(新)タイトルいつ決めるのさ

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ルーターを NEC Aterm WG1800HP2 へ交換しました

このところ値下がりがかなり進んでいた事や、手持ちに 11ac 対応機器が増えてきたこともあって 1ヶ月ほど前にルーターを NEC の WR9500N から同じ NEC の WG1800HP2 へと買い換えました。

現在の NEC 製家庭用 Wi-Fi ルーターの最新機種は WG2600HP2 なのですが、まだまだ価格が高いですし、So-net で IPv6 PPPoE接続をしようとすると必要になる「IPv6トンネルアダプタ」機能がなかったので候補から外しました。どんな感じなのか一度試してみたかったのです。また、WG2600 はルーターの OS が Linuxベースに変わっているそうで、再起動に 3分もかかるというような話も耳にします。先代の WG1800HP の発売から時間が経ってマイナーチェンジもされているのでファームウェアの熟成が進んで安定しているだろうとの期待もありました。何よりも 1万円を大きく割り込む価格になっているのはかなり魅力的です。数年前のフラグシップ機ですからね。

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本体とACアダプタ、スタンドパーツ、LANケーブル(5e)、マニュアル一式が入っているだけでパッケージングはとてもシンプルです。私は手動で設定したので使いませんでしたが二次元バーコードかNFCタグをスマホなどから読ませて簡単に端末と接続させることのできる設定シートが入っています。スタンドパーツは差し込む場所によって縦置き・横置き双方に対応可能です。壁掛もできますが、固定用のネジは入っていませんので別途用意する必要があります。本体外部に出っ張るアンテナなどもなく非常にすっきりしたデザインになっています。33(W)x111(D)x170(H)mm ととてもコンパクトなサイズなので邪魔になることはないでしょう。表面は所謂ピアノブラック塗装で写真を撮ろうとすると映り込んでしまうほどにピカピカです。

f:id:Vulpes-ferrilata:20200102234909j:plain:w350,left 背面には WAN/LAN の接続ポートと USBポート、電源アダプタ接続部とルーターのモード切替スイッチが並んでいます。WAN/LAN の接続ポートは全て 1000BASE-T 対応てす。なんというか、ちょっと変わったデザインの筐体ですね。付属のパーツを差し込むことで立てて置くこともできます。
右端のモード切替スイッチは通常は「RT」に設定してルーターとして使うことになります。「BR」に設定してルーティング機能を回線業者や Yamaha など外部のルーターに任せて本機を Wi-Fiアクセスポイントとしてのみ使用したり、「CNV」に設定して例えば一階と二階の無線LAN中継器として利用するといったことも可能です。また、これまで使っていた WR9500N の設定を変えて WG1800HP2 の子機として再利用することも出来ます。

USBポートには HDD や USBカメラを接続することができるのですが、残念ながら HDD に関しては FAT32/16 までにしか対応していないようで、2TB を超える容量の HDD はフォーマット形式による制限から認識できないようです。NAS は別に持っているからまあ問題はないのですが、安価になってきていることもあって大容量のバックアップ用HDD を LAN接続で離れた場所から便利に使えるかと思っていたのでちょっと残念でした。まあ 2TB 以下の物を使えばそうした使い方もできます。ちなみに USB は 2.0 です。WG2600HP/HP2 の USBポートは USB3.0 に対応していますが、認識できる HDD が 2TB以下という制限は残ったままのようです。exFAT や ext4 などのフォーマットが使えればよかったのですが、なにか実装に難しい所でもあるのでしょうか。

最大消費電力は 17W で WR9500N と同じはずなのですが、触って感じる限り WG1800HP2 の方が発熱量はだいぶ多いように思います。横置きにした場合にスタンドによって本体が少し浮く構造になっているのは熱対策という面もあるのでしょうか。まあ熱暴走を心配するほどでは無いと思いますが。

回線速度についてはカタログ値では確実にスループットが上がっているはずですが、有線LAN では正直体感できるほどの影響は得られていません。WR9500N でも十分な速さだったのもあるでしょう。それよりも混雑の影響なのか So-net ではここしばらく昼間と夜の特に 20時~24時くらいの回線速度の低下が大きいですね。どうにか対応を頑張って欲しいところです。無線の方は 11ac の恩恵をかなり受けていると思います。ただこちらも夜はいかんともし難いですね。



さて、So-net では特に申込などをせずとも IPv6 PPPoE 接続を使う事ができます。NTT提供の光回線を使った So-net の IPv6 PPPoE 接続については「こちら」をご参照下さい。

上記サイトの説明のとおり、IPv6 PPPoE を利用するだけならば現在は NTT より貸与されている機器自体でもソフトウェア的に IPv6トンネル対応アダプタ機能が提供されるようになっているので特に本機が必要になるといったことは無くなっています。(ひかり電話を契約していない場合など別途必要になるケースもあります。)ただ、どのみち無線LAN にはアクセスポイントが必要になりますし、うちで利用している PR-S300NE は結構古い機器なのでルーターとしての性能的にもどうなのかということもあって、ONU とひかり電話機能のみを任せ、IPv4/IPv6 ともに WG1800HP2 を使うことにしています。

フレッツ光の回線を使っている場合の設定方法は、WG1800HP2 の管理画面へ入り、

  1. 「基本設定」から「IPv6トンネル対応アダプタ機能」の「使用する」にチェックを入れる。
  2. 「接続先設定」で接続先4に「IPv6接続先名(区別しやすい任意の名前)」、「IPv6ユーザー名」、「IPv6パスワード」をそれぞれ設定して保存する。
       So-netのIPv6用のユーザー名(接続用ID)は
         例) IPv4接続用ID:taro@aa2.so-net.ne.jp
                   (ユーザーアカウント@サブドメイン.so-net.ne.jp)
         例) IPv6接続用ID:taro@aa2-v6.so-net.ne.jp
                  (ユーザーアカウント@サブドメイン.so-net.ne.jp)
       と、IPv4の接続用IDの途中に「-v6」を付けるだけで接続用パスワードは共通です。

ただし、So-net では IPv4 の接続用IDを設定することで IPv6 用のIDが自動生成される仕組みらしく、先に IPv4 での接続設定を終えておく必要があるそうです。分かりにくい場合は「こちらのオンラインユーザーズマニュアル」を参照してください。

しばらく使っていたのですが、So-net のトップページを見ると時折 IPv4 での接続に切り替わってしまっているようです。あれこれ理由を考えていたのですが、その時にはたいてい IPv6 の DNSサーバーを見失ってしまっているようだということに気付きました。(特に夜の混雑する時間帯に発生する頻度が高いようでした。)放っておくといつの間にか復活していたりもするのですが、すぐに復活することもあれば数時間経っても戻らないこともあったりとよくわかりません。 そこでいっそのこと DNSサーバーのアドレスを固定してしまおうと思ったわけですが、長くなってしまうのでそれはまた別の記事と致します。


Wi-Fi 6 に対応した NEC の家庭用無線LANルーター最新機種は以下の2機種 ↓↓↓