昔はちょくちょく作っていたプラモデル。ある日、部屋の整理をしていると、当時使っていた道具を入れていた箱が出てきました。接着剤や塗料は蓋が開かなくなっていたり、中が固まっていたりしましたが、ニッパーやクラフトナイフ、ヤスリなどはまだまだ使えます。
久しぶりに何か作ってみるのもいいかと買ってみたのが以下のキット。
鮮やかなオレンジのミニクーパーが目に留まって一目惚れ。13インチホイールの採用に伴うフェンダーのワイド化と 4灯式のフォグランプが特徴のスポーツ仕様モデルで、1998年に 600台だけの限定生産が行われたそうです。現在のミニクーパーは丸みを帯びた車体になってしまっていますが、私としては BMW による買収以前のちょっと角張って無骨な感じのボディの方が好みなんです。
ボディパーツはオレンジ、内装パーツは主にグレーの成形色となっており、メッキパーツやデカールも付属するので素組みでもある程度の見た目にはなりそうですが、せっかくなので塗装もやってみることにします。パーツ点数は 128 とさほど多くはありませんが、とにかく細かいパーツが多くて老眼の入ってきた身には辛い(苦笑)。塗装しながら少しずつ作っていくことにします。
![ミニクーパー-3](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/V/Vulpes-ferrilata/20240510/20240510233003.jpg)
![ミニクーパー-4](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/V/Vulpes-ferrilata/20240510/20240510233012.jpg)
![ミニクーパー-5](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/V/Vulpes-ferrilata/20240510/20240510233036.jpg)
![ミニクーパー-6](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/V/Vulpes-ferrilata/20240510/20240510233041.jpg)
ボディカラーの塗装には サーフェイサー を吹いてからタミヤの メタリックオレンジ(PS-61)を使いました。他は全部筆塗りとデカールです。古い塗料の中には乾いて固まってしまっているものや、蓋が開かなくなってしまっているものがあって結局結構な出費になりました。なにより筆が腐って(?)ボロボロになっていたのは誤算。。。
![ミニクーパー-7](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/V/Vulpes-ferrilata/20240510/20240510233214.jpg)
![ミニクーパー-8](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/V/Vulpes-ferrilata/20240510/20240510233221.jpg)
気をつけてはいたのですが、窓ガラスのクリアパーツにルームミラーを接着する際にうまく付かず、クリアパーツに接着剤が付いてしまいました。窓枠のモールもデカールで再現出来るようになっていたのですが、これ、無理(笑)。位置を修正しようとピンセットで触ると千切れる千切れる・・・。結局削って筆塗りする事にしました。やっぱり手先の器用さがかなり落ちてますね・・・。
切り出したパーツを椅子のキャスターで踏んで粉砕してしまったり筆塗りしていて余計な所に塗料を付けてしまったりと色々あったりして納得のいかない部分も多々ありますが、なんとか完成にまでは漕ぎ着けました。とにかく老眼が大敵でした。以前買っていた ” ハズキルーペ ” にこんなところで助けられるとは(苦笑)。まあまた気が向いたら何か作ってみることにしよう・・・。