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知ってましたか?B-CASカードは再発行や名義変更が可能です

テレビやレコーダーなどで地上波・衛星放送を問わず、デジタル放送を視聴したり録画したりするには「B-CASカード」が必要になります。B-CASカードは、「BS(Broadcasting Satellites)」デジタル放送や「CS(Communication Satellites)」デジタル放送などの有料放送の契約情報の確認のほか、地上波デジタルのダビング情報の管理などに使われており、日本国内ではこの B-CASカードをテレビなどの受信機に挿さないと番組の視聴・録画を行うことが出来ません。

B-CASカード

テレビなどを新品で購入した場合は必ず新しい B-CASカードが付属しているので、それを受信機に挿せば問題ありませんが、テレビやレコーダーを中古で買ったりした場合に B-CASカードが付属していない事があるかも知れません。或いは、買い換えなどで今まで使っていた機器が不要になり、売却を考える際に B-CASカードを取り付けたまま売ってしまって良いものかどうか迷う事もあるでしょう。

と言うのも、B-CASカード自体は第三者に売ってはいけないことになっているのですよね。あくまでも B-CAS社から貸与されたものであり、B-CASカードの所有権は B-CAS社が持っているからです。Amazon や ヤフオク! などで売られているかも知れませんが、違法になるのでご注意下さい。

ですが、先程も書いたように、中古でテレビやレコーダーを買った場合に B-CASカードが付属していなければ困ってしまいます。手持ちの機器を売却する際にも B-CASカードを付けることが出来なければ売却価格は下がってしまうでしょう。こういう時のための救済策が用意されていますので、こちらでご紹介しておくことにします。

■ 「B-CASカード」を ” 再発行 ” してもらう場合

中古で購入した機器に B-CASカードが付属していなかった場合や、紛失してしまった場合などは「再発行」を依頼すれば新しい B-CASカードを送ってもらうことが可能です。また、カード表面の ICチップをベタベタ触りすぎたり静電気などの影響で稀に B-CASカードが故障してまう事があるようですが、そうした場合も同様に再発行してもらうことが出来ます。

再発行手数料は 1枚辺り税込 2,160円(2022年9月現在)。再発行手数料の支払い方法は着払いでの代金引換のみとなります。「こちらのページ」から発行理由とカードの種類を選び、メールアドレスを入力して仮申込みを行うと折り返し確認メールが届くようです。受信機の型番(テレビなどのもの)と B-CASカードの番号が必要になるので用意しておいて下さい。

尚、受信機(テレビ等)を新品で購入してから 3年以内に B-CASカードが故障した場合は過失が無ければ無償で交換に応じてもらえるそうです。この場合は電話を掛けてみて下さい。

■ 「B-CASカード」の使用者変更手続き方法

B-CASカードの使用者変更手続きは、元の所有者・新しい所有者のどちらの側からでも行うことが可能です。この使用者変更手続きに費用は掛かりません。電話を掛けさせすれば可能なので、中古で B-CASカードの付いたテレビなどを入手した場合は面倒くさがらずに行っておきましょう。

カード使用者の変更を申請するには B-CAS のカスタマーセンターに電話を掛ける必要があります。

ナビダイヤル:0570-000-261 IP電話:045-680-2868


受付時間は 10:00 ~ 20:00 です。年中無休で受け付けてくれますが、ナビダイヤルを使う場合は電話代にご注意下さい。というのも、ガイダンス音声が流れた後オペレーターに繋がるのですが、かなり待たされるかも知れません。私は Rakuten Link から IP電話の方に掛けたので電話代を気にする必要はありませんでしたが、暇そうな(?)15時くらいに電話を掛けてみたところ 10分近く待たされました。

オペレーターに繋がったあと B-CASカードの使用者変更申請を行いたい旨を伝えます。手続きを行ってもらうには B-CASカードに記載されている 20桁の番号が必要になるで事前に確認しておきましょう。

その後郵便番号、住所、氏名、電話番号を伝えれば手続き完了です。4~5日程度すると「B-CASカード使用許諾契約約款」が普通郵便で送られてくるので、目だけ通しておいて欲しいとのこと。

注意事項として、以前の使用者が有料放送(WOWOW やスカパーなど)を契約していた場合は、契約情報の齟齬が起こることがあるかも知れないそうです。この場合は、各事業者の方に契約情報の変更ができるかどうか確認して欲しいとのこと。この点については B-CAS社は関与しないそうです。

■ 「B-CASカード」は ” 破棄 ” してもよいのか?

「B-CASカード」は B-CAS社から貸与されたものである事は冒頭でも触れましたが、テレビが壊れたりして B-CASカードが不要になった場合はどうすれば良いのでしょうか?

借りたものである以上返すのが原則なので、B-CAS社に連絡すれば返却用の封筒を送ってもらえるそうです。ですが、B-CASカードは、ICチップ部分にハサミを入れて切断することで所有者自身が破棄する事が可能です。但し、故障などで交換する場合は必ず返却する必要があるとのことなので、早まってハサミを入れてしまわないようご注意下さい。


今回は私が「B-CASカードを譲り受けた側」として使用者変更手続きを行いましたが、「譲渡する側」として手続きする場合は、この送られてくる「約款」をテレビなどを売却なり譲渡なりする際に一緒に付ければいいそうです。但し、「B-CASカード」はあくまでも B-CAS社から貸与されたもの。手続きを済ませたからと言っても「B-CASカード」単独で売却するのは違法行為になりますのでくれぐれもご注意を。