東海カーボン(東証 1部・証券コード 5301)から株主優待の案内が届きました。東海カーボンはその社名が表す通り、炭素や黒鉛などから成る高品質素材を主力製品として製造・販売している企業です。
1918年に「東海電極製造株式会社」として設立され、1949年に東証などへ上場、1975年に「東海カーボン株式会社」と社名を改めて現在に至ります。黒鉛電極とカーボンブラック(炭素微粒子)の 2つを基板事業に据えており、ファインカーボン、工業炉、負極材、精錬ライニング(アルミ精錬用の沪材)といった事業を営んでいます。
株主優待の権利は毎年 12月末日時点に 1単元(100株)以上の株式を保有していれば取得することが出来ます。(但し 1年目は 1,000株以上の保有者のみ対象となります。)だいたい翌年 3月末から 4月初め頃に株主優待のギフトカタログが送られてくるようです。株主優待の申込期限がやや短めな点にはちょっと注意が必要ですね。
所有株式数 / 保有期間 | 1年未満 | 1年以上3年未満 | 3年以上 |
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100株以上1,000株未満 | - | 2,000円相当 | 3,000円相当 |
1,000株以上 | 2,000円相当 | 3,000円相当 | 8,000円相当 |
株式の保有期間は、毎年 12 月末までの各基準日(原則として 6月末と 12月末)時点の株主名簿に同一の株主番号で連続して記載または記録された回数をもとに算出されます。相続・贈与・婚姻・転居などによって住所や氏名に変更があった場合や、貸株サービスの利用により株式の名義が変わった場合などに株主番号が変わってしまう場合がありますが、このような場合は長期保有者と見做されなくなってしまうので注意して下さい。株式移管によって証券会社を変更した場合や、株式の保管を一般口座から NISA口座に切り替えた場合、保有株式を全て売却した後に基準日までにまた買い戻した場合などにも要注意です。
2020年度の優待ギフトカタログの内容は次の通り。ユニセフへの寄付以外は全てご当地グルメです。1部を除いて昨年の優待カタログとほぼ同じ内容でした。少しずつ入れ替えが行われているようですね。
まずは 2,000円相当のカタログの内容。
次に 3,000円相当のカタログの内容。
最後に 8,000円相当のカタログの内容。
選ぶ事ができるのは各コースから 1点のみ。上位のギフトコースの権利があるからと言って下位のギフトコースから選ぶということは出来ないようです。あまり品数が多いとは言えないので、特に 8,000円分の権利があれば 2,000円と 3,000円のカタログとを組み合わせたりできると良かったのですけどね。
最初の方でも書きましたが、申込の締め切り日が 5月31日までと短いです。これは余談ですが、権利確定後にうっかり全株を売却してしまいました。1単元は残しておくつもりだったのですけどね・・・。恐らく 6月までに買い戻したところで株主番号は変わってしまでしょう。今後このようなことのないように端株を確保しておこうかと考えています。やれやれ・・・。
お願いしていた株主優待品が届きました。くまモンがデコポンを抱えています(笑)。


1個辺り 130g のゼリーが 12個入っています。底の方にはデコポンの果肉がたっぷり入っていました。普通に冷やして食べてもいいですが、これからの季節、冷凍して食べるのも美味しそうですね。
(2021.6.18)
ここからは 2020年に頂いた東海カーボンの株主優待です。
フジバンビ というところの「黒糖ドーナツ棒」をお願いしてみました。フジバンビはもともと「かりんとう」を主力製品としていたそうですが、一時期熊本工場の火災やカネミ油症事件の間接的な影響から食用油を使った商品の買い控えが広がるなど苦しい経営状況に追い込まれた中、起死回生の一手として開発した「黒糖ドーナツ棒」が大ヒットとなって現在の看板商品となっているそうです。
中には 30本入りの箱が 2箱入っていました。外はサクッとした食感で中は一般的なドーナツのしっとり感を持っており、「かりんとう」ほど甘すぎることも無く非常に食べやすかったです。珈琲、紅茶、日本茶となんでも合いますね。やめ時が見つからずついつい次の手が伸びてしまう、そんなちょっと危険なおやつでした(笑)。熊本土産なんかにも良さそうですね。

