最低でも週に 1回程度はどこかしらをサイクリングしていますが、最近チェアリングは全然やっていなかったので、久しぶりに再度山へ出掛けてみることにしました。この日は風こそ強かったものの、ようやく 5月らしい気持ちの良い晴れの日に恵まれていましたからね。
今回もお気に入りの ベーカリーショップ「ホルス」 で昼食用にパンをいくつか買い込んでいくことにします。「ホルス」でも徐々にパンの値段が上がってきましたが、やっぱりここのパンは少なくとも須磨界隈でイチ押しです。本当にどれを食べても外れというものがありません。
白川峠からひよどり台へ抜け(一部自転車を担いで越えなければならないところがありますが💦)、いつ聞いても宗教施設と間違えそうな「しあわせの村」を左手に長田箕谷線を登っていきます。
よく一息入れる「しあわせの村」の入り口では新緑のメタセコイア並木が目を楽しませてくれます。
鈴蘭台へ入り、「北五葉6」という交差点を東に折れて鈴蘭台環状線~鈴蘭台停車場線へ。国道 428号線と交わる「二軒茶屋」まで一旦降りてキャンプ場などのある「洞川線」を登ります。再度山へ行くには「五辻」の交差点を通る「小部峠」から登るよりもずっと安全性の高いこちらの道の方がお勧めです。写真は途中にある「洞川湖(どうがわこ)」。元々は砂防ダムなのですが、周囲からは小鳥の囀りが絶えず聞こえて来る非常に気持ちのいいスポットです。
神戸箕谷線を南下して「再度公園」へ。やはり荷物満載だとここの登りは堪えます(苦笑)。この日は天気が良かったこともあって何人かのサイクリストとすれ違いました。六甲山へ登るのでしょうね。
「修法ヶ原(しおがはら)池」に到着!チェアリングするなら北岸の方よりこちら側の方が人が少ないのでお勧めです。まあ椅子をわざわざ持ってく無くても座れる場所はちょくちょくあるんですけどね(苦笑)。ハイカーさん達も何か食べたり横になったりと思い思いに過ごされていました。
左はハルジオンというキク科の花、右はツツジのようです。再度公園は紅葉の素晴らしさで有名ですが、新緑の季節もなかなか。早速持参したチェアリングセットを設営します。
テーブルを「オゼンライト」に変えたお陰で「チェアワン」と一緒に ハンドルバーバッグ に収めることが出来るようになりました。珈琲を沸かして飲むくらいならこれで充分な大きさです。淹れ立ての珈琲(KALDI のドリップバッグですが)で買って来たパンを頂きます。ただでさえ美味しいベーカリーショップのパンですからね。美味くないわけがありません。まさに至福の一時。ここまで道具を持って登ってきた甲斐もあったというものです(笑)。
対岸では「Re-encounter」というカフェレストランが営業中。テイクアウトも出来るようなので、こちらで淹れ立ての珈琲とスコーンを買うというのもアリでしょう。
「BE ROKKO」の看板の周囲に人が居なかったのは初めてかも。16時半くらいという時間のせいもあったかも知れません。この後、もう 1箇所行ってみたかったスポットへルート確認しに行ってみます。
「猩々池(「しょうじょいけ」と読むそうです)」に到着。「猩々」は人語を理解し、人の顔や足を持ち酒を好む海獣らしい。特に人に危害を加えたりする存在ではないようですが、特に猩猩がどうこうが言われというわけでは無く、ため池の完成を祝って開かれた催しで「猩猩」の曲を謳ったことから付いた名前なのだとか。
昨年末は干上がっていたようで、今は少し回復していますがまだ水位は低いままのよう。右は「ツルニチソウ」という、株元から多数の茎を伸ばして蔓状に匍匐しながら生育する多年草。新緑の季節ももちろんいいのですが、ここの紅葉はそれは見事なのだとか。
とりあえず場所の確認は出来ましたので、また秋頃に来てみたいと思います。実はこの先に隠れ家的なカフェがあると聞いていたので、そちらにも寄るつもりだったのですが、再度公園でゆっくりし過ぎました・・・。気がついたら 1時間は軽く過ぎていましたからね(苦笑)。17時までの営業らしいので次の機会の楽しみに取っておくことにします。
この日はまったりゆったりした時間を満喫しましたが、ビンディングシューズにもだいぶ慣れたのでぼちぼち走行距離を伸ばしていこうと思います。新しいルートの開拓もしたいですからね。