PC用のゲームコントローラーを買い換えました。長いこと「Xbox 360 Wireless Controller」という Microsoft製のゲームコントローラーを使っていたのですが、さすがにボタンの反応がおかしくなってきたのと、バッテリーケースの接触不要が頻発するようになってきたのですよね。
PC用のゲームコントローラーにするならやはり Microsoft か SONY のコンシューマー機用のものが耐久性の面で優れていると思います。ただ、現行 PlayStation用の「DualSense」はスティックの故障が多い模様・・・(私も一度修理に出しています)。弱点となるスティックを交換可能にした「DualSense Edge」も発売されていますが、あまりに高価・・・。ちょうどアウトレットで Xbox用のコントローラーが安く入手出来ることがあったので、この機会に買い換えておくことにした次第です。
まずはこちらがこれまで使っていた「Xbox 360 Wireless Controller」。
ワイヤレスにも関わらず、バッテリーパックが取り外し式で一般的な単三電池が使用可能です。もちろん eneloop などの充電池の使用も可能で、この点が購入の決め手になっていたのは覚えています。購入したのは 2013年8月だったようなので、それ程使用頻度は高くないとは言え 10年近く保っていたのですね。それまで使っていた安物のゲームパッドはだいたい 1年くらいでなんらかの不具合が出ていた記憶があるので、やはりしっかり作られていたんだなと改めて思います。電池込みの重量は約 270g。
そしてこちらが今回新たに購入した「Xbox ワイヤレス コントローラー(QAT-00005)」。
形状やボタン配置はそれ程変わっていません。単3型の電池が交換可能な点は従来通りですが、背面は電池パック部分が本体に内蔵されたことでかなりスッキリしました。「Xbox 360 Wireless Controller」の電池パックは接触不良をちょくちょく起こしていたので、これはナイスな改良だと思います。その他グリップに滑り止め加工がされていたりと細かな改良もされているようですね。こちらは電池込みの重量が約 292g と若干重くなっていますが、持ちやすさではこちらの方がいい感じです。
電池を入れたら中央上部にある「X」ボタンを押すとコントローラーの電源が入り、何もペアリングされていない状態ではゆっくりと点滅を始めます。コントローラー上面にあるペアリングボタンを 3秒ほど押しっぱなしにすると「X」ボタンが早い点滅に変わり、ペアリング待機状態となります。Type-C のUSB端子にケーブルを接続すれば有線で使えますが、電池の充電は出来ない模様。
PC の側に Bluetooth の接続機能が搭載されていればペアリングは非常に簡単です。ノートPC やメーカー製のデスクトップPC などではだいたい Wi-Fiモジュールとセットになっているので大丈夫だと思いますが、BTO や自作PC の場合はマザーボード次第です。もし無い場合は USBドングル などをご用意下さい。
Windows 11 の場合は「設定」アプリを立ち上げ、「Bluetooth とデバイス」から「デバイスの追加」を選択。「Bluetooth」をクリックし、ペアリングモードにしておいたコントローラーが検出されたらそれを選択するだけです。電池の残量表示にも対応しているようですね。
付属の説明書(?)では「xbox.com/accessories-app」から「Xbox アクセサリー」というアプリを入手するよう指示されていますが、結局は「Microsoft Store」アプリからインストールすることになります。「Microsoft Store」で「Xbox アクセサリー」を検索してインストールして下さい。必須ではありませんが、このアプリでコントローラーのファームウェア更新やボタン割り当ての変更などが可能に。
ファームウェアの新しいものがあったのでアップデートしておきました。ファームウェアを更新する際は Bluetooth接続ではダメで、必ずケーブルで PC とコントローラーを接続する必要があります。更新後のファームウェアバージョンは「5.9.2709.0」から「5.17.3202.0」へ。変更点はわかりませんけどね。
「Xbox アクセサリー」で出来る事は別にたいしてありません。ファームウェアアップデートの他は各ボタンの動作テストとボタン割り当ての変更ができるくらいのものです。ただ、ボタン割り当ては「プロフィール」として幾つも設定しておくことが出来るので、ゲーム毎に変えたいという方には便利でしょう。アプリの評価が妙に低かったですが、これといった問題に当たるようなことはありませんでした。
今まで使っていた「Xbox 360 Wireless Controller」では専用の USBレシーバーを PC に接続する必要がありましたが、Bluetooth で接続できるお陰でこれが不要になり、ちょっとだけデスク周りがスッキリしました。同じ Microsoft の製品ですし、使用感に大きな差はありません。
最近はあまりゲームをすることも無くなってしまいましたが、正月に Epic Games で無料配布されていた「DEATH STRANDING」を、これまた大幅割引されていた DLC を購入して「DIRECTOR'S CUT」版にしたものをたま~にプレイしています。通常版は PlayStation 4 でクリア済みなのですけどね。 なかなか人を選ぶゲームであることは確かなのですが、小島監督の独特の世界観がハマる人にはじっくり楽しむことの出来る ” スルメゲー ” です。現在また 5月26日までの間で「Epic Gamesストア」で通常版が無料配布されています。DLC も安くなっているようなので、気になる方は是非プレイしてみて下さい。
「DEATH STRANDING」は既に続編の開発も発表されています。まずは PlayStation 5 での発売となるようですが、いずれまた PC版などもリリースされるのでしょう。個人的に非常に期待の大きいゲームの 1つです。ああ、なんだか最後はゲームの話になってしまいましたね(苦笑)。