先日「スマアワ Ship & Cycle 2023」を利用して淡路島にサイクリングしに行った折りに昼食で立ち寄った「IN THE HOUSE」というお店をご紹介しておきます。業態としては「カフェ」でいいんでしょうか。
「IN THE HOUSE」さんは、淡路島のほぼ中央部、淡路市から島の中央部を通って南あわじ市方面に到る県道 66号線(大谷鮎原神代線)と、東岸の洲本から西岸の五色町の方へ抜ける県道 46号線(洲本五色線)が交わる辺りに位置しています。ここに寄ろうと決めたのは全くの偶然です。Google MAP を見ながら走るコースを決めていてちょうど良さそうな距離で昼食が摂れそうだったというだけです。
淡路島で菅原道真公を学問の神様として祀る神社として有名な「河上神社 天満宮」がある「鮎原」という地域から少し登ったところにあるのですが、ここがなかなかの激坂(笑)。まあ距離は短いなずなので気合いで登っちゃいます。坂はキツいけど森の中を走っているようで非常に気持ちがいい道。
一風変わった建物が現れましたが、ここが「IN THE HOUSE」さん。お店の看板のようなものは出ていなかったと思うので合っているかどうか若干の不安はありましたが、Google MAP はこの場所を示しています。「OPEN」の表示が出ていたので恐る恐る中へ。
「IN THE HOUSE」
住所 : 兵庫県洲本市五色町鮎原南谷523-2
電話 : 0799-30-2311(予約可)
営業時間 : 11:30 ~ 17:00
定休日 : 不定休
座席数 : 20席程度?
駐車場 : 向かい側の敷地に 5台分程度?
備考 : 全席禁煙、支払いは現金のみ、ペット同伴可
「IN THE HOUSE」さんがオープンしたのは 2022年の 2月なのだそうです。その頃はまだ新型コロナによる各種規制の厳しかった時期。色々と大変だったろうと思います。
一見場所が分かりにくく思うかも知れませんが、いきなりでっかい椰子の木がたくさん生えている建物が見えるので、わりとすぐに見つかるかと。駐車場はお店の反対側の敷地にあって、ドッグランなんかも併設されているらしい。
誰も居ないのかなと思いつつ敷地に足を踏み入れてみるとなんだか南国リゾートのような雰囲気。店内の奥には先客が居てランチを食べていたのでちょっと安心(笑)。まあ月曜でしたしね。
おお、薪ストーブなんかもあったりしてなかなかいい雰囲気のお店じゃないですか!店員さんは一番奥のカウンターのところに居たので、声を掛けてみたところ、好きな席にどうぞとのこと。
この日は秋晴れの非常にいい天気だったので、外の日当たりのいいテラス席に陣取ることにします。
自転車はここに停めさせて頂きました。こんなところで盗難なんて無いでしょうが、目が届くので安心。
メニューの種類は多くはありません「IN THE HOUSE PLATE」は、淡路島の朝取れ野菜や季節の美味しいものが7種ほど盛り合わられてたワンプレートランチ。「AWAJI BEEF TACORICE」は、ホロホロになるまで煮込まれた淡路牛を主役に島野菜のサルサや特製ソースをごちゃ混ぜにして。「SPICY CHIKINPLATE」は甘辛く仕上げられた唐揚げのプレート。「GARLIC SHRIMP PLATE」は、ガーリックとシーズニングに一晩漬け込まれた尾付き海老のプレートです。それぞれドリンクとケーキ(タルト)のセットにすることも出来るようになっています。
数量限定の「IN THE HOUSE PLATE」がやはり人気のようですが、私は「AWAJI BEEF TACORICE」にしてみました。普段は珈琲を合わせるのですが、この日はスタバでボトルに満タンにしてきていたのでオレンジジュースを頂くことにします。お水はセルフサービスとのこと。
こちらが「AWAJI BEEF TACORICE」。一番上に掛かっているのはパルミジャーノでしょうか。メニュー説明の通り、ホロホロになるまで煮込まれた淡路牛は味もよく沁みていて美味しかったです。こちらはレギュラーサイズですが、大盛りもOKとのこと。野菜も色々あって嬉しいですね。
食べ終えてしばらくしてもドリンクが来ないので忘れられたかと聞きに行くとお持ちしますとのこと。まあ食事の提供も含めて全体にちょっとスローな感じではありますが、とにかく居心地の良さがそんなことはどうでも良くさせてくれます。すっかりリラックスモードに入ってしまい、結局 1時間ほど穏やかな日差しの元でのんびりしてしまいました(笑)。
プレートを持ってきて頂いた時にオーナーの方と、会計時にサービスの方とそれぞれ少しお話させて頂きましたが、お二方とも非常に気さくな方でした。森の中に居るような気分に浸ってくつろぐことができる、とてもゆったりとした時間の流れるお店でした。グルーブ感の溢れる BGM の選曲もお店のイメージに合っていてとても心地よかったです。
淡路島へは年に 2~3度程度しか行きませんし、他にも回りたいところがたくさんあるのでなかなかリピートするという訳にもいきませんが、近くに寄ることがあったらまた是非伺ってみたい、そんな気にさせてくれる素敵なお店でした。週末はかなり混むそうなので、時間に余裕を持ってどうぞ。