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何かの参考にして頂ければ幸いです。

ノスタルジックなデザインが魅力の持ち運び可能な LEDランタン「BALMUDA(バルミューダ)The Lantern」レビュー!

BALMUDA(バルミューダ)の創業は 2003年。異色の経歴を持つ社長の下、「自分が欲しいと思うものを作る」をコンセプトに掲げて起業し、ノートPC用冷却スタンドや現在でも販売されている「LEDデスクライト」などを発売しますが、高価過ぎたことや需要の見誤りなどもあって一時は倒産寸前にまで追い込まれたそうです。

そんな中発売された扇風機「GreenFan(現在の The GreenFan)」は、独自の羽根構造を採用することで自然な風を再現することに成功し、DCモーターの採用で節電需要にもマッチしたことなどから高価な製品にもかかわらず起死回生の大ヒット商品に。サーキュレーターや空気清浄機などの投入で空調家電分野で足場を固めたあとキッチン家電分野へ参入し、「BALMUDA The Toaster」を 2015年に発売します。

「The Toaster」はスチーム機能を搭載した ” 高級トースター ” という新しい調理家電分野を切り開いた画期的な製品となりました。その後各メーカーが後を追うように競合製品を発売してきたことからもこの点は明らかでしょう。たかがトースター(失礼)に 2万円以上?!と驚いたものですが、今ではすっかり定着したようです。現在使っているトースターが壊れたらうちでも購入を考えるかも知れません。

「BALMUDA」と言えば最近発売された「BALMUDA Phone」が記憶に新しいところ。アレははっきり言って悪手でしたね・・・。主因はやはりミドルクラスの SoC を採用しながら価格はハイエンドスマホだったという点にあるでしょう。スマホは 1年毎に新製品が発売され、性能も日進月歩です。発売時点で上位の SoC を採用するか、あるいはもっと低価格で発売することが出来ていればここまで酷評されることは無かったでしょうに・・・。

まあ迷走(失礼)することもあるようですが、やはり魅力ある製品が多いのは事実。就寝前の読書灯として良さそうな照明器具を探していた折りに BALMUDA から発売されている「The Lantern」という製品が目に留まりました。今ではすっかりお気に入りのランプになっているわけですが、実際の使い心地などをレビューしておくことにします。


■ 「BALMUDA The Lantern(L02A-BK)」

BALMUDA の製品を手にしたのは初めてですが、パッケージはかなりシンプルなのですね。「BALMUDA The Lantern」には、ブラック / ホワイト / グレー / クラッシックレッド / ネイビーブルー の 5色のカラーバリエーションが用意されていますが、クラッシックレッドとネイビーブルーの 2色は直営オンラインストアのみで購入可能です。ちなみに私が入手したのはブラックモデル。

The Lantern -1

ランタン本体の他には USB充電器と USBケーブル(一緒に撮り忘れました)、取扱説明書のみが同梱されていました。取扱説明書については「こちら」から PDF も入手可能です。

The Lantern -2 The Lantern -3


非常にオーソドックスなシルエットが素敵です。ランプのホヤはガラス製では無くポリカーボネート製のようなので、割れる心配は無いでしょう。本体下部のつまみが電源スイッチとボリュームを兼ねていて無段階で明るさを調節することが可能です。ボリュームを回すと暖色系の淡い光から温白色の明るい光へと徐々に色合いと明るさが変化します。「The Lantern」の主な仕様は以下の通り。

全光束 約 195 lm(無段階調光)
バッテリー時連続稼働可能時間 3 ~ 50 時間(最大照度~最小照度)
バッテリー充電時間 約 6時間
防水・防塵性能 IP54
本体寸法 110x103x248 mm(ハンドル含む)
本体重量 630 g

「IP54」の防塵・防滴性能を持っているということなので、自宅のベランダやキャンプなどで使っていて急に雨が降ってきたという程度であれば多少濡れても大丈夫そうです。行燈のように夜の散歩に持ち出すというのもいいかも知れませんね。バッテリー内蔵なのでどこにでも気軽に持ち出すことが可能です。

■ バッテリーパックは交換可能

充電式のバッテリーを内蔵した機器を使用する上で気になるのはバッテリーの寿命ですが、「BALMUDA The Lantern」では簡単にバッテリーの交換を行うことが出来るようになっています。

The Lantern -4 The Lantern -5


裏蓋を外すとバッテリーパックにアクセスすることが出来ます。バッテリーパックのコネクタは脱着を繰り返すことが前提では無いので、取り外す際に引きちぎったりしないようにご注意を。

The Lantern -充電ポート The Lantern -充電中


充電ポートは本体の裏側にあります。残念なことに端子形状は MicroUSB です。USB Type-C ならもうちょっと使いやすかったのですけどね。充電中は右の写真の様にランプが点灯します。バッテリー残量が少なくなるとこのインジケーターが点滅するようですが、裏側にあるのでちょっと分かりにくいかも知れませんね。ライトを点灯させながらの充電も出来るようです。

バッテリー 充電器


バッテリーパックの規格は、3.6V 2,000mAh。リチウム電池ではなく、ニッケル水素電池が使われていました。約 500回の充放電が可能とのことで、バッテリー駆動時の点灯時間が最大照度時に 1.5時間以下になったら寿命だそうです。尚、交換用のバッテリーパックは BALMUDA のサイトで消耗品として購入可能です。価格は税込 1,980円(2022年9月現在)と良心的。

付属の充電器は 5V=2A の一般的なもの。ごく普通の USB充電器なので、ケーブルさえあればスマホ用の充電器などを流用することが可能です。消費電力は最大光量時の実測で 2W程度でした。バッテリーへの充電を同時に行った場合でも最大 6W程度とのこと。

The Lantern -モバイルバッテリー駆動

実はこの「BALMUDA The Lantern」、バッテリーパックを外した状態でも外部電源さえ接続すれば使用することが出来ます。スマホ用などの多ポート充電器に繋ぎっ放しにしてもいいですし、上の写真のように モバイルバッテリー に接続して使う事も可能です。モバイルバッテリーは 10,000mAh以上の大容量のものも安くなっているので、こうしたものを使ってより長時間灯りを点すことも出来ますね。もちろんモバイルバッテリーからの充電も問題ありません。泊まりで出掛けたりする際には是非ご一緒に。

■ ゆったりくつろぎ空間を演出

LED光源として、色温度 1600K の ” 太陽光LED ” と色温度 3000K の ” 白色LED ” の 2つを搭載しているそうです。本体にあるダイヤルの回し具合でこれらの光源がミックスされて色合いが変化するようです。また、暗い状態では不定期にゆっくりと明滅し、揺らぎのある光を楽しめます。

The Lantern -使用例

光量を上げれば読書灯として十分な明るさを得ることが出来ますし、暖色系の光にして食卓を演出することも可能です。或いは揺らぎのある光を楽しみつつリラックスして音楽に浸るというのもいいですね。もちろん災害時の非常灯としても重宝すること間違いなし!安いとは言いませんが、その分所有欲はしっかり満たしてくれる製品だと思います。贈り物にするにもぴったりでしょう。BALMUDA にはまたあっと驚く独自性溢れる製品の発表を期待したいですね!