(新)タイトルいつ決めるのさ

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「GPCA CARABINER」が届きました

クラウドファンディングサイトの「Indiegogo」の方で申し込んでいた「GPCA CARABINER」という多機能カラビナのプロジェクトのリターンが届きました。「GPCA CARABINER」がどういったプロジェクトなのかは以下の記事で紹介していますので興味をお持ちでしたら併せてご覧頂ければと思います。

大元の「Kickstater」のプロジェクトの方では昨年末頃から出荷が始まっていたようです。時々コメントなどを見ていたると配送トラブルや品質不良を訴えるコメントが散見されていたので、これはちょっとやってしまったかなと思っていたのですが、手元に届いた製品は予想以上に満足のできる品質でした。

てっきり中国の工場から送られてくるのだろうと思っていましたが、カリフォルニアからの発送となっていました。既に GPCA の方に納品されていた在庫から回ってきたようです。工場は中国だと聞いていましたし、元々 Estimated delivery(出荷予定)が「 March 2020」となっていた上に新型コロナウィルスの騒動もあるのでかなり遅れるのではないかと覚悟していたのですが、思いのほか早く届いたので逆に驚いてしまいました。

asendia追跡 配送は「Asendia」という聞いたことの無い会社でした。どうやらフランスの「La Poste」とスイスの「Swiss Post」の合弁会社らしく、米国内ではUSPSと提携しているようです。結構細かく追跡出来ていますが 2~3日遅れて以前の履歴がババっと追加されたりという「海外配送あるある」ではありました。
日本国内では郵便局に引き継がれたようで、発送予定の通知があってから 2週間ほどで届きました。まあかなり早かった方だと思います。迷子になったりしなくて良かったです(笑)。

GPCA CARABINER

申し込んだのはステンレススチールモデルです。アルミでもいいかとは思ったのですが、強度がどの程度なのか分からなかったのと、チタンモデルはさすがに高価すぎるということで、やや重めではありますがバランスの良さそうなステンレスモデルにしてみました。カラビナ本体と調整用のトルクスレンチにロゴシールが付いていました。米国人ってシールとか好きですねえ。Apple の製品なんかにもよく付いてますし・・・。みんなどこに貼っているのでしょう(笑)?


ブレード部分

こちらはブレード部分のアップです。ブレードは開くとロック機構が働き、使用中に誤って内側に倒れ込まないようになっています。ブレードを仕舞う場合は、ギザギザになっている部分を矢印の方向に少し動かしてロックを外してから畳むことで本体に収納できるようになっています。ブレードの先端付近にはごく僅かな刃こぼれがありましたが、まあこの程度なら研げばすぐ直るので許容範囲とします。

ドライバー部分 こちらはドライバー部分のアップです。マイナスドライバーになっている部分の幅は約 5mm でした。あまり細かな作業には向きませんが、あって困る物でもないのでまあよいでしょう。こちらはロック機構などはありませんがしっかり開いて使えば問題無いと思います。
ロック機構 こちらはカラビナのゲートとノーズ、ロッキング機構の部分です。ロッキング機構はスクリューロック式になっていてしっかりと固定できるようになっています。このロッキングスリーブは取り外せるようになっていて、有料オプションの赤いパーツと交換できるようになっています。
説明書 こちらが説明書です。「PROTECT !」じゃねえよ(苦笑)。上記のカッターやドライバーの他に栓抜きや釘抜き、重い荷物を運ぶときのグリップとしても使えるそうです。このグリップとしての使い方は案外アリだなと思いました。握り具合が非常にいいのですよ。
「Makuake」と「Campfire」のプロジェクトは既に締め切られていますが、「Indiegogo」の方はまだ「INDEMAND」として受付をしているので興味のある方は検討されてみてはどうでしょうか。別途送料が掛かってきますが、それでも日本のプロジェクトの価格よりかなり安く手に入れることが出来ます。まあ何かトラブルがあった場合は自力で頑張らなければならないわけですが。

キーホルダー ステンレスモデルのカラビナ本体は 110g 程でした。ちょっと重めではありますが、このようにキーを取り付けて気軽にズボンのベルト通しなんかにも引っかけておけます。さすがにステンレススチール製だけあって非常にしっかりしていて強度もかなりありそうです。「登山用では無い」と注意書きがあるのでそういった用途に使うのは厳禁ですが、ザックを固定したりハンモックを吊るのに使ったりといった程度は十分使えそうです。飛行機に乗るときはブレードが付いているので引っかかるかも知れませんけどね。
クラウドファンディングはその性質上実際に手元に届くまではドキドキです。何はともあれ思わず人に見せびらかしたくなってしまう程には出来のいい製品が届いて良かったです。まあ見せたところでフーンで終わってしまうかもしれませんが、浪漫ですよ、浪漫(笑)。