(新)タイトルいつ決めるのさ

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ロードバイク(グラベルロード)にも「AirTag」を仕込んでみました

自転車に AirTag を取り付けている方も結構いらっしゃるのでは無いでしょうか。ストーカー対策を理由に弱体化(見つけやすく)されてしまったので所詮気休めレベルではあるのですが、それでも仕込んでおいた AirTag のおかげで盗難された自転車の発見に至ったというケースも出て来ているようです。

どんなに頑丈な鍵を使っていても、騒音の発生をものともせずグラインダーを使うような輩に掛かってしまえば逃れる術はありませんが、僅かな間であっても盗まれたバイクを追跡することが出来る可能性のある AirTag は、保険の 1つとして取り付けておいてもいいものではないかと思います。何より日本で普及率の高い iPhone のネットワークを利用できるという点は魅力でしょう。

当ブログでも以前にクロスバイクのサドル下に AirTag を取り付ける方法についてご紹介しました。

今回 TREK のグラベルロードバイク「Checkpoint ALR 5」に乗り始めるにあたって、こちらにも AirTag を仕込んでおこうと思ったのですが、同じ製品を取り付けるのも芸(?)がありません。というわけで、今回は下記のリアラックの後部に取り付けるタイプの製品を試してみることにしました。

「Miimall」というブランドの製品のようですが、「SHEAWA」のもの とほぼほぼ同じものだと思われます。お好きな方でどうぞ。この手の製品は中華製品のフットワークが軽いですね・・・。今回はリアラックに取り付けましたが、サドルレールにも取り付ける事が出来るようです。

自転車で公道を走るためには道交法上、自転車の後部には反射板かテールライトの取り付けることが義務付けられているので、今回の製品なら一石二鳥も狙えるはずです。

リアキャリア用AirTagケース-1

もちろん AirTag は付属していませんので、別途用意する必要があります。このところの円安が響いて AirTag も微妙に値上がりしてしまったのですよね・・・。まあ鍵などにも付けておけますし・・・。


リアキャリア用AirTagケース-2 リアキャリア用AirTagケース-3


取り付けは実に簡単!反射板を反時計回りに回して外し、AirTag を挟み込むだけです。

リアキャリア用AirTagケース-4 リアキャリア用AirTagケース-5


重量は AirTag を仕込む前が約 50g、仕込んだ後が 60g です。気になる重量増では無いでしょう。

リアキャリア用AirTagケース-6

Bontrager(ボントレガー)の「BackRack Deluxe MIK」というリアキャリアに取り付けるとこのような感じになります。取付ボルトは外側の 2本がちょうと適合しました。この 2本だけでしっかりと取り付ける事が出来ています。暗がりで光を当ててみたところ、ちゃんと反射板としての機能も持っていましたし、このタイプならリアラックの上に荷物を載せても反射板が隠れてしまうこともありません。

反射板の角度調節が可能でぱっと見自転車のどこに AirTag が仕込まれているか全く分からない点はいいのですが、反射板を回せば簡単に AirTag を取り外すことも出来てしまうと言う点には不安が残ります。好みもありますが、サドル下やドリンクホルダーに取り付けるタイプの方がいいのかは悩み所ですね。バイクの価格次第では 2種類の方法で取り付けておくというのも案外いいかも知れません。

ただ、最近になって自転車用ベルなどで名の知れている「KNOG(ノグ)」から「SCOUT(スカウト)」という面白い製品が発売されていますので、自転車用の AirTag をこれから買って取り付けようと思っているのであればそちらの方がいいかも知れません。 ⬇⬇⬇


今回のリアラックに取り付けるタイプの AirTagケースと AirTag で 5,500円程度にはなってしまいます。それなら自転車取り付け専用とはなってしまいますが、もうちょっと出して「KNOG」の「SCOUT」を買うというのは充分ありじゃないかとおもうのですよね。着脱に特殊工具を使うタイプなので、簡単には外されてしまわないというメリットもありますし。

私も今回リアキャリアに取り付けた AirTagケースを買う前に「SCOUT」が発売されていたら恐らくこちらを買っていたでしょう。あいにく Checkpoint が納車されるかなり前から用意してしまっていたのですよ・・・。まあ今後取り替えるようなことがあれば改めてレビューしてみたいと思います。

盗難対策の手段としては AirTag だけでは心許ないこと言うまでもありませんが、適切な鍵や保険、防犯ブザーなどと組み合わせれば少しは心の安らぎを得ることも可能でしょう。安心・安全を求めるにつれお財布は寂しくなりますけどね(苦笑)。