夕方に須磨の方で用事があったのですが、ちょっと時間があったので、神戸市内で 6箇所目となる公式の ” BE KOBE ” モニュメントを見るついでに辺りをブラブラしてきました。こちらのモニュメントは、 老朽化のため閉園となった「神戸市立須磨海浜水族園」を民営化し、全面的に建て替えて作られた「神戸須磨シーワールド」のグランドオープンに合わせて公開されたものです。
市営の頃と比べると料金は跳ね上がってしまいましたが、新しくオープンした「神戸須磨シーワールド」は西日本で唯一のシャチのパフォーマンスを観ることが出来る水族館として大盛況のようですね。私も多少は落ち着くであろう秋か冬くらいに一度行ってみたいと思っています。
■ 「須磨シーワールド」周辺をブラブラと
須磨海岸の前の国道 2号線は自転車でよく通りますし、お世話になっている TREK のショップ が近くにあります。休憩で須磨海浜公園に寄ることもちょくちょくあるのですが、これまでゆっくり歩いてみて回るということも無かったので、周辺を散策してみることにしました。
奥に見えている 2つの大屋根が神戸須磨シーワールドのドルフィンスタディアムとオルカスタディアム。
周辺に人が少ないなと思ったら平日の営業は 18時までだったのですね。土日祝日は 21時までやっているそうです。1日券の料金は 3,700円から 2,900円(大人)の間で時期によって変動するようになっています。年間パスポートも用意されますが、当面の間は販売中止とのこと。
こちらは併設された「神戸須磨シーワールドホテル」。1室2名で 1泊 25,500円~100,000円オーバーの部屋までとなかなかのお値段ですが、宿泊者にはチェックイン日からチェックアウト日までの 神戸須磨シーワールド入場チケットが付いて来きます。最上級の部屋に水槽が付いた「シーワールドアクア」は既に来年の 1月後半までが予約で埋まってしまっているようです。
客室は全室オーシャンビュー。1日3グループ限定ですが、追加で「ドルフィンラグーン」が設置されていてイルカと触れ合うことのできる体験型アクティビティに申し込むことも可能なのだとか。
こちらは 1,000台以上収容可能な「須磨海浜公園駐車場」。ホテの駐車場は宿泊者限定ですが、こちらは誰でも利用することが可能です。繁忙期(7、8月と土日祝日)は最大料金の設定が無く、青天井になってしまうのでご注意下さい。バイクは「須磨海浜公園バイク駐輪場」の方へ。最初の 8時間が 200円、以後 8時間毎に 250円追加だそうです。他に西側にも短時間利用者向けの駐車場もあります。
海側は JR須磨駅まで 1.7km ほどに渡る遊歩道が整備されて非常に綺麗になりました。
高い壁に阻まれてさすがに海側からシャチのジャンプなどを観ることは出来そうに無いですね。
実は神戸須磨シーワールドには「AQUALIVE」館の一部だけですが無料開放されているエリアがあります。「SUMA COLLECTION」と名付けられたこのエリアには須磨海浜水族園で飼育されていた淡水魚の一部が展示されているそうです。入ってみようと思ったのですが・・・残念!こちらも 18時まででした。世界最高齢となった「ロングノーズガー」を観ることが出来るそうですよ。
周辺には食事スペースも整備されています。こちらは米国西海岸のテント小屋をテーマにしたカフェ&BBQパークの「YURT CAFE&BBQ PARK」。バーベキュー以外にもブリトーやタコライス、パスタにスイーツなどを楽しむことが出来るそうです。
シーフードレストランの「レッドロブスター」ですが、5月に米国の本社が連邦破産法 11条の適用を申請して経営破綻してしまったものの、日本法人は資金繰りを含め国内で完結した別母体とのことで影響は免れたようです。どうやら米国の方では新型コロナ禍の客数減少を挽回すべく始めた食べ放題が完全に裏目に出てしまったようですね。
スターバックスも出来ています。海岸からはやや離れた場所にあるため、海を見ながらのんびりと・・・というわけにはいきませんが。
現在三菱重工の造船所がある和田岬に設置されていた現存最古の鉄骨灯台が須磨海岸に移築されています。明治 17年のものなのだそうですよ。11月1日の「灯台の日」には内部が一般公開されるそうです。
遊歩道はずっと須磨駅の方まで続いています。
■ 第6 の公式 ” BE KOBE ” モニュメント
さて、公式 6箇所目の ” BE KOBE ” モニュメントです。神戸須磨シーワールドのグランドオープンに合わせる形で公開されました。
場所は神戸須磨シーワールドの「ドルフィンスタディアム」と「アクアライブ」の真ん中の道を海側に出てすぐの所です。一応柵に囲われていてモニュメントに登ったりは出来ないようになっていますがまあ気休め程度にしかならないでしょうね。
このカラフルなモニュメント、近くに寄ってみるとうっすらと向こう側が透けて見えます。閉園した須磨海浜水族園の入り口にあった大水槽で使われていたアクリル板を再利用して作られているそうですよ。
夜間はこのようにライトアップされます。舞子のモニュメント と違ってここの広場は深夜に閉鎖されたりする事は無いのでいつでも見ることが出来ます。
残念ながら後ろには海しか無いので夜は真っ暗です(笑)。昼間もそうですが、写真映えという意味ではイマイチかな・・・。いっそのこと裏向きで神戸須磨シーワールドをバックになるように設置した方がよかったんじゃないかという気がします。
これで現在設置されている ” BE KOBE ” モニュメントは全て回ることが出来ました。そのうちまとめた記事でも書いてみましょうかね。それにしても ” BE KOBE ” モニュメントも増えたものです。7個目として 新神戸駅前に設置する計画 もあるそうですよ。