「インテル ドライバー & サポート・アシスタント」というツールをインストールしていると Intel 関係のドライバーに更新があった際に通知してくれるようになります(ダウンロードは「こちら」から)。LAN や Bluetooth のドライバーの更新などを通知してくれるので入れておくとまあ便利だろうと思います。
ただ、ちょっと前から Intel Rapid Strage Technology(IRST)を更新しろという通知が出るものの、いざインストールしようとすると古いドライバのアンインストール段階で「致命的なエラーが出たので作業を中止した」というようなメッセージが出て更新出来なくなっていました。インストーラーからの更新が駄目な場合普通ならコントロールパネルから「プログラムのアンインストール」に進んで対象のプログラムをアンインストールすれば大丈夫なはずなのですが、そちらからも一切いじることが出来ません。何度試しても駄目ですし、特に実害があるわけでもなかったので放っていたのですが、やはりシステムドライブの制御に関わる部分ですし気持ちが悪いので直しておくことにしました。
調べてみたところ Microsoft の Windows サポートにある「プログラムのインストールまたは削除がブロックされる問題を解決する」という記述に従えば解決できそうなことがわかりました。
このトラブルシューティング ツールでは以下のような問題を修正できるそうです。
・64 ビット オペレーティング システムの破損したレジストリ キー。
・更新データの管理で使用される破損したレジストリ キー。
・新しいプログラムのインストールを妨げる問題。
・既存のプログラムの完全なアンインストールまたは更新を妨げる問題。
・コントロール パネルの [プログラムの追加と削除] (または、[プログラムと機能]) で行うプログラ
ムのアンインストールがブロックされる問題。
「ダウンロードする」ボタンを押すと「MicrosoftProgram_Install_and_Uninstall.meta.diagcab」というファイルが落ちてくるのでダブルクリックで起動します。後は下の SS の流れで。
この状態で Intel からダウンロードしておいた新しい「SetupRST.exe」をセットアップしてみたところすんなりインストールする事ができました。
再起動完了後にデバイスマネージャーから確認してみたところ、SATA AHCI Controller が「17.2.0.1009」から「17.7.0.1006」へ無事更新されていました。