大阪の吹田にある「万博記念公園」で開催された「CYCLE MODE RIDE OSAKA 2025」に行って来ましたのでレポートをば。「CYCLE MODE」は自転車関連ブランドやサイクリングを振興している自治体などが多数出展するイベントで、大阪と東京の 2箇所で毎年開催されているようです。
イベントの存在自体は私も前から知っていましたが、万博記念公園まではそこそこ距離があることもあり、初めての参加です。元々は天気さえ良さそうなら自走で行ってみようかと思っていたのですが(たぶん往復 120km くらい)、ここ最近あまり自転車に乗っていなかったこともあり、体力面にちょっと不安があったので大人しく電車を乗り継いで行く事にしました(笑)。


「モノレール」という乗り物に乗ったのも初めてです。もっと感動があるかとも思っていたのですが、高いとこ走るなあ・・・くらいの感想でした。タイヤで走ると言うことで、乗り心地としてはポートライナーなどと似たような感じですね。駅から公園へ続くスロープの幅の広さを見るに大きなイベントの時は相当混雑するのでしょうね・・・。
こちらもお初にお目に掛かる「太陽の塔」!目の前で見るとやはりすごい存在感だ。
「万博記念公園」
住所 : 大阪府吹田市千里万博公園
開園時間 : 9:30 ~ 17:00
休園日 : 水曜日(振替あり)、年末年始
電話番号 : 06-6877-7387
備考 : 要入園料(260円)、有料駐車場(5箇所に約 4,500台分)あり
最寄り駅は大阪モノレールの「万博記念公園」駅ですが、万博記念公園自体がかなりの広さなので、入園するまでにも結構歩きますね・・・。「「CYCLE MODE RIDE OSAKA」は自転車のイベントらしく、係員常駐の特設駐輪場が用意されます。補償は出来ないとのことではありますが、入出庫時に身分証確認もあるとのことなので、施錠さえしておけば早々盗難されるようなことは無さそう(サイコン・ライトなどは外しておくべきでしょうが)。買い物する気満々で車で来ている方も多かったようです。
■ 「CYCLE MODE RIDE OSAKA 2025」
会場へどうやって行けばいいのかよく分からなかったのですが、なんとなく人の流れに付いていったところ正解(笑)。「EXPO '70 パビリオン」という建物内で受付するようになっていました。


開場から 1時間半程過ぎての到着となったのでわりと人はまばら。入場券を提示して手首にリストバンドを巻き付けてもらいます。このリストバンド、汗で千切れたりしないようビニールっぽい素材で出来ているのですが、外す際にちょっと苦戦しました。ちなみにリストバンドを付けていれば再入場可能です。
年々規模が小さくなっていると聞いていたのですが、これで???結構な盛況っぷりのようにしか見えなかったです。まあ初参戦なのでなんとも言えませんけどね。




私は今回荷物もあったので全く試乗はしませんでしたが、ロードバイクの試乗はスペシャライズドが一番人気だったでしょうか。かなり長い列が形成されていました。ビアンキもかなりの台数の試乗車を用意していたようです。毘沙はちょっと乗ってみたかったな・・・。DEROSA の ” 330万円バイク ” なんかも展示されていましたが、写真撮り忘れてる(苦笑)。TREK は出展していませんが、まあ行きつけのショップでいくらでも見れるし(一応ベックオンさんが Madone SLR 出してました)。




小径車もたくさん展示されていましたが、そう言えば BROMPTON はブースを出していなかったようですね。折り畳み小径車の eBike なんてのもあるんだ。Tyrell が香川県にあるメーカーだとは知らなかった。




ウェアやアクセサリパーツ類も盛りだくさん。今はグラベルロードに Pirelli の「CINTURATO GRAVEL H」というタイヤを付けていて気に入っているのですが、次は「GRAVEL KING」も試してみたいですね。


OGK KABUTO さんのブース。なんとヘルメットのカプセルトイが出るそうです。欲しいかも(笑)。
「土と道」というブースで珈琲講座を受けて美味しい珈琲も頂いてきました。




朝から何も食べていなかったので一旦サイクルモードの会場を出て隣のグルメイベント「サイクル ∞ キッチン」の方へ。キッチンカーが多数出ていて、並びはするもののさほど待たずに食事を買うことが出来ました。どちらかというと座って食べるスペースの方が不足気味だったかな。
「佐世保バーガー」とやらを頂いてみることにします。
「佐世保バーガー」とレモネードで 1600円か・・・。まあ仕方ないですかね。お味は可も無く不可も無く。駅の南にある ららぽーと に行く手もありましたが、かなり歩かないといけませんしね・・・。
トークショーなどもいくつか参加させて頂きました。こちらは J SPORTS ではお馴染みの自転車フォトグラファー辻啓さんと ” 博士 ” こと栗村修さんによる 2025年のワールドツアーレース予想。ポガチャルの名が何度も叫ばれるのはそれはそうでしょうね(笑)。
隣の「アウトドアフェス」の方でも ” チャリダー ” でお馴染みの猪野学さん、栗村修さん、団長安田さんによるトークショーが行われていました。帰宅してから知りましたが、こちらではアイドルステージなんかもあったらしい。
猪野学さんと FUKUOKA サイクリングツアーコンシェルジュの方による福岡県のサイクリングツアー紹介イベント。サポートカーが付いたり輪行の手伝いがあったりと至れり尽くせりらしいです。
こちらの目立つテントはダイアテックさんのブース。knog. のコーナーでは「SCOUT」の Bluetooth 電波到達範囲の伸びたものが出ないですかね?なんて話や、BROOKS の パニア と ハンドルバーバッグ 気に入ってますなんて話をさせて頂きました。ただ、「SCAPE SADDLE POCKET BAG」はもう日本に入ってこないかもとのこと。う~ん、これは困った。


シマノのブースでは 12速化された Di2 仕様の GRX コンポセットも展示されていました。私が乗っている TREK の Checkpoint は機械式 11速なのでいつかは使ってみたい・・・。
いつまででも居れる感じでしたが、ほかにも行きたいところがあったので 15時過ぎ頃にサイクルモードの会場を後にして少しだけアウトドアフェスの方も覗いていきます。
こちらもキャンプブームが去ったこともあって減ってはいるのでしょうが、それなりに賑わっていました。小型で良さげなファイヤースターターを見掛けたのですが、もうちょっとちゃんと見ておけば良かった・・・。買って帰るか迷ったんですけどね・・・。
■ 1日楽しめるイベントでした
いろいろ頂いて来ました。入り口で渡されたトートにまとめて入れて持ち歩いていたのですが、なんと総重量 3.5kg!どうりで重たかったわけです(笑)。
まずはメーカー系。リーチ・マイケルやっぱ格好いいね。Magene のサイコンやリアビューレーダーも使ってはみたいのですが、既に ” ガー民 ” となってしまっているとなかなか・・・ね・・・。
そしてこれを貰うために行ったと言ってもいい日本各地のサイクリング情報。中でも四国の力の入りようはすごかった。俺、大鳴門橋を自転車で通れるようになったら ” セトイチ ” 挑戦するんだ・・・(フラグ?!)。ちなみに開通予定は 2028年。まだもうしばらく先ですね。播磨地方のブースも探したのですが見つけられなかった・・・。ま、いっか。
実用的なものはこの辺り。Gravel マガジンは読んでみたいなと思っていたのです。団扇はチンチロリンのハズレ品なのですが、この日は暑かったので何気に助かりました(笑)。別府温泉の入浴剤は早速使わせて頂きました。ずーっと昔に 1度だけ行ったことがあります。DAHON のコースターも嬉しい。
ニッコーさんの「TAMBAR」のブースも見つけられたので話題の鍵を買って来ました。こちらについてはしばらく使ってからレビューさせて頂く予定です。GROWTAC さんはレバーを見たかったのですが、混んでいるから後でまた来ようと思ったまま忘れてしまってました。来年予定が合えば行ってみよう・・・。
「CYCLE MODE RIDE OSAKA」、初参戦でしたが非常に楽しめました。思い切って行って良かったです。来年は自走で行けるよう今年中にルートの下見ライドをこなしておきたいと思います。