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須磨と淡路島を結ぶ海上航路の実証実験「スマ・アワ Ship&Cycle」が 2023年度も開催されるようなので今度こそ申し込んでみた

昨年の 10月初旬に「スマアワ Ship & Cycle」と題して、神戸の須磨ヨットハーバー東隣の岸壁と、淡路島の「あわじ交流の翼港」を船で結ぶ海上航路導入に関する実証実験が行われました。 実は私も参加するつもりだったのですが、実施予定日が 1ヶ月以上先だったため天候がどうなるか分からず、迷っているうちに即日自転車持ち込みのプランは〆切りに・・・( ̄。 ̄;)。まあ開催予定日は 3日あったのですが、各日自転車持ち込み可能なのは 30台までとされていたので仕方ありませんね。

ブログ的にも美味しい企画(笑)だったため、とても残念には思っていたのですが、今年も実施されると言うではありませんか!ただ、予約の受付は 9月18日から行われているとのことで、既に半月ほど経ってしまっています。「こりゃまた機会を逃したか・・・」と思いつつ、予約状況を確認してみたところ、今年も「スマ・アワ Ship&Cycle」が実施されるということが知られていないのか何なのか、まだまだ全然余裕があるようだったので、今年こそ申し込んでみることにしました。

ということで、今回は昨年の「スマ・アワ Ship&Cycle」との違いや、申し込み条件、注意点などについて整理しておくことにします。

スマ・アワ Ship&Cycle 2023 画像:スマ・アワ Ship&Cycle 2023

■ 昨年の「スマ・アワ Ship&Cycle」と違い

どちらも新たに航路として導入する際の採算性や事業化に向けた課題を炙り出すという、実証実験を行うことについての目的は同じですが、目的地が「あわじ交流の翼港」「津名港」の 2港になり、それぞれ開催日が 10月の 21日(土)、22日(日)、23日(月)の 3日間と、 28日(土)、29日(日)、30日(月)の 3日間 の延べ 6日間となりました。また、便数も 1日 1往復 2便から午前と午後の 1日 2往復 4便に増えています。タイムスケジュールは以下の通り。

・ 10月 21日(土)、22日(日)、23日(月)

乗船受付終了 出港時刻 入港時刻
須磨 → あわじ交流の翼港 08:15 08:30 09:30
14:45 15:00 16:00
あわじ交流の翼港 → 須磨 10:15 10:30 11:30
16:45 17:00 18:00

・ 10月 28日(土)、29日(日)、30日(月)

乗船受付終了 出港時刻 入港時刻
須磨 → 津名港 08:15 08:30 10:15
14:15 14:30 16:15
津名港 → 須磨 11:00 11:15 13:00
17:00 17:15 19:00

イメージですが、航路はだいたい下図のような感じになります。

スマ・アワ Ship&Cycle 2023 航路

「あわじ交流の翼港」は、昨年の「スマ・アワ Ship&Cycle」と同じ目的地。「グランドニッコー淡路(旧ウェスティンホテル淡路)」のある「国営明石海峡公園」から突き出した人工島にあります。普段は「海の駅」として、海洋レジャーやクルージングのビジターパースとして利用されているようですね。

「津名港」は、淡路島のちょうど南北の中間辺りにある港です。江戸時代には風待ち港として畿内交通の要所とされていたそうです。以前はカーフェリーの寄港地としてそれなりに栄えていたようですが、明石海峡大橋の開通に伴って利用者の減少に歯止めが掛からず、航路としては消滅してしまいました。色々と復活の方法も模索しているらしく、その一環として今回の実証実験にも参加することになったようです。

ジェノバラインの寄港地である「岩屋港」から「津名港」まではだいたい片道 20km ちょっとあります。淡路の南の方へサイクリングしてみたいけどちょっと距離が長くなって不安だという方には須磨からここまでワープ出来ると便利になるかも知れませんね。

boh boh KOBE 今回「スマ・アワ Ship&Cycle」で使用される船舶は、昨年も使われた「boh boh KOBE」号です。最大定員 550名、総トン数 427 トンで、全長 38m、全幅 10.66m、航海速力 14kt(時速 26km)の観光船で、普段は神戸港クルージングなどに利用されている船のようですね。普段は、現在改修工事中の「神戸ポートタワー」の側、「かもめりあ中突堤中央ターミナル」の前からクルージングに出ていますよ。60分 1,800円くらいだったかと思います。
画像:スマ・アワ Ship&Cycle 2023
今回の実証実験では、1便辺りの定員が前回の 100人から 150人に増えました。昨年のは自転車を持ち込めるのは 30台までとの制限があったのですが、今年は何台まで持ち込めるのかについての記載が無かったので電話で神姫観光さんに問い合わせてみたところ、なんと最大 150台まで対応可能(やはり担当者の間違いで 50台までだったようです)とのこと!普段客席としているスペースを一部取っ払って代わりにサイクルラックを設置することになっているそうです。まあ乗船する方が全員自転車を持ち込むということは無いでしょうが(笑)。

料金は以下の通り。片道・1人辺りのものなので、往復では倍になります。

大人(中学生以上) 小学生 自転車持込料(1台)
片道料金(税込) 1,500円 500円 500円

小学生未満は無料ですが、予約は入れておく必要があります。また、自転車を輪行バッグに入れる場合も同額の自転車持込料が必要になります。サイクルラックが設置されるとのことなので、わざわざ輪行スタイルにする必要は無いでしょう。

昨年より料金が上がってしまいましたが、燃料価格も高騰しましたからね・・・。明石海峡大橋を潜って明石と岩屋を結ぶ「ジェノバライン」なら自転車を持ち込んでも大人 1人片道 880円で乗船することが出来るので高いと思うかも知れませんが、「ジェノバライン」の乗船時間は 15分程度。直線距離で 7km に満たないですから妥当なところなんじゃないでしょうか。須磨~交流の翼港なら直線距離で 15km ほど、津名港までなら 30km ほどあります。津名港行きはむしろ割安かも?

もちろん自転車を乗せず、乗船のみで淡路に渡ってもOKです。レンタサイクルの利用も可能ですし、各日 20名までで要予約ですが、淡路市内の観光施設を巡る無料ツーアバスの運行もあるようです。恐らくコスモスが見頃を迎えているであろう「あわじ花さじき」にも寄るようなので、こちらもかなり楽しめるんじゃないでしょうか。

予約の〆切りは出発 10日前です。まだ先の話なので、天気を見ながら参加するかどうか決めたいという方も居るでしょう。便数が増えたり乗船人数が増えたりしているので、今のところまだだいぶ余裕があるようですが、予約は先着順なので残席数の推移はちょくちょく見ておいた方がいいかと思います(予約画面で確認可能です)。

船なので当然荒天等により欠航となる場合がありますが、運行会社側の都合により中止となった場合は指定の口座に全額返金されます。自己都合でのキャンセルではキャンセル料が発生する(20日前から(日帰りは 10日前から)段階的にキャンセル料が上がります。当日キャンセルでも 50% は返金されると書かれていますが、神姫観光の営業が 10時からなので連絡が付くかどうかは分かりません(前日キャンセルは 40% だそうです)。尚、連絡無しに参加しなかった場合は返金されません。

乗船当日は、「予約完了メール」を受付に見せて本人の確認を取るそうです。なので、複数のメールアドレスを使い分けている方などは、すぐに提示できるようスマホに転送したり、保存用のフォルダに移したりしておいた方が良いでしょう。


取りあえず私は片道切符で予約しておきました。往復で予約してしまうと出航時間に縛られてしまいますからね・・・。帰りは岩屋まで行って「ジェノバライン」で帰ってこようと思います。今回はまだ ” 実証実験 ” 段階なので仕方ありませんが、「スマ・アワ Ship&Cycle」の航路が定着するかどうかは便数次第でしょう。或いは大阪泉南の深日(ふけ)港と淡路の洲本港を結ぶ「深日洲本ライナー」のように期間限定の航路として実現されることになるのかも知れません。

あとは天気ですね・・・。こればかりは神のみぞ知るですが、乗船までまだ日にちがたっぷりあるので、何処をどう走るかゆっくりと決めようと思います。「たこせんべいの里」は一度行ってみたいんですよね(笑)。無事に乗船出来ましたら改めてリポートしてみたいと思います。


※ 追記 ※


天候にも恵まれ予定通り参加してきました!乗船の様子は以下の記事でどうぞ! (2023.10.31)