(新)タイトルいつ決めるのさ

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Helinox「チェアワン」で ” チェアリング ” 始めます!

” チェアリング ” という言葉を聞いたことがありますでしょうか。簡単に言ってしまうと「持ち運び式の椅子を好きな場所に置いて自然に浸る」というだけの行為です。椅子を置く場所は川辺であったり公園であったりとどこでも構いません。その手軽さからアウトドアを楽しむ手段の 1つとしてじわじわと広まってきているようです。

ただ単に風を感じたり波の音などを聴きながらボーッと自然を眺めているだけでもヨシ、お気に入りの音楽に浸るもヨシ、食事を作ったり読書したりと何をしても構いません。木陰に椅子を置いてお昼寝というのも魅力的です。SNS を検索したりすれば皆思い思いに楽しんでいるのが分かるでしょう。

もちろん持ち運び可能な椅子は軽くなればそれだけ価格も上がりますし、強度や耐久性など考えるべき点はありますが、とにかく椅子さえあればいいので、キャンプなどに比べて初期投資が非常に少なく済みます。な~んて言いつつ初めてみると今度はテーブルが欲しくなったり、珈琲を淹れてみたくなったりといった具合に結局物欲の ” 沼 ” に嵌まっていくのですけどね(笑)。

■ Helinox(ヘリノックス)の「チェアワン」でチェアリングデビュー!

以前からサイクリングとの相性が良さそうだなと思ってどこのメーカーの製品を買おうか迷っていたのですが、マリンピア神戸の mont-bell で Helinox(ヘリノックス)の椅子を見ていたところ店員さんから「座ってみていいですよ!」と声を掛けて頂けたのでいくつか座り心地を試させて頂きました。

アウトドアチェアとしてはあまりに定番過ぎる Helinox の椅子ですが、日本では mont-bell が輸入代理店になっています。そして、特筆すべきはこの mont-bell がかなり安価で修理サービスを受け付けくれるようなのですよね(並行輸入品などは難しいかも知れませんが)。所謂 ” パチノックス ” などと呼ばれる類似品に比べて価格が高いのは確かですが、万が一ポールが折れてしまったとしても修理が可能であるという事が非常に魅力的でした。

いくつか座らせてもらったりした結果、Helinox の「チェアワン」を購入する事に決定!カラーはダークネイビーにしました。私もついに ” チェアリング ” の世界へと足を踏み入れてみることにしました!やはり店頭で実際に座り心地を確かめてみるのは大事ですね。


この時座り比べてみたのが同じ Helinox の「チェアゼロ」という製品。「チェアワン」がスタッフバッグ込みで 960g なのに対して「チェアゼロ」は僅か 510g。ほぼ半分です。


自転車で持ち運ぶのなら軽いに越したことはありませんが、座り心地が結構違いました。座面の高さは「チェアワン」の 35cm に対して「チェアゼロ」は 28cm とほぼ同じですが、「チェアワン」の座面シートの作りの方が明らかにしっかりしていました。これが重量と座り心地の違いになっているのでしょう。

耐荷重も「チェアワン」の 145kg に対して「チェアゼロ」は 120kg となっています。実際に体重 145kg の人が座るには座面の面積が小さすぎて座れないだろうと思いますが、耐久性の違いというところに現れてくるんじゃないでしょうか。ただやはり「チェアゼロ」の軽さが魅力なのも確かですね。まあ私の場合はカメラやレンズも持っていくので多少の重量増は許容範囲(笑)。

チェアワン-1 チェアワン-2


スタッフバッグに収納した状態で 幅 35cmx奥行き 10cmx高さ 12cm です。クロスバイクだとワイヤーが干渉すると思いますが、ロードバイクならハンドルバーにぶら下げることが出来るかも知れません。スタッフバッグにも上手くストラップを通すことの出来るベルトが付いていますしね。

チェアワン-3 チェアワン-4


ポールをシートで包む感じでスタッフバッグの中に収納されています。取り出すのは簡単なのですが、実は初めてしまう時にちょっと悩みました。まあ何度か出し入れしていたらすぐに慣れると思います。

チェアワン-5 チェアワン-6


軽くて丈夫なテント用アルミポールで有名な DAC社のポールが使用されています。” GREEN Anodizing ” という環境負荷の低いアルマイト処理方法が使われているのだとか。シートにポールを差し込む部分の縫製もしっかりしています。全体に非常に丁寧な作りで、値が張るだけのことはありますね。

チェアワン-7 チェアワン-8


ポールは全てこのように伸縮性のあるドローコードで繋がれているので、組み立ても非常に簡単です。導かれるままにポールを基部に差し込んでいくだけでOK。

チェアワン-9 チェアワン-10


脚を組んだらスタッフバッグを写真の様に通しておくと座った時に小物入れとして使えるようになっています。スマホや食料なんかを入れておくととても便利。シートはポールの上部 2箇所を先にはめておいてから下部を少し引っ張りながら差し込む感じにするのが組み立てやすいと思います。

素の状態では脚の石突きが細いので落ち葉の積もった場所や砂地などでは地面にめり込んでしまうようですが、グラウンドシートビブラムボールフィート などといったオプションも用意されているので、必要に応じて買い揃えると良いでしょう。

■ 「チェアワン」を携えて空港島へ GO!

天気が良かったので、サイクリングがてら神戸空港島の端っこにある「神戸空港島西緑地」に行って「チェアリング」してきました。うちからだとだいたい往復で 50km ほどの距離です。


場所が場所なのでここ、結構人が少なくて穴場なんですよね。すぐ側を神戸空港の滑走路が走っているので、間近で航空機の離着陸を見ることも出来ます。この緑地には簡易トイレくらいしかないので、食料などはポートアイランド内で買って来ておいた方がいいでしょう。空港ビルターミナルでお弁当を買ってくるというのもいいですね。ゴミ箱はありませんので必ず持ち帰ること。

緑地公園にて-1 緑地公園にて-2


時折行き交う航空機の離発着を見たり水辺で遊ぶ人々を眺めたりしつつ音楽を聴きながらボーッとしていると、いつの間にか 1時間半も過ぎていました。いい加減帰らねば(笑)。

チェアリング

こんな感じでプチリゾート気分を味わうことが出来ます。蚊などの虫も少なくなってチェアリングには最適な季節になってきました。移動時はパニアバッグに放り込んで持っていくつもりです。また荷物が増えてしまいますが、折りたたみ式のテーブルは早めに用意したいですね。


※ 追記 ※


柔らかい地面での脚の沈み込み対策として「チェアボールフィート」を取り付けてみました。 少し重くなってしまいますが、これで砂地や芝生などでも安心です。
(2023.3.26)