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「QUOカードPay」について整理してみました

「QUOカードPay」ってご存じでしょうか?「QUOカード」は景品や株主優待品として送られてくることも多いので割とメジャーな存在だと思いますが、「QUOカードPay」の方はまだあまり馴染みが無いという方が多いのではないでしょうか。

「QUOカードPay」は、「〇〇Pay」という名前から想像できる通り、スマホを使ったキャッシュレス決済サービスの 1種です。ただ、この手のサービスの中では後発になることもあって知名度はまだそれ程高くなっていないでしょうが、今後プレゼントの景品や株主優待品として利用する企業は増えてくるんじゃないかと思うので、この機会に「QUOカードPay」についてちょっと整理しておこうと思います。

■ QUOカードPay ≠ QUOカード

「QUOカードPay」の公式サイトはこちらです。 ⬇⬇⬇

「QUOカードPay」と「QUOカード」は共に同じ発行体(株式会社クオカード)が発行する電子マネーの 1種ですが、現物の磁気カードタイプの QUOカードを持っていても QUOカードPay の残高にチャージして使うということは出来ません。全く別のモノという扱いになっています。

私、てっきり最初は手持ちの QUOカードを QUOカードPay にチャージできるようになるものとばかり思っていました。コンビニで QUOカードを使えるのですから、設置されているマルチ端末を使うなどして QUOカードPay に残高を移せてもいいんじゃないかと思うんですが、少なくとも現状そのような仕組みは用意されていませんし、用意するつもりも無いようです。

QUOカードPay の残高は、QUOカードと同様にそれぞれ独立したカード毎の残高として管理されます。QUOカードのように QUOカードPay を何枚かをまとめて支払いに使うという事も出来ますし、残高が不足している場合は現金と合わせて使う事も出来ます

最大の問題は、QUOカードPay を使う事の出来るお店が QUOカード を使えるお店の数にすら遠く及ばないという点です。徐々に増えてはいるようですが、まだまだこれからといったところでしょうね。現在 QUOカードPay を使って支払いを行うことの出来るお店は「こちら」で紹介されています。

LAWSON で使えるのはいいとして、セブンイレブンやファミリーマートで使えないというのは痛いですね・・・。本屋さん関係はメジャー処は押さえられているようなので、図書カード的な使い方は出来そうです。その他、ドラッグストアや家電量販店、ホームセンターの一部などでも使えますが、まだまだ少ないですね。これから増えてくれると良いのですが。

■ 「QUOカードPay」の使い方

まず大前提として、QUOカードPay を使うにはスマートフォンが必要です。スマホの Webブラウザ上で QRコードを表示させて支払うこともできるので、アプリは必須というわけではありませんが、入れておいた方が残高管理など遥かに使い易くなると思います。

アプリの入手は以下のリンクから(無料です)。スマホのカメラ機能や NFC機能は必要ありません。


アプリの動作要件は、iOS版が iOS 11.0 以降、Android版が 5.0 以上(共に 2021年9月現在)と、かなり古い機種でも利用することができます。まあセキュリティ上の不安があるのであまり古い機種を日常的に使うのは避けたいところです。

アプリを立ち上げるとまずざっとした説明が表示されますので「はじめる」をタップ。

初期画面

登録に必要なのはメールアドレスのみです。最初に入力したメールアドレスに書かれた認証用の URL を QUOカードPay を使用するスマホで踏むことで認証作業が完了します。もしスマホ以外のメールアドレスを使用する場合は、同じメールに書かれている認証コード(6桁の数字)を使って認証します。

QUOカードPay登録画面

住所や氏名など個人情報の登録は不要なようです。アプリの設定メニューで「パスコード」は最低でも必ず設定しておきましょう。パスコードを設定した後に生体認証(Face ID、Touch ID)も使えるようになります。(パスコード又は生体認証は支払の際に QRコードを表示する時に使います。)

QUOカードPay 受取 QUOカードPay の残高をアプリに登録する場合は、アプリをセットアップしたスマホで、送られてきた QUOカードPay の URL が記載されたメールのリンクを踏みます。

すると右の様な画面が表示されるので、「アプリに保存」をタップして下さい。インストール済みのアプリが立ち上がるので、アプリの「保存」をタップすると QUOカードPay の残高がアプリに登録されます。
保存済み状態 一度アプリに保存した QUOカードPay は、保存済みの QUOカードPay の URL にアクセスしても「お探しのページが見つかりません。」と表示されてアクセスすることが出来なくなります。

URL の状態の QUOカードPay は、言わば現物の QUOカード と同じで、盗んだり拾った(URL を知った)りした人でも使用できてしまう状態です。アプリに登録しておけば他人に使われることも無くなりますので、早めにアプリの方へ登録しておく事をお勧めします。QUOカードPay の URL は非常に長くなっているので覚えておくことなどまず不可能です。せっかく頂いたのに使えなくなってしまっては勿体ないですからね。
登録済みの QUOカードPay を使う場合は、アプリを立ち上げてホーム画面で「お支払い」をタップするだけです。生体認証又はパスコードを設定していれば認証後にスマホの画面に QRコードが表示されるので、コンビニなどのレジ端末で読み取ってもらえばOK。サインも本人確認も不要です。

■ 「QUOカードPay」の贈り方(購入方法)

QUOカードPay は、購入して誰かに送ることも可能です。相手に送るのは発行した QUOカードPay の URL だけなので、送り主の住所や氏名が相手に知られるという事もありません。こういう点で記念品や懸賞などの賞品にも便利なのでしょうね。贈られた側は上記の様に受け取るだけですぐに使う事が出来ます。こちらも贈り主に個人情報が渡るという事はありません。

贈り主はまず以下の専用のオンラインストアにアクセスして会員登録する必要があります。

仮登録 登録方法は、まずメールアドレスを送信して仮登録し、その後に本登録を行うというよくあるパターンです。

「【QUOカードPay】会員登録手続きのご案内」というメールが送られてくるので、記載されている「認証用URL」にアクセスします。登録は「法人」か「個人」かを選べるようになっています。こちらは購入代金の決済が必要なので、住所・氏名・電話番号、ログイン用のパスワード設定などが必要になります。
その後、「額面金額」「数量」「券面画像」を指定し、メッセージを添えて注文を出します。QUOカードPay の URL が発行されるので、あとはそれを eメールや SNS上で相手に伝えるだけです。郵送したりする必要はありません。

注文の最低金額は 1,000円から。額面は 50円~10万円の範囲内で 1円単位で設定可能です。「券面画像」の指定にはオリジナルの写真やイラストを使う事ができるので、記念品などには良いでしょうね。もちろん既に用意されているデザインの中から選ぶ事も可能です。

発行手数料は QUOカードPay の発行金額合計(額面x数量)の 6%(税別)です。う~む・・・これはちょっと高いですね・・・。支払い方法は、クレジットカードと銀行振込ですが、銀行振込の場合は別途振込手数料も掛かってきます。また、クレジットカードによる支払いの場合は、1ヶ月間の注文金額が 5万円(税込)以内という制限があります。大量に購入する場合は銀行振込するしかありません。

■ 「QUOカードPay」使用上の注意

QUOカードPay を利用する場合、いくつか気をつけておくべき点があります。

  • 有効期限の存在

    まず、QUOカードPay には「有効期限」が存在します。更にこの有効期限には、

     ① QUOカードPay 自体の有効期限(URL 発行から 3年間)
     ② QUOカードPay の受取期限

    の 2種類があります。原則として QUOカードPay の有効期限は 発行日から3年間ですが、別途贈り主の方で「受取期限」が設定されている場合があるようなのでこちらもご注意下さい。

  • 残高不足時に充当することができるのは現金のみ

    QUOカードPay の残高が支払金額に足らない場合は現金を足して使う事が出来るのですが、クレジットカードや各種キャッシュレス決済サービスを一緒に使う事は出来ません。

  • QUOカードPay の再発行は不可

    QUOカードPay の URL は再発行されません。URL が分からなくなってしまった場合も道でお金を落としたのと同じ状態になります。第三者に URL が知られて誰かに使われてしまったとしても取り返す術はありません。

QUOカードPay の有効期限が過ぎてしまったとしても再発行されませんので、やはり URL は早めにスマホのアプリを使って管理することを強くお勧めします。こちらは有効期限が近づいてくるとメールで通知もしてくれるようです。

■ 今後目にする機会は多くなるかも?

オンラインストア上で購入する事が可能で封筒などに入れて相手方に送る必要は無く、メール 1本で済むため、今後 QUOカードPay を使ってプレゼントの景品や株主優待品として利用する企業は増えてくるんじゃないかと思います。

QUOカードPay は、購入時を除いて匿名性が非常に高く、贈られた方は贈り主に住所氏名などの個人情報や、何に使ったかといった事が知られることはありません。ただ、他の iTunes Card などのプリペイドカードのように犯罪に使われる可能性はあるかも知れませんね。クレジットカードで 1ヶ月間に購入する事の出来る額面合計に制限があったりするのはこの辺りを考慮したものなのかも知れません。

自分で QUOカードPay を購入して URL を取得しても使えますが、購入時に手数料が掛かるので、人にあげたりする以外にわざわざ自分で購入までするメリットは無いですね。

コンビニで使えるのがローソンとミニストップくらいというのはちょっと・・・。飲食店や家電量販店などでもあまり使えるところが無いので、今後に期待といったところでしょうか。願わくば手持ちの QUOカード を QUOカードPay に登録または交換できるようになって欲しいものです。