FUJIFILM のコンパクトミラーレスカメラ「X-M5」には「NP-W126S」というバッテリーが付属しています。もちろんカメラにバッテリーを差した状態で USB端子から直接充電することは出来ますが、カメラに USBケーブルを繋いだ状態だと何かの拍子に引っ掛けてカメラを落としてしまう可能性もあります。
FUJIFILM 純正の「BC-W126S」というバッテリーチャージャーも販売されていますが、そこそこのお値段。カメラ本体からバッテリーを取り外して充電するのなら仮に何かあっても被害は抑えられるだろうということで、互換チャージャーを買ってみることにしました。
付属品は USBケーブルのみ。ただ、この充電器の USB端子は未だに microUSB なのですよね・・・。まあ安いし文句言っても仕方ないか・・・。これでもちゃんと過電流保護、過充電防止、過放電防止の各種保護回路は搭載しているらしい。


実は ACアダプタ機能は搭載していないので、別途 USB充電器が必要になります。まあそうは言っても今時スマホやタブレット用に 1つや 2つの USB充電器は持っているでしょう(付属のケーブルを使う場合は USB Type-A の充電ポートが必要)。
バッテリー端子の数が合っていませんが、メーカーに拠ると充電すること自体には影響無いそうです。残りの端子は恐らく温度監視なんかに使われているのだろうとは思いますが、実際そうであるかは分かりません。この辺りが気になる方は素直に純正の充電器をお求めください。


Anker の「735 Charger」と組み合わせてみましたが、今回購入したバッテリーチャージャーを使うと概ね 5V/1A(5W)程度で充電出来るようです。「X-M5」の USB端子から直接給電した場合は 5V/1.5A 程度での充電を確認していましたので、そちらと比べるとやや充電スピードは劣るかも?
と言ったところで「X-M5」のバッテリー容量は 1,260mAh と小さいので、満充電までに掛かる時間にそれ程の差は出ないでしょう。充電が完了すれば充電器の LEDインジケーターが赤から緑に変わります。
この数ヶ月間使用していますが、今のところ特にこれと言った問題は出ていません。充電中にケーブルを引っ掛けてカメラを落としたりするリスクから解放されますし、予備バッテリーを持っておく場合にもやはりこういったものがあると便利でしょう。