトイレの利用などで簡単な鍵を掛けて短時間離れる時や、買い物で駐輪したままある程度の時間自転車を離れる際に利用しており、それなりに安心感を得られています。まあ、あまりに警報音が大きいので、自転車の出し入れなどで当たってしまうことも考えられる駐輪場などで使うのはちょっと躊躇われますけどね・・・。

一応の役には立っていると思うので、新しく買った Checkpoint にも取り付けておこうとしたところ、恐らく改良バージョンだと思われる製品が発売されていることを知りました。

これは比較してみるしかないな(笑)ということで、今回はこちらの製品を取り上げてレビューしておこうと思います。ちなみに販売されているブランド名は異なっていますが、リモコンがほぼ同じだったので改良品だろうと判断しました。

FX 3 Disc に取り付けた Laopao というブランドの製品 との主な違いは以下の通り。

 ・ アラーム音量・LED 輝度・振動検知感度を 3段階から調節可能に
 ・ 充電端子が USB Type-C に
 ・ 警告音は 5種類から選択可能に


■ 早速 Checkpoint に取り付けてみます

この手の製品に多い中華製品です。aliexpress などを使えば多少安く買えるかも知れませんが、元々の販売価格も低いですからね。手間を考えれば Amazon で買ってしまっていいでしょう。

A5-1 A5-2


ライト本体とリモコンスイッチのほかにシートポストとサドルレール取付用のマウントベース、充電用ケーブルに結束バンドが何本か付属していました。リモコンはハンドルバーに取り付ける事も可能です。不格好になるので私はリモコンはトップチューブバッグに入れておくことにしましたけどね。

A5-3 A5-4


今回はシートポストに取り付けてみます。といっても非常に簡単。付属のシリコンバンドでシートポスト用のマウントベースを取り付け、サイコンなどと同様にライト本体を 90° 捻って装着するだけです。まあ、取り付けが簡単ということは外すのも簡単ということなので、ビービー警報音が鳴っていても外して捨てられてしまう可能性もあるわけですが・・・。ライト本体の重量は 42g ほどでした。

ライトには 800mAh のバッテリーが内蔵されており、フル充電で連続点灯時間 15時間、待機状態(振動検知アラームON)で約 60日保つということです。本当にそんなに保つのかどうかまでは分かりかねますが、走行後帰ってきたら充電するようにしておけば普段使いで困ることは無さそうです。

■ リモコンの使い方

リモコン-1 リモコン-2


リモコンの操作については以下の様になります。

1. 振動検知アラームの ON・OFF

  ①の「警報状態ボタン」を押せば振動検知アラームが ON になり、②の「警報解除ボタン」で OF
  F にすることが出来ます。

2. LED 点灯モードの変更

  ③の「点灯モードボタン」は、押す度に「ポップフラッシュ(秒間 3回点滅)」→「スローフラッ
  シュ(秒間 2回点滅)」→「高速フラッシュ(秒間 5回点滅)」→「常時点灯」→「OFF」と切り
  替わります。

  感光センサーが付いているので、「高速フラッシュ」と「常時点灯」モード以外では昼間は 30秒
  ほどで消灯してしまいます。デイライトとしても使うのであればどちらかのモードで使用して下
  さい。「ポップフラッシュ」と「スローフラッシュ」モードでは、暗くなると自動点灯し、停車後
  しばらくすると消灯、再び動き出して振動が加わるとまた点灯という動作になるようです。

3. ベルボタンの機能

  ④の「ベルボタン」は、自転車用ベルの代わりになることを狙ったようですが、3段階中真ん中の
  音量でも相当ビックリすると思います。使わない方が賢明でしょう。自転車をどこに停めたのか分か
  らなくなってしまった様な場合だったら役に立つこともあるかも?

リモコンの電池は、 12V / 27A という、日本ではあまり見かけないタイプの特殊なアルカリ乾電池が使われています。ただ、Amazon で入手可能 なようなので、困ることはないかと。内部を見れば分かりますが、リモコンは特に防水パッキンが使われているわけでは無さそうなので、あまり濡らさない方が良いでしょう。まあ多少の雨程度なら大丈夫かとは思いますが・・・。

■ 動作に関する設定方法

ライトの設定はリモコンを使って行います。以下にその方法を示しておくことにします。

● 音量設定方法

   警報音の音量は、最大に設定していると 120db にもなるようです。これでははっきり言ってうる
   さ過ぎて他人の迷惑になるレベルです。以前に FX 3 Disc に取り付けた LAOPAO のライトでは音
   量の調節を行う手段が無く、隙間を埋めることでなんとか抑えていましたが、今回の「T-VOX
   A5」では 3段階の音量調節が出来るようになっています。設定方法は以下の通り。

    1. リモコンの「② 警報解除ボタン」を長押しする。
    2. リモコン上部が青く点灯し、ライトから「ドレミ♪」「ドレミ♪」と 2回鳴った後も押し
      続けていると「ピッ」と鳴ります。
    3. リモコンの「③ 点灯モードボタン」を押す度に 3段階に音量が変わります。希望の音量
      になったら再び「②」のボタンを押して設定完了。

● 感度設定方法

   感度設定では、駐輪中に振動が加わった際にどの程度敏感に反応させるかを決めます。

    1. リモコンの「② 警報解除ボタン」を長押しする。
    2. リモコン上部が青く点灯し、ライトから「ドレミ♪」「ドレミ♪」と 2回鳴った後も押し
      続けていると「ピッ」と鳴ります。ここまでは音量設定と同じ。
    3. リモコンの「① 警報状態ボタン」を押す度に「ピッ」「ピッピッ」「ピッピッピッ」と鳴
      る回数が変化します。回数の多い方が高感度になっているので、希望の回数にセットした
      ら再び「②」のボタンを押して設定完了。

● LED の輝度調節方法

   なぜか取扱説明書には書かれていませんが、LED の輝度も 3段階から選ぶことが出来ます。

    1. LED 輝度の設定はリモコンでは無くライト本体のスイッチで行います。まずは本体上部に
      ある丸いスイッチを短く何度か押し、「常時点灯」モードを選びます。
    2. この状態でボタンを長押しすると、その度に LED の輝度が変化し、低・中・高の 3段階か
      ら選ぶ事が出来ます。特に理由が無い限り、輝度は最大に設定しておいていいんじゃない
      でしょうか。

■ 価格の割にかなり使える

Checkpoint にはシートポストに取り付けることにしました。私の Checkpointo にはリアキャリアを取り付けているので、これだと昼間はほとんど尾灯としては意味は為さないかも知れませんが、夜間なら少なからず LED の灯りが役に立ってくれるでしょう。一応リアキャリアとタイヤの隙間からライトが見えるようには位置を調節しています。まあ一番期待しているのは防犯ブザーとしての機能ですしね。

取り付け例

防犯ブザーとしては充分に効果があるでしょう。音量を最大にするとさすがにうるさすぎるので中間に設定していますが、それでもかなりの威嚇効果があります。中間と最小の間でもう 1~2段階音量を設定出来れば尚よかったとは思いますけどね。初めの方でも触れましたが、ほかの人が自転車の出し入れする際に接触する可能性のある駐輪場では防犯ブザーは設定しない方がいいかも知れません。いずれにせよ鍵は必須です。しっかりしたものを使うようにしましょう。

こちらの製品も私は Checkpoint が納車される数ヶ月前に購入してしまっていたのですが、この 8月に更に改良が施された「A5 Pro」という製品が発売されたようです。価格差はほとんどありませんので、これから買うのであればこちらの方が良さそうですね。LED の追加実装による視認性の向上と、加速度センサーの追加が行われているようですよ。