先日「α6700」から買い換えた SONY の小型フルサイズミラーレス一眼カメラ「α7C II」ですが、率直に言って買い換えて大正解でした。画像センサーサイズの違いこそあれ、同じ世代ということでよく似た特徴を持っている機種だけに、本当に買い換える価値があるのか結構悩んだのですが、もっと早く買い換えておけばと思ったほどです。「大は小を兼ねる」とはほんとによく言ったものですね。 機能や画質もさることながら、カメラはデザインが好みに合うかどうかというのも重要なファクターだと思うのですが、この「α7C II」は私の心に直球ど真ん中!しっかりと所有欲を満たしてくれています。
「α7CⅡ」の詳しい使い方については以下の「Web 取扱説明書」が公開されています。PDF としてダウンロードすることも出来るので、スマホなどから見れるようにしておくと出先で困った時に便利です。
・・・なのですが、なんとページ数にして 559 ページにも及ぶ取扱説明書となっているので必要な機能を探して読むだけでも大変です。というわけで、設定の肝となりそうな部分についてご紹介しておくことにしましょう。ここでご紹介しているのはあくまでも私個人が行っているカスタマイズの一例に過ぎません。より使いやすい設定があるよという方はどんどん自分好みにカスタマイズしてお使い下さい。
尚、私は今のところほとんど動画撮影をすることがありませんので、ここに書いたカスタマイズ例はほぼ写真撮影に関するものばかりとなります。悪しからず!
■ メモリーカードをフォーマットしておく
「α7CⅡ」は UHS -Ⅰ/Ⅱ 規格に対応した SD / SDHC / SDXCカードに対応しています。また、カードサイズの変換アダプタを使えば microSDカードの使用も可能です。メモリーカードは高速なものを使えばそれだけ読み書きに必要な時間が短縮され、高画質での映像記録や連続撮影に有利になりますが、当然価格もそれ相応に高価になりますので、自分の用途に合ったものを選択すると良いでしょう。
私は以前にレビューした Nextorage の SDXCカードを使用しています。 こちらの SDXCカードも UHS-Ⅱ規格に対応しており、今のところ特に不便を感じていませんが、どうせなら書き込み速度が 170MB/s に向上している容量 256MB のモデルを買っておいても良かったなという気がしないでもありません(笑)。私の使い方なら容量は 128MB もあれば充分なのですけどね。
現在市販されている SDカードは購入した時点で「exFat」でフォーマットされているものがほとんどだと思います。そのままカメラに挿して使用することが出来ますが、カメラ独自の管理ファイルの書き込みなどもされるようなので、使い始める前に最初の 1回くらいはカメラの方で「フルフォーマット」を掛けておくのが良いでしょう。
SDカードのフォーマットは、「Menu」ボタンから「撮影」→「メディア」と進み、「フォーマット」から行うことが可能です。「フルフォーマット」と「クイックフォーマット」は、カメラのゴミ箱ボタンを押下すれば切り替わります。フォーマットによって全てのデータが消去される点と、フォーマット中にカードを抜いたり電源を切ったりしないようご注意下さい。
フルフォーマットでは時間が掛かるような事が書かれていますが、128GB の UHS-Ⅱ対応カードではほんの 5秒程度で完了しました。128GB のSDカードを使用した場合のフォーマット直後の撮影可能枚数(RAW + JPEG Extra Fine 記録)と撮影可能時間(XAVC S HD)は右の通りです。
■ 「α7CⅡ」の設定カスタマイズ例
では「α7CⅡ」の設定を行って行きましょう。まずは画質と記録に関する設定から。
JPEG / HEIF 切替(MENU → 撮影 → 画質/記録)
JPEG 形式の画像ファイルは、Windows PC やスマホなど、ほぼどんな機器でも表示することの出来る非常に互換性の高いファイル形式です。一方、「HEIF(High Efficiency Image File Format:高効率画像ファイルフォーマット)の方は、圧縮効率に優れており、画質を高く保ったまま小さいファイル容量で記録することが可能です。
但し、「HEIF」形式の画像ファイルは Windows PC で扱うことの出来るソフトが少ないのが難点です。なので、Windows PC を使う場合は「JPEG」に設定しておくことをお勧めします。Mac ユーザーの方なら iPhone などとも統一性のある「HEIF」の方が使いやすいかも知れませんね。ファイル形式(静止画)(MENU → 撮影 → 画質/記録)
「RAW」は現像処理前の生データが記録される方式です。一方、「JPEG」「HEIF」では α7CⅡ がカメラ内部で現像したデータが記録されます。「RAW」のデータを扱うには「Imaging Edge Desktop」のようなソフトウェアが別途必要になります。
Windows PC で写真データを扱う際はビューア表示などで融通の効く「RAW+JPEG」での記録がお勧めです。上の写真でも上げていますが、「α7CⅡ」で 128GB の SDカードを使った場合、RAW + JPEG(Extra Fine、Lサイズ)で記録しても 1,750枚近くの画像データを記録しておけます。RAW 記録方式(MENU → 撮影 → 画質/記録)
可逆圧縮方式の「ロスレス圧縮」を選べば画質劣化を伴うこと無くファイルサイズを小さくすることが出来ますが、「圧縮 RAW」よりはファイルサイズがやや大きくなります。ちなみに「圧縮 RAW」で記録した場合は「非圧縮」に比べて半分程度のファイルサイズになるそうです。
私が画像ビューアとして使っている「IrfanView」で「ロスレス圧縮」方式で記録した RAWファイルの表示が出来なくて不便だったのですが、最新版(Ver.4.67)へ更新し、プラグインもアップデートさせたところ無事に表示出来るようになりました。
連続撮影可能枚数は「圧縮RAW+JPEG」の 35枚に対し、「ロスレス圧縮RAW+JPEG」では 20枚とかなり少なくなりますが、私は「ロスレス圧縮RAW+JPEG」の組合せで使う事にしました。「α7CⅡ」で撮影した RAW画像の現像については SONY純正の「Imaging Edge」の他に Adobe 製ソフトや、私が使用している「SILKYPIX Developer Studio Pro 11」でも可能です(「クリエイティブルック」の変更は出来ませんが)。
JPEG 画質と画像サイズ、アスペクト比(MENU → 撮影 → 画質/記録)
JPEG の画質は「エクストラファイン」→「ファイン」→「スタンダード」→「ライト」の順に圧縮率が高くなり、データサイズは小さくなる反面画質の劣化も進みます。画像サイズについては、Lサイズが約 3,300万画素、Mサイズで約 1,400万画素、Sサイズが約 820万画素となります。後にトリミングなどを行うことも考慮して、画質は「エクストラファイン」、画像サイズは「Lサイズ」で記録しておくことをお薦めします。
アスペクト比は 3:2 のままで良いでしょう。35mm判フィルムと同じ横縦比で記録されます。ちなみに RAW画像は常に 3:2 のアスペクト比で記録されます。長秒時ノイズ低減 / 高感度ノイズ低減(MENU → 撮影 → 画質/記録)
「長秒時ノイズ低減」は、長時間露光時に目立つ粒状ノイズを軽減するための処理です。画質は向上しますが、ノイズ軽減処理が行われている間は撮影出来なくなりますので、花火などの撮影時には OFF にするのが定石のようです。通常撮影時は ON のままで構いません。
「高感度ノイズ低減」は、ISO感度を上げて撮影した際に行うノイズ軽減処理の程度を設定するものです。通常は「標準」のままでよいかと。花火撮影は ISO100~400 程度の低感度に設定して行うので関係ありませんしね。色空間(MENU → 撮影 → 画質/記録)
色空間は「sRGB」または「AdobeRGB」から選択可能です。「AdobeRGB」を扱うにはディスプレイやプリンター、ソフトウェアなど対応する環境を整える必要があります。印刷所にデータを渡す場合などを除いては一般的には「sRGB」のままで問題無いでしょう。レンズ補正(MENU → 撮影 → 画質/記録)
レンズ補正は「周辺光量補正(画面四隅が暗くなる現象を補正)」「倍率収差補正(画面周辺部の色ずれを補正)」「歪曲収差補正(画面の歪みを補正)」の設定を変更することが出来ます。ミラーレス一眼カメラ用のレンズはカメラ側で補正することを前提に設計されているものが多いので、基本的にこちらは「オート」のまま使うのが良いでしょう。
ファイルとフォルダーの設定(MENU → 撮影 → ファイル → ファイル/フォルダー設定)
「α7CⅡ」で撮影されたデータは ” DSC0xxxx ” という連番形式のファイル名が付けられて SDカードに保存されます。この ” DSC ” の部分はソニーのデジカメやスマホなどで一般的に用いられており、そのままではファイル名が被ってしまってどのカメラで撮影したのか分からなくなってしまう恐れがあります(ちなみにニコンは ” DSC_xxxx ”、キヤノンは ” IMG_xxxx ”)。
「α7CⅡ」ではファイル名の先頭 3文字 ” DSC ” の部分を任意の文字列に変更する事が出来るので、区別し易いよう ” A7C ” という文字列に変更しておくことにしました。これで PC に撮影データを取り込んだ際に他のデータを上書きしてしまったりする心配も無くなります。
また、「フォルダー形式」も「標準形式」から「日付形式」に変更しておきます。撮影した日付毎にメモリーカード内で自動的にフォルダーが作られて保存されるので、PC にデータを取り込んだりする際に多少なりとも管理が楽になるでしょう。シャッター方式(MENU → 撮影 → シャッター/サイレント → シャッター方式)
メカシャッターを使用するか、或いは電子シャッターを利用するかの設定です。「α7CⅡ」のメカシャッターは 1/4000秒までにしか対応出来ませんが、電子シャッターは 1/8000秒まで撮影可能です。反面、電子シャッター時にはフラッシュ撮影が出来なかったり、バルブ撮影が出来なかったり、所謂 ” ローリングシャッター現象 ” が起こりやすかったりというデメリットもあります。
どちらのシャッター方式が適しているのかは撮影シーンに応じて使い分けるべきと思われますので、後述の「マイメニュー」に登録しておくのがお勧めです。レンズなしレリーズ / カードなしレリーズ(MENU → 撮影 → シャッター/サイレント)
レンズやメモリーカードをカメラに取り付けていない状態でシャッターを切ることを許可するかどうかの設定です。画像では両方共「許可」となっていますが、無駄な写真を撮っても仕方ないので「禁止」に変えています。カメラを天体望遠鏡やオールドレンズなど、レンズ信号接点を持たないレンズを取り付けて使う際は「レンズなしレリーズ」を許可すれば使用可能です。
グリッドラインの表示(MENU → 撮影 → 撮影画面表示)
構図合わせのための補助線である ” グリッドライン ” をファインダーと液晶画面に表示させることが可能です。「3分割」「方眼」「対角 + 方眼」から選ぶ事が出来るのでお好きなものをどうぞ。ライブビュー表示設定(MENU → 撮影 → 撮影画面表示)
ライブビュー表示を設定しておくと、モニターの画面上に露出補正やホワイトバランス、クリエイティブルックなどの効果を反映させて撮影結果に近い状態を確認することが可能です。ISO 感度範囲限定(MENU → 露出/色 → 露出)
「α7CⅡ」では ISO 50 ~ ISO 204800 の範囲で ISO感度(推奨露光指数)を設定する事が可能ですが、あまり ISO感度を高くしすぎてもノイズが増えるだけなので、AUTO で ISO感度を決定する際の範囲を指定しておくことにします。私の場合は上限を ISO 12800 までとしておくことにしました。こちらの設定は別にここで行わなくてもカメラのコントロールホイールからも可能です。
AF-S / AF-C 時の優先設定(MENU → フォーカス → AF/MF)
AF-S(シングル AF)と AF-C(コンティニュアス AF)時の優先設定は、ピントが合っていないとシャッターを切ることの出来ない「フォーカス優先」にしています。スポーツや動きの早い被写体などを撮影する際にとにかくシャッターを切ることを重視したい場合などでは「レリーズ優先」を利用すると良いでしょう。
ただ、「α7CⅡ」の AIプロセッシングユニットは強力なので、「バランス重視」の設定の方が使いやすいかも知れません。この辺りは今後様子を見ながら判断していきたいと思います。AF 被写体追従感度(MENU → フォーカス → AF/MF)
静止画撮影時に被写体がフォーカスエリアから外れた際のオートフォーカスの追従感度を選択することが可能です。5(敏感)~ 1(粘る)の間で設定が可能で、例えば雑踏の中で 1人の人物を追い続けたい様な場合には「1(粘る)」が適しているそうです。AF 補助光(MENU → フォーカス → AF/MF)
暗所でフォーカスを合わせやすくするための補助光ですが、フラッシュ禁止の場所でうっかり発光させてしまって周囲から白い目が・・・みたいなこともあるそうです。また、水族館や動物園で生きものに強い光を浴びせるのはあまり良くありませんし、夜景撮影時には無意味な発光となってしまうなど、暗いところで人物や物を撮影する時以外は OFF にしておいた方がよさそうです。シャッター半押し AF(MENU → フォーカス → AF/MF)
シャッターボタンを半押しした時にオートフォーカスによるピント合わせを行うかどうかの設定です。最近私はピント合わせにはカメラの「AF-ON」ボタンを使うようにしているので、こちらの設定は OFF にしておくことにしました。所謂 ” 親指 AF ” というやつですね。合わせて意図しないピント移動が発生しないよう「プリ AF」も OFF にしています。フルタイム DMF(MENU → フォーカス → AF/MF)
フルタイム DMF(Direct Manual Focus)を有効にしておくと、カメラやレンズがオートフォーカスで駆動していてもレンズのフォーカスリングを回すだけでいつでも即座にマニュアルフォーカスモードに切り替える事が可能です。オートフォーカスが意図しない被写体にピントを合わせてしまってもすぐに修正出来るので便利ですよ。
被写体認識枠表示(MENU → フォーカス → 被写体認識)
ここを「入」にしておくと、オートフォーカシング中に被写体として認識された部分に白色の「被写体認識枠」が表示されます。よりピンポイントな認識部位(瞳など)が認識されると、そちらの部位が自動的に優先されて認識枠が表示されます。MF 時自動ピント拡大(MENU → フォーカス → ピント補助)
マニュアルフォーカス撮影や、ダイレクトマニュアルフォーカス(DMF)撮影でピントを合わせる際に、対象部分を自動的に拡大表示してピント合わせをし易くしてくれる機能です。設定された「ピント拡大時間」を経過すると自動的に元の表示に戻るので非常に便利な機能です。まあ構図を決めたりしていてうっかりフォーカスリングを動かしてしまい、意図せずピントが拡大されてしまうこともありますが・・・。ピント拡大時間(MENU → フォーカス → ピント補助)
「MF 時自動ピント拡大」「ピント拡大」機能で拡大表示する時間を設定することが出来ます。但し、「2秒」「5秒」「無制限」のいずれかからしか選べません。「1秒」も欲しかった・・・。
Wi-Fi 接続設定(MENU → ネットワーク → Wi-Fi)
Wi-Fi の接続設定はカメラでも行えますが、カメラの初期セットアップにも使ったスマホの「Creators' App」を使用した方が長い Wi-Fiパスワードを手入力する必要が無いので遥かに楽です。カメラで行う場合は、ルーターに ” WPS ボタン ” がある場合のみ ” アクセスポイント簡単登録 ” が使用可能です。無い場合は手動でポチポチ登録するしかありませんのでご注意下さい。
「α7CⅡ」では「FTP 転送機能」を使う事が可能です。いちいち撮影後にカメラと PC を USBケーブルで繋いだり、メモリーカードを取り出して読み込まなくても Wi-Fi経由で撮影データの転送が出来るようになるとのことなので、近いうちに挑戦してみようと思います。Bluetooth 接続設定(MENU → ネットワーク → Bluetooth)
Bluetooth 接続でスマホのほか、シューティンググリップ(GP-VPT2BT)をペアリングしてリモートコマンダーとして使用することも可能です。バルブ撮影時にリモートコマンダー代わりに使えたりするので便利ですよ。
タッチ操作(MENU → セットアップ)
「α 6700」同様、「α7CⅡ」のタッチパネルも反応が良好でかなり使いやすいと思います。ファインダー撮影時にもタッチパッドとして使用することが出来るようになっているので、必要に応じて設定するとよいでしょう。
写真では「タッチパネルのみ」になっていますが、設定を「両方有効」に変えています。モニター画面上でタッチパネルとして使うだけで無く、ファインダー撮影時にもタッチパッドとしてフォーカスポイントの移動などに使う事が出来るのでお勧めです。この時、「位置指定方法」を「相対位置」にしておくと広範囲に指を動かすこと無く操作しやすい場所でタッチパッド操作が行えます。ファインダー / モニターの設定(MENU → セットアップ → ファインダー/モニター)
モニターの明るさは「マニュアル(-2 ~ +2 の範囲)」と「屋外晴天」を設定することが可能です。「屋外晴天」にすると日中の撮影がかなり楽になりますが、かなり明るくなるので、「マイメニュー」に登録して設定を切り替えやすいようにしておくとよいでしょう。ファインダー表示画質とフレームレート(MENU → セットアップ → ファインダー/モニター)
ファインダーフレームレートを ” 高速 ” に設定すれば動きの速い被写体を撮影する時に便利ですが、ファインダーの表示画質とフレームレートはトレードオフの関係にあります。取りあえず私は画質優先で設定。但し、「高画質」に設定するとバッテリーの消費は多くなるそうです。
■ 「マイメニュー」のカスタマイズについて
「α7CⅡ」の設定メニューは深い階層の場所にあるものもあるので、よく使う機能は「 マイメニュー」に登録しておくと便利です。「α7CⅡ」の「マイメニュー」には 1ページに付き 7項目の機能を登録することが可能で、ページ数も 6ページもあるので存分にカスタマイズする事が出来ます。
私は ” 超解像ズーム ” を使用する際に変更が必要になるファイル形式の設定(超解像ズーム使用時は RAW撮影出来ない)やズーム範囲の設定、三脚を使った夜景撮影時などに邪魔になりがちな「長秒時ノイズ低減」や「手ブレ補正」の項目をすぐに切れるようにする設定などを入れています。完全に固まったわけではないので、ここはまだまだ試行錯誤が続くでしょう。
また、「アンチダスト機能」もわりとメニューの深いところにあるので「マイメニュー」の方に持ってきています。センサークリーニング以外に「電源 OFF 時にシャッターを閉じておく」設定が可能なのですが、レンズ交換んをしない時にも細かく電源を切る度にシャッターが動いてしまうというのも無駄なので、屋外でレンズ交換する時のみこちらの機能を使うようにしています。
「マイメニュー」は、「マインメニュー設定」の「マイメニューから表示」を「入」にしておくことでカメラの MENUボタンを押した際にすぐにマイメニューで設定した項目にアクセス出来るようになるのでお勧めです。
■ 操作ボタンと操作ダイヤルのカスタマイズ
「α7CⅡ」では、カスタムキー(C1、C2 ボタン)や 4箇所のダイヤルによく使う機能を割り当てることが出来るようになっています。ここは是非とも自分好みにカスタマイズしておきたいところです。
MENU ボタンを押下し、「セットアップ」→「操作カスタマイズ」→「カスタムキー ダイヤル設定」に進んで下さい。「ダイヤル / ホイール」については M(マニュアル)モードと、その他のモードで別の機能を割り当てておくことが可能です。
今のところ私の場合は「ダイヤル / ホイール」を以下の様に設定しています。
M モード | その他 | |
ダイヤル① | シャッタースピード | フォーカスエリア |
ダイヤル② | 露出補正 | 露出補正 |
ダイヤル③ | 絞り | 絞り |
ホイール | AF 枠移動 ↔ | AF 枠移動 ↔ |
また、カメラ背面の「C1」ボタンには「フォーカスモード」の選択を充てています。「C2」「C3」に関しては初期設定のまま使っています。
ただ、まだまだ試行錯誤している段階なので、今後変えていくかも知れません。とりあえず写真撮影に関する設定はこんなところでしょうかね。動画の方は今後もし撮影するようになるようであれば改めて考えてみたいと思います。皆さんも色々試しながら自分に合った設定を見つけていって下さい。