先日母の見舞いがてら遊びに来ていた母の友人から立派な筍を頂きました。が、、、なんとかしてくれと母に丸投げされたので(笑)、下茹でにチャレンジしてみました。祖母がよく私が山で採ってきた筍を茹でて調理していたのは覚えていますが、なにせ子供の頃の話。具体的にどうやっていたかなんて全然知りませんでしたが、今は何でもネットで調べられる時代。便利になったものです。
頂いたのは直系 15cm くらいの孟宗竹の筍。時間が経つにつれアクが増えてくるのでなるべく早く茹でてしまうのが定石とのこと。そうとは知らず一晩放置してしまいましたがまあ大丈夫でしょう。早速下茹でに掛かってみることにします。
穂先を斜めにカットして皮に何本か筍の形を意識して切れ込みを入れると火が通りやすいらしい。先っちょは少し切りすぎたかな。このあと根元のイボのところは少し剥いておきました。


大きな鍋にたっぷりの水を入れて筍をドボン!米糠は無かったので、米の研ぎ汁を使う事にしました。赤唐辛子を入れておくとえぐみが和らげられるのだとか和らげられないのだとか。まあおまじない的な?
最初に強火で沸かしてしまい、沸いたら火を少し弱めてしばらく灰汁取りを頑張った後クッキングシートを被せて水面に筍が出ないようにしつつ落とし蓋をして 2時間ほど弱火で茹で上げました。竹串を刺して茹で上がりをチェックし、茹で汁に浸けたまま一晩おいてアクをしっかり抜きます。
下茹でした筍を使って翌日タケノコご飯を炊きました。米 3合に酒、みりん、薄口醤油を 40㎖ くらいずつ入れ、残りは出汁を入れて通常炊飯時の水分量に調節した後、ザク切りした筍と短冊切りした油揚げを入れて炊き上げ。鶏肉も入れても良かったかも?
結構適当に炊きましたが、予想以上に美味しく出来ました。残りの筍は天ぷらにでもしようかと思っていたのですが、ご飯の方の評判が良かったので日を置いてもう一度タケノコご飯を炊いて全て消費完了!コリコリとしたタケノコの食感がやはりいいですね。旬の食材は最高です。