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「ASICS RUNNERS FACE COVER」をレビュー ~ アシックスが独自の研究を元に開発したランナー向けスポーツ用マスク ~

治療薬やワクチン開発に関するニュースも増えて来て希望が見える状況にはなりつつありますが、新型コロナウイルス騒動はまだ当分続きそうです。そもそもランニングをする時にマスクをする必要があるのか、果たして屋外で走っていてすれ違った程度で感染を広げてしまうものなのかといった事については個人的に疑義を抱いているのですが、すれ違う方の中には不快な思い抱かれる方も居るのは事実なんだろうと思います。こちらとしてもそのような思いをもたれるのは不本意ということで、先日下の記事で「スポーツ用マスク」としてあるべき機能や条件について考え、いくつかの製品について検討してみました。

こちらの記事を書いてから、ヨネックスの「3D抗ウィルス加工マスク」と、アシックスの「RUNNERS FACE COVER」の購入権の抽選に応募していたのですが、ヨネックスの方は見事に外れてしまいました。外れても次回以降の抽選の対象に自動的に組み入れられている筈の例のシャープの使い捨てマスクにも未だに当選すらしませんし、どうもあまり「マスク運(?)」は無いようです(苦笑)。

尤もシャープのマスクについては今頃当たっても欲しいかと言われれば微妙な所ですけどね・・・。一般的な使い捨てマスクについては狂乱相場もすっかり落ち着き、入手に困るようなことも無くなりました。ユニクロを初め、繰り返し洗って使えるタイプのマスクの種類も随分増えてきましたからね。

■ 「ランナーズフェイスカバー」購入権の抽選に当選してました!

今回のマスクも抽選予定日だった 9月18日の昼頃から Twitter で当選の報告が出ていたので、「ああ、また外れたか・・・。」とがっかりしていたのですが、18時過ぎになって来ました!当選通知メールが!これも外れていたらアンダーアーマーの製品を買おう(というかフィット感の調節が出来ない事以外はこちらでも全然いいのですが)と思っていただけにこれは嬉しい。

RUNNERS FACE COVER-1 購入期限は 9月25日迄 期日までに手続きを行わない場合は購入権が他の人に譲渡されるとのことだったのでさっさと購入しました。気がついたらカートにウェアも入っていましたが、ちょうど汗の乾きの早いものが欲しいと思っていたので(笑)。

マスクの価格は税込で 4,180円。「OneASICS」メンバー(オンラインショップの会員)にならないと買えませんが、送料は無料になります。支払い方法はクレジットカードの他に Amazon Pay が利用可能でした。株主優待割引も使えるようです。

発送まで 1~2週間掛かるとのことでしたが、19日の購入申込で 24日に届きました。思っていたよりだいぶ早かったです。私はウェアも一緒に購入したので普通に小包で届きましたが、マスクだけならポスト投函になるかも知れません。

■ 品質と実際に使ってみた印象

早速開封してみました。価格が価格なだけに日本製を期待していましたが、残念ながら製造は中国で行っているようです。まあシューズなんかも中国やベトナムで生産している割合が高いようですし致し方ないですかね。とはいえ、さすがはアシックス!縫製の質は非常にしっかりしていました(まあこの価格でいい加減なものが来たら騒ぎになるでしょうが)。某メーカーの水着の生地を使ったマスクなどでは購入されて品質の悪さにがっかりされている方もいらしたようですが、そのようなことは無いと思います。

「ASICS RUNNERS FACE COVER」の最大の特徴はなんと言ってもフィット感の調節のしやすさにあると思います。下の写真のように赤〇印の 3ヶ所(両耳と頭の後ろ)でフィット感を調節出来るようになっています。耳の後ろの部分は摩擦力の高いゴム製のパーツになっており、装着中でも簡単に耳までの長さを変えることが可能です。また、頭の後ろのパーツはボタン式になっていて、耳紐を後ろに引っ張ってくれるような感じになるので耳に掛かる負担が減り、痛くなったりしにくい配慮がされているなと感じました。この辺りはすごく日本メーカーらしい気配りがされている部分では無いでしょうか?

RUNNERS FACE COVER-2

実際に装着してみたところ、驚くほど息がし易いです。マスクの顎の辺りの部分がメッシュになっていて、呼気は前では無く首元に抜けていくようになっています。また、立体縫製のおかげで口元に張りついたりすることも無く、鼻の下にも適度な空間が確保されているので息を吸うのも全く苦になりません。

耳紐はマスク本体に通してあるだけ(縫い付けたりはされていません)なので、紐の部分は取り替えることもできますね。そうそう切れるようなことは無いでしょうが、万が一切れてしまったりしても市販の髪留め用の紐なんかを利用すればなんとかなりそうです。

注意点としては、パッケージにも書かれているように、この製品は飛沫拡散の抑制を目的とするものであって、ウイルス感染(侵入)を防げるものでは無いという点です。何も着けない状態よりは遥かにマシでしょうが、電車の中など密室的な場所で使うには向いていないだろうと思います。これはまあ他のマスクでも同じですが、感染まで防ぎたいのであれば所謂「N95」のマスクでも使わないと無理でしょうね。

■ 走ってみました

とにもかくにも実際に装着した状態で走ってみないことには分からないということで、実際に 10km程マスクを付けて走ってみました。その感想ですが・・・はっきり言ってこのマスクは付けたままで全然普通にランニングすることができます。

  • 呼吸が非常に楽

    立体縫製で鼻の下から口に掛けてスペースが確保されている効果が如実に表れています。そして、息を吸う時に口元に全く纏わり付いてきません。さすがに息が荒くなってきたり深呼吸をする時は息を吸う場合に若干の負荷を感じますが、大きく息を吐き出す時は顎のメッシュになっている部分から下方向に息が抜けているのが分かり、苦しい!と思うようなことはありませんでした。

  • フィット感

    細かく調整できるのでこれはもう抜群です。耳の所が痛くなるかなとは思っていたのですが、頭の後ろでも引っ張って調節出来るようになっているのでランニングに出ている時間くらいでは気になりませんでした。最近は走りに行く時は必ず Powerbeats Pro というワイヤレスイヤホンを付けて音楽を聴きながら走っているのですが、マスクとの干渉も問題ありませんね。

    汗はものすごく吸います。途中で何度かマスクの外側から掴んで位置の微調整をしましたが、手で触ってはっきりと濡れていると分かるくらいになります。ただ、素材のおかげなのか装着していて不快に感じるようなことはありませんでした。

  • 給水

    さすがにマスクを付けたままでは給水出来ませんので外すか下にずらすかはする必要がありますが、飲んだ後にまた若干フィット感の調整が必要になりますね。この辺は細かく調節出来る機能があることの宿命みたいなもんでしょうか。

  • 眼鏡・サングラスとの相性

    呼気の大部分は顎のメッシュ部分から抜けているようですが、息が荒い時は 1割程度は目の方へも抜けるようで、サングラスはさすがに曇りますね。特に坂道を登っていて上を見上げたりしていると曇りやすいようです。ただまあ私の使っているサングラスは Amazon で売っていた中国製の超安物なので OAKLEY なんかのいいものを使えば多少はましになるのかも知れません。買い替えたいなとは思っているんですけど安物に限って手荒に扱っても何故か壊れないし無くさないんですよね(笑)。

ちなみにマスクを付けたままの状態での「顔認証」は、11インチの iPad Pro 2018 と ASUS Zenfone Max M2 で試してみましたけど両方駄目ですね。やはり口元が覆われていると認識しないようです。

■ 洗濯は?

運動すれば当然汗を掻きますので。ランニングなどスポーツ用のマスクとしては洗濯可能であることは必須条件です。「ASICS RUNNERS FACE COVER」も、もちろん洗濯可能です。

但し、「手洗い」で短時間の押し洗いをするようにと書かれています。漂白・柔軟剤の使用、乾燥機、アイロン、クリーニングは不可とされています。干す時も日陰で吊って干すようにとの指示が出ています。まあ素材がポリエステルなので、軽く絞って吊っておけばすぐに乾くでしょう。実際に洗った後軽く押して水気を切った程度の状態で室内で吊して干してみましたが、だいたい半日程度で乾きました。

特に補強ワイヤーなどは入っていないようなので、ぴったりサイズの洗濯ネットに入れれば洗濯機を使っても大丈夫かも知れませんが、どうせランニングから帰ったらすぐに風呂に入るなりシャワーを浴びるなりするでしょうから、その時についでに手洗いしてしまうのがいいのではないかと思います。

■ 価格は高いが満足感も充分高い

ネックはやはり税込で 4,180円という価格でしょうね。アンダーアーマーの「UA スポーツマスク」が税込で 3,300円ですからやはり高いなと感じざるを得ません。ただ、品質には十分満足の出来るものですし、洗濯して繰り返し使えることなどを考慮すればギリギリ妥協出来る範囲内かなと思います。

RUNNERS FACE COVER-3 いつもランニングに出る時に愛用している mont-bell のウェストボトルケージのポケットにも無理なく入りました。呼吸がいくら楽だからと言ってもやはりマスクで顔を覆っていると暑いのは確かなので、夏場などの気温が高い時はこのようにポーチに入れて携帯して出掛け、コンビニに入ったり人の多い場所に入る時だけ出して着用するようにしようかなと思っています。まあ出し入れする時だけは落とさないように注意したいですね。無くしたら泣きます(笑)。
モンベルのウエストボトルケージについては下の記事でレビューしていますので宜しければご覧下さい。

今回手に入れられなかった方も、まだはっきりした時期までは決まっていないようですが、次回の入庫分からは市販されるとのことなので今後購入を検討されている方の参考にでもして頂ければ幸いです。また、運動向きかどうかまではまだ分かりませんが、10月以降から通気性に優れた素材で鼻から首までカバーできる「フェイスゲーター」(税別・1,800円)と「FACE COVER」の廉価モデル(税別・1,000円)の発売も予定されているようです。

下記のアンダーアーマーのスポーツ用マスクもアスリートの評判は上々のようですね。



※ 追記 ※


「アシックスフェイスカバーGPX」「アシックスフェイスゲーターGPX」「アシックスフェイスゲーターLOGO」の販売がアシックスのオンラインショップで始まっています。

名称 税込価格 サイズ カラー
フェイスカバーGPX 1,100円 M、L パフォーマンスブラック、フラッシュコーラル
フェイスゲーターGPX 1,980円 ワンサイズ パフォーマンスブラック、フラッシュコーラル
フェイスゲーターLOGO 1,650円 ワンサイズ パフォーマンスブラック、アシックスブルー

フェイスゲーターGPX と フェイスゲーターLOGO の違いはデザインのみのようです。(GPX の方は「JAPONISM」をコンセプトにした昇華プリント柄。)フェスカバーの方は、中央に樹脂製の骨子が配されていて口元のスペースを確保できるようになっているそうです。
(2020.10.24)


※ 追記 ② ※


長らく再販のなかった「ASICS RUNNERS FACE COVER」ですが、12月1日の 10時から一般販売が始まることに決まったそうです。アシックスのオンラインショップの「こちらのページ」のみでの販売となり、価格は抽選があった時と同じ税込 4,180円となります。マスク 1枚の価格としては高すぎるという方も居られるでしょうが、少なくとも実際に 2ヶ月程ランニング時に使ってみた身としては、価格に見合ったものであると言えます。継続的に入荷が続くのかといったことは分かりませんので、購入を考えておられる方はお早めに。
(2020.11.24)


※ 追記 ③ ※


楽天市場にあるアシックスのストアでも販売が始まっているようです。僅かですがポイントも付きますし買いまわりなどのセール時に一緒に買うのも悪くないかも知れませんね。楽天市場の場合 3,980円以上の買い物で送料無料になりますが、こちらのラインもクリアしていますし。

(2020.12.21)