先日テレビを観ていてたまたま流れていた CM で「関西停電情報」なるアプリがある事を知りました。このアプリの運用は 2019年7月から始まっていたそうです。関空の連絡橋に強風で流されたタンカーが衝突したり、高潮で空港島の一部や大阪湾岸が水没したりと大きな被害をもたらした、2018年9月の台風 21号の影響で広範囲の停電が発生した対策の一環としてリリースされたということのようです。
別に入れておいて損になる事はありませんし、もし停電が起きたとしても見通しが立っている場合は復旧の見通しも分かるとのことなのでうちのスマホにもインストールしておく事にしました。もちろんアプリは無料で利用することが可能です。入手は以下のバッジか各アプリストアの検索からどうぞ。
当然ですが、「関西電力」のアプリですので、関西電力管内の停電情報のみを報せてくれるアプリです。
アプリの設定は簡単です。地域名を入力し、自分の住んでいる場所や学校・会社などの場所を登録するだけです。この場所は複数設定することが出来ます。
メイン画面は左の SS のようになります。下の「関西全域」というタブで関西電力管内全域の状況を見ることが、「登録地域」で設定した場所の状況を確認することが出来ます。また、所謂 ” 瞬停 " が発生したかどうかや、落雷があったかどうかの確認も可能です。登録時に確認が出ますが、アプリのプッシュ通知は「許可」にしておく事をお勧めします。
このアプリを入れたら停電しなくなるなんてことがあるわけありませんが、少なくとも事情が分かるだけでもイライラや心配が少しは軽減されるでしょう。怒って電話しても仕方ありませんからね。
それにしても最近は地震や台風といった災害でも無い限り、滅多に長時間の停電って起きなくなりましたね。子供の頃は近くに雷が落ちたりすると数日間停電するといった事がちょくちょくあった記憶がありますが、近頃はその程度ならせいぜい数分の停電で済む事がほとんどの気がします。
自然相手の災害を完全に避けることなんて出来るわけありませんが、災害が発生したとしても日本のインフラの復旧速度って世界一じゃないでしょうか?日々保守や点検、そして万が一の場合には迅速な復旧工事にあたられている方々には頭が下がりますね。
でもまあ最近はスマホの予備バッテリーや LEDライトなんかも安くなったので、懐中電灯代わりに用意しておくのがいいでしょう。PC の突然の電源断が怖い方は UPS(無停電電源装置)なんかもデータ保護に有効ですよ・・・ということで過去記事の宣伝もちょろっとしてみたり(笑)。