(新)タイトルいつ決めるのさ

何かの参考にして頂ければ幸いです。


▼ 当ブログはアフィリエイトサービスを利用しており、リンクにはプロモーションが含まれます ▼
当ブログではアフィリエイト広告により得た収益をブログの運営・維持に充てさせて頂いております。提携しております ASP につきましては「プライバシーポリシー」よりご確認下さい。
尚、企業様より商品またはサービスの提供を受けて掲載した記事につきましては、別途「PR・プロモーション」カテゴリに分類し、記事冒頭にその旨を分かりやすく記載するよう心掛けております。
当ブログ記事の記載内容や広告の掲載方法に関するご指摘がございましたら「こちらのフォーム」よりお問い合わせ下さい。

PC の BD/DVD/CD 記録・再生ドライブを Pioneer の「BDR-S13JBK」に入れ替えました

BDR-S13JBK 外箱 メインPC に取り付けている Pioneer の「BDR-S09JBK」というブルーレイディスクライターのトレイがなかなか開かなくなってきましたので、同じ Pioneer の「BDR-S13JBK」というドライブに入れ替えることにしました。今まで使っていた「BDR-S09JBK」を購入したのはもう 8年近くも前になっていましたから、そりゃあ調子も悪くなるというものです。
UHD BD を始め、Blu-ray ソフトは PlayStation 5 で視聴可能ですし、以前に比べれば録画したテレビ番組をブルーレイディスクに焼いたりする頻度は減りましたが、やはりツール・ド・フランスのような見応えのあるレース映像は残しておきたいですからね。旅行に出掛けた際の写真なんかも BD や DVD に焼くこともありますので。


「BDR-S13JBK」の最大読出し速度は以下の通り。光学メディアは利用者も減少しており、規格としても成熟しているため、性能がこれ以上進化することは考えにくいでしょう。

BD-ROM SL:12倍速、DL:8倍速、DL/TL(UHD BD):4倍速
BD-R SL:12倍速、DL:8倍速、TL/QL:6倍速
BD-R(LTH) 8倍速(SL のみ)
BD-RE SL:10倍速、DL:6倍速、TL:4倍速
M-DISC(BD) SL:12倍速、DL:8倍速、TL:6倍速
DVD-ROM SL:16倍速、DL:12倍速
DVD-R、DVD+R SL:16倍速、DL:12倍速
DVD-RW、DVD+RW 12倍速
DVD-RAM 5倍速
M-DISC(DVD) 16倍速
CD-ROM 48倍速(ピュアリードON時は 40倍速)
CD-R 48倍速
CD-RW 40倍速

一方、最大書き込み速度は以下の通り。

BD-R SL:16倍速、DL:14倍速、T:8倍速、QL:6倍速
BD-R(LTH) 8倍速(SL のみ)
BD-RE SL/DL/TL:2倍速
M-DISC(BD) SL:6倍速、DL:8倍速、TL:6倍速
DVD-R、DVD+R SL:16倍速、DL:8倍速
DVD-RW 6倍速
DVD+RW 8倍速
DVD-RAM 5倍速
M-DISC(DVD) 6倍速
CD-R 48倍速
CD-RW 24倍速

BD-R LTH」とは、記録層に有機色素系の材料を使用し、記録を行う際にレーザー光の照射によって光の反射率が低い(Low)未記録の状態から高い(High)状態に変化するディスクの事なのだそうです。「LTH」は「Low To High」の意なのだとか。一般的なブルーレイディスクでは無機の記録材が使われており、「LTH」とは逆に「HTL」、つまり記録時に反射率が高い状態から低い状態に変化するようです。「LTH」のディスクは構造を簡素化することが可能でコスト面で有利と言われていましたが、寿命の問題が顕在化しやすいためか、最近はあまり見かけないようです。

M-DISC」は、米国の Millenniata社が開発したブルーレイディスクや DVDディスクのことで、無機系の材料を使用し、高出力レーザーで盤面に物理的な凹みを作って記録する方式のため、耐光性、耐熱性、耐湿性に優れたメディアとされています。 Millenniata社は「1000年持つ」と言っているそうですが、さすがにそこまで持つかどうかは分かりません。書き込みには対応した機器が必要ですが、読み取りは一般的なドライブで可能なため、価格面に目を瞑れば比較的使いやすいメディアと言えるでしょう。

■ 「BDR-S13JBK」のハードウェアチェック

それでは「BDR-S13JBK」のハードウェアからチェックしてみることにします。

BDR-S13JBK -正面BDR-S13JBK -背面

フロントベゼルは非常にシンプルなデザインで、横一線にシルバーのラインアクセントが入っています。上位モデルの「BDR-S13J-X」ではカッパーになっていて、グレードによる差別化されています。一見するとアクセスランプが見えませんが、スモークアクリルパネルになっていて、アクセス中はブルーラートが浮かび上がります。背面は電源と SATA のコネクタのみ。

BDR-S13JBK 上面BDR-S13JBK -底面

結構前の在庫が回ってくるかとも思っていましたが、製造は 2023年の 5月と、比較的最近のものでした。まあ一応現行モデルですしね。底面は、埃が侵入しないようシールされています。正直効果の程はよく分かりませんが・・・。「十和田モデル」ともてはやされていたパイオニア製国産 BDドライブも今は昔。「BDR-S09J」以降、製造は中国に切り替わっています。

同梱されているのは極簡単な「クイックスタートガイド」のみ。付属のソフトウェア類が収められた CD ROM すら入っていません。詳しい取扱説明書は「こちら」から PDF で入手可能です。

BDR-S13JBK 交換用パネル PCケースのフロントパネルによっては標準のトレイパネルでは取り付けられないことがあります。その際は「取替え用トレイパネル」に付け替える必要があるのですが、「取替え用トレイパネル」は同梱されていないので、「パイオニアテクニカルサポート」というところにメールで問い合わせて入手する必要があります。無料で送ってくれますので、手に入れておくと良いでしょう。
組込自体は自作PC を弄っている方なら問題になることは無いでしょう。フロントパネルに固定して電源と SATA のケーブルを接続するだけです。

■ ソフトウェアはダウンロード全て対応

「BDR-S13JBK」にはソフトウェアを収録した DVD-ROM などは付属していません。全てダウンロードでの提供となります。正直、いつまで提供されるか分かりませんので、早めにダウンロードしてバックアップなどを作成しておくことをお勧めします(不要なソフトも多いとは思いますが)。

  • パイオニア社製ソフトウェア

    「パイオニア BD ドライブ ユーティリティ」という、「Pure Read」モードの切替や、静音モードの切替などを行うことの出来るソフトウェアをダウンロード可能です。「こちらのページ」からユーザー登録を行ってダウンロードして下さい。ファームウェアのアップデートがある場合もあります。

    ユーザー登録は、メールアドレス登録 → 折り返し送られてくるメールを踏んでパスワード(半角英数字混在で 8文字以上)を設定 → 登録する製品を選ぶ → 個人情報入力という流れでした。

  • サイバーリンク社製ソフトウェア

    「CyberLin Media Suite」として、以下のソフトウェア群をダウンロードする事が可能です。「こちら」にアクセスし、同梱されている「クイックスタートガイド」に張られた「プロダクトキー」を使用することで入手可能となります。この際、CyberLink の方でもメールアドレスとパスワードの登録が必要になります。また、ダウンロード可能な期間は、プロダクトキーを登録してから 30日間のみです。ご注意下さい。

PowerDirector 16 映像編集・BD/DVD オーサリングソフト
PowerDVD 14 BD/DVD 再生ソフト
PowerBackup 2.5 データバックアップ作成・復元ソフト
Power2Go 11 BDXL対応ディスクライティングソフト
InstantBurn 5 パケットライトソフト
MedeiaShow 6 LE 画像・映像統合管理ソフト
LabelPrint 2.5 ディスクレーベル作成ソフト
PhotoDirector 10 LE 写真データ編集ソフト
Screen Recorder 4 ライブ配信、画面録画ソフト
MediaEspresso(体験版) ファイルフォーマット変換ソフト
ColorDirector 5 LE ビデオ用色編集ソフト
AudioDirector 7 LE ビデオ用オーディオ編集ソフト

正直に言ってかなり古いソフトです。PowerDVD なんて最新バージョンは「22」ですからね・・・。まあ正直、毎年新バージョンが発売されるわりに何がどう変わっているのかよく分かりませんが(苦笑)。

ここで提供される「PowerDVD 14」自体は UHD BD の再生にも対応していますし、「BDR-S13JBK」も UHD BD の読み込みが可能なのですが、動作環境が非常にシビアで、現在では実質 PC での UHD BD 再生は不可能と思った方が良いです。というのも、Intel の「SGX(Software Guard Extensions)」というセキュリティ機能を利用する必要があるのですが、第 11世代の Core i プロセッサシリーズ以降、この機能が削除されてしまっているのです。尚、AMD の CPU には元々この機能は搭載すらされていません。

UHD BD ソフトの再生こそ実質的に出来ませんが、「BDR-S13JBK」は BDXL に対応した 1枚で 100GB の容量を持つ 3層ブルーレイディスクや 128GB も記録できる 4層ブルーレイディスクへの記録と再生が可能です。やはり大容量のディスクは高価なのが難点ですけどね・・・。

2023年11月22日以降、CyberLink社製ソフトウェアに Microsoft社のセキュリティ証明書を更新する必要が生じており、ダウンロードとインストールが出来ない問題が発生しているようです。順次対応を進めているとのことですが、落ち着くまでプロダクトキーの登録は待った方が良いかも知れません。

重要なお知らせ:ソフトウェアのバグとインストールの問題について


もっとも、私については「PowerDVD」は Ver.16 をインストール済みですし、他のソフトも更新しておきたいものは「Power2Go」や「PowerDirector 」くらいなので気長に待とうと思います。

■ ユーティリティとファームウェアアップデート

専用ソフトの「パイオニア BD ドライブ ユーティリティ」を使ってみました。記録・再生モードの切替はボタン 1つで簡単に出来るようになっています。

Pioneer BD Drive Utility -1Pioneer BD Drive Utility -2Pioneer BD Drive Utility -3
Pioneer BD Drive Utility -4Pioneer BD Drive Utility -5Pioneer BD Drive Utility -6


「CDチェック」機能は、オーディオCD の再生品質をチェックして盤面の状態が悪い場合には推奨設定を提示してくれる機能ですが、上位モデルの「BDR-S13J-X」にのみ搭載されているようです。

ファームウェアアップデート 購入時点のファームウェアバージョンは「1.04」のようでした。「音楽CDいたわりモード」が追加された「1.05」が新たにリリースされているのでアップデートしておきました。

組込後

パイオニアについてはご存知の方も多いかとは思いますが、2018年に香港の企業再生ファンド「ベアリング・プライベート・エクイティ・アジア(BPEA)」の傘下に入って上場廃止となった後経営再建を進め、2020年3月期に黒字化、2021年には経営再建の完了を宣言するなど、順調に再生の道を辿っているようです。現在はカーナビやカーオーディオ、ドライブレコーダーなどの車載機器事業を柱に据えており、2025年を目処に再上場も目指しているとのこと。

オーディオブランドとしての「パイオニア」は、同業の「オンキヨー」に事業譲渡されていましたが、こちらは外資ファンドの餌食となって 2022年に経営破綻してしまいました。現在再び「ONKYO」や「Pioneer」ブランドのオーディオ機器を目にするようになっていますが、法律的には全く別の会社の製品(従業員や製造設備などの多くは移管されたようですが)です。

BDドライブ事業はかろうじて「パイオニア」の本体の下で存続しています。この 8月には ” アーカイブ用 ” ということで「BDR-WX01DM」という、データの長期保存に特化したやや気色の異なる外付け BDドライブも発売されました。PC 内蔵用の BDドライブに今後新製品が出てくるかどうかは正直かなり微妙かなという感じはします。

今回取り外した「BDR-S09JBK」については、恐らくローディング機構のベルトが劣化しているだけだと思うので、近いうちに交換用のベルトを調達して修理してみようと思います。