「エコパッケージ」仕様の Western Digital製 HDD を買うと、商品説明画面には「保証期間 3年」と書かれているのにパッケージには「1年間」と記載されていて、製品の保証期間に不安を持つ方が少なからず居られるようです。そもそもパッケージの中には HDD が入っているだけで、保証に関する補足説明などは何も入っていないので、混乱するのも無理からぬ話なのでしょう。
こういった場合は、最初の 1年間については国内販売代理店の「CFD販売」が、残りの 2年間については Western Digital が保証を担っています。つまり、初期不良(こちらは販売店に対して申し立てる)を除いて最初の 1年間に故障が発生してしまった場合は「CFD販売」の方に修理叉は交換の申請をすることになります。
「CFD販売」は日本国内にある代理店ですので、手続きも日本語で簡単に行えますし、故障した製品の交換もかなりスムーズなようです。一方、購入後 1年を経過してから故障してしまった場合は、Western Digital に RMA(Return Merchandise Authorization)を申請することになります。RMA を申請する場合でも今の送り先は国内で済むようですが、海外とのやり取りになるので交換には 1ヶ月程度の時間はかかると思っていた方がよさそうです。
それにしても国内の代理店が絡んでいるのならなにかこの状況を説明する紙くらいいれておけば誤解も生まれないでしょうにね・・・。率直に言ってかなり不親切だと思いますので、保証状態の確認とユーザー登録する方法についてこちらの記事で補足しておくことにしたいと思います。
購入した Western Digital 製 HDD の保証状況は以下のサイトから確認することが可能です。
上記サイトにアクセスしたら、まず上部にある「サインイン」をクリックして下さい。
ここでは「カスタマーサポート」の方へ進んで下さい。Western Digital では Webショップとカスタマーサポートのアカウントが分かれているのですが、上にある「サインイン」や「アカウントを作成」では Webショップの方のアカウントが作成されてしまいます。ややこしいんですよ(苦笑)。
サポートの方のアカウントを持っていない場合は、この場で作成して下さい。氏名、居住国、電話番号、メールアドレス、パスワードを入力すればすぐに作成することが出来ます。
ログインしたら「WD サポートポータル」が表示されるので、「製品保証の確認」へ進みます。
「製品登録」の画面が表示されますが、購入した HDD のシリアル番号を入力することで保証の状態と残存期間の確認を行うことが可能です。シリアル番号は改行することで 5個まで入力することが出来ます。
すると、保証のステータス(有効かどうか)と保証の有効期限が表示されます。確認だけが目的の場合はここで画面を閉じてしまっても構いませんが、ユーザー登録を行うと 1ヶ月程度保証の有効期限が延びますので、ついでに登録しておくことを強くお勧めします。
「購入日」と「購入場所」を選択し、証明できるファイル(レシートの写真や領収書の PDF など)をアップロードするだけです。今回私は Amazon で購入していたので、購入履歴からインボイスを PDF で取得してアップロードしました。
登録が完了するとこのように所有している Western Digital 製 HDD の保証状況をいつでも確認することが出来るようになります。RMA を申請する場合もここから行えばよいようですね。仮に倉庫に滞留していたりして製造日の古い HDD を購入してしまった場合でも購入証明が出来れば保証期間の修正は出来るようなので試してみて下さい。
幸い今のところ保証期間内に HDD が故障した経験は無いので、RMA などの申請を行ったこともありませんが、今後もしそのような事があれば改めて記事にしてみたいと思います。ブログのネタ的には美味しいですからね。転んでもただでは起きませんよ(笑)。